平成4334日目

2000/11/19

この日のできごと(何の日)

【イチロー外野手】マリナーズ入団会見

米大リーグ、シアトル・マリナーズは19日、同球団の筆頭株主、山内溥氏(73)が社長を努める任天堂新本社(京都市)で、プロ野球オリックス・イチロー外野手(27)の入団を発表。日本人野手で初の大リーガーが正式に誕生した。3年の複数年契約。それ以外の内容は明らかにされていないが、契約金、年俸などの総額は約15億円とみられる。同球団には今年のアメリカン・リーグの新人王、佐々木主浩投手(32)が在籍している。

背番号はオリックス時代と同じ「51」に決まり、登録名もイチロー選手の希望通り「ICHIRO(イチロー)」となった。

会見で「ICHIRO」と縫い込まれたユニホームにそでを通したイチロー外野手は、「身の引き締まる思い。無事、契約を終え喜んでいる。マリナーズの一員としてプレーできることを光栄に思っています」と語った。《読売新聞》

 

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【大相撲九州場所】千秋楽

大相撲九州場所千秋楽(19日・福岡国際センター)曙が14勝1敗で2場所ぶり11度目の優勝を飾った。

2敗で追う琴光喜が武双山を送り出し、優勝決定戦に望みをつないだが、結びの一番で、曙は左上手を引きつけて武蔵丸を寄り切り、年間最多勝に華を添えた。

琴光喜は殊勲、技能、敢闘の3賞を獲得、曙を破るなど新小結で9勝を挙げた若の里も殊勲賞を受賞した。十両は金開山が優勝。

今場所は1度も大入り満員がなかった。これは、日本相撲協会が統計を取り始めた1985年以降で初めて。《共同通信》

【東京国際女子マラソン】

来年8月の世界選手権(カナダ・エドモントン)の代表選考会を兼ねた東京国際女子マラソンは19日、東京・国立競技場を発着点とする42.195キロのコースに約300人の選手が参加して行われ、シドニー五輪銅メダルのジョイス・チュプチュンバ(ケニア)が2時間24分2秒で初優勝した。24歳の土佐礼子(三井海上)が2時間24分47秒で2位に入り、世界選手権の代表に決まった。

快晴で、スタート時の気温は12度前後。土佐が序盤から積極的に飛び出したが、チュプチュンバは折り返し地点で追いつき、徐々に土佐を引き離して優勝した。この大会のアフリカ勢の優勝は初めて。日本勢の連勝は5で止まった。《共同通信》

【J2】最終節

Jリーグ2部(J2)最終節(19日・浦和市駒場スタジアムほか=5試合)最終節にもつれ込んだ1部(J1)昇格争いは、浦和レッズが土橋の延長Vゴールでサガン鳥栖を2−1と退けて勝ち点82で2位となり、J1復帰を決めた。

浦和は後半開始直後に先制したが、同7分に追いつかれ、さらにDF室井の退場もあって苦戦を強いられた。しかし、相手のPK失敗にも助けられ、延長前半5分に土橋が決勝点を挙げた。

3位の大分トリニータは大宮アルディージャを1−0で下したが、勝ち点差1で浦和に及ばなかった。《共同通信》

【自民党】加藤紘一、山崎拓両氏に離党勧告

森喜朗首相に対する退陣要求で危機に直面している自民党抗争は19日、内閣不信任決議案の採決に向けて主流、非主流派が大詰めの攻防を繰り広げた。両派の対立が解けなければ、内閣不信任案は20日の衆院本会議で採決される運びで、賛否は伯仲しており、可否は予断を許さない。自民党は1993年以来、党分裂の瀬戸際だ。

自民党執行部は19日夕、内閣不信任案の賛成を明言している加藤紘一、山崎拓両氏に対し正式に離党勧告。緊急役員会では両氏が応じない場合は本会議採決前にも除名処分を行う方針を決めた。《共同通信》

【栃木県知事選】福田昭夫氏が初当選

任期満了に伴う栃木県知事選は19日投票、即日開票の結果、無所属で元同県今市市長の福田昭夫氏(52)が、5選を目指していた現職の渡辺文雄氏(71)=自民、民主、公明、自由、保守、自由連推薦=と、元同県職員の野口要氏(59)=共産推薦=のいずれも無所属の二人を破り、初当選を果たした。

「5期は長すぎる」と多選批判を中心に、県政刷新を訴え無党派層の支持を集めた福田氏が、共産を除く県政オール与党などの推薦を受け、4期16年の実績を強調した渡辺氏に競り勝った。10月の長野知事選同様、既成政党への政治不信が栃木でも噴出した。同県知事選での現職候補の落選は41年ぶり。

福田氏は知事交際費の全面公開などの情報公開や一部公共事業の見直しを公約に掲げ、地盤の今市市などから120人のボランティアが支援活動。宇都宮市など都市部の無党派層を中心に票を集めた。《共同通信》



11月19日 その日のできごと(何の日)