令和1677日目

2023/12/02

【野球・筒香嘉智選手】地元和歌山に天然芝の球場

今季米大リーグ、ジャイアンツ傘下のマイナーなどでプレーした筒香嘉智が出身地の和歌山県橋本市に建設した野球施設の竣工式が2日、開かれた。出席した筒香は「世界で活躍できるような人材を足元からつくっていきたい」とあいさつした。

施設の名称は「TSUTSUGO SPORTS ACADEMY」で両翼100メートルのメイン球場は内外野ともに天然芝の仕様。内野フィールドと室内練習場も備える。

少年野球チームも設立し、小学1〜6年の約60人が活動している。建設費約2億円を自費で投じた筒香は「全国の野球チームのサンプルとなるようなチームをつくりたい」と目標を掲げた。《共同通信》

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【王貞治さん】台湾で始球式

日台の共通のスター、王貞治さん(83)(ソフトバンク球団会長)が2日、台湾初のドーム球場となる「台北ドーム」のオープンを記念する始球式に登場し、見事な投球を披露した。台湾メディアは「歴史的な第1球」と伝えた。

王さんは「野球はやる場所によってレベルが変わる。このドームを見て(台湾野球の)将来に明るい希望を持った」とあいさつ。「台湾野球に栄光あれ」と力を込めた。

式典に参加したショウ万安・台北市長は、王さんは健康状態が万全ではないにもかかわらず台湾を訪れてくれたと述べ、謝意を表明した。日台の野球の発展に貢献したとして王さんに「台北市名誉市民」の証書を手渡した。《共同通信》

【東海道新幹線】車内でスプレー

2日午後7時25分ごろ、静岡県警から浜松市消防局に「東海道新幹線内でスプレーが噴射された。複数人がせきこんでいる」と連絡があった。市消防局によると、新幹線内にいた7~32歳の女性の乗客5人が目やのどの痛みを訴えているという。

JR浜松駅の関係者からは、市消防局に「クマ撃退用のスプレーが誤噴射した模様」という連絡があったという。《朝日新聞》

2日午後7時15分ごろ、JR浜松駅に停車していた岡山発東京行き東海道新幹線「ひかり518号」の車内で、スプレーがまかれ乗客5人が目や喉の痛みを訴えたトラブルで、JR東海によると、ひかり518号は浜松―東京間で区間運休し、乗客は全員浜松駅で下車。上下計38本が遅れ、約3万9千人に影響した。《共同通信》

【首相動静】

ヨルダン国王と会談

岸田文雄首相は2日(日本時間同)、訪問先のアラブ首長国連邦(UAE)ドバイでヨルダンのアブドラ国王と会談した。ヨルダンがパレスチナ自治区ガザ情勢の影響で厳しい財政状況にあるとして、約1億ドル(約146億円)の財政支援を実施すると表明した。両氏はガザの人道状況改善と事態の早期沈静化に向けて連携すると確認した。

日本は、イスラエルの隣国で同国と国交があるヨルダンは中東情勢で重要な立場にあると認識。緊張緩和へ協力を進めるためにも両国関係を強固にしたい考えだ。アブドラ氏は日本の支援に謝意を示した。

首相は会談で「全ての当事者が国際人道法を含む国際法を順守しなければならず、民間人の被害を防ぐためにあらゆる措置を講じる必要がある」と指摘した。

首相はドバイで記者団に、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘再開に関し「大変残念だ。人質の早期解放や状況改善へ外交努力を続ける」と語った。

来年の先進7カ国(G7)議長国イタリアのメローニ首相らとも会談し、中東情勢を巡る連携を申し合わせる。 《共同通信》

イラン大統領と電話会談

岸田文雄首相は2日午後(日本時間深夜)、訪問先のアラブ首長国連邦(UAE)のドバイでイランのライシ大統領と電話会談した。首相は、イエメンの親イラン武装組織フーシ派による日本郵船運航船の乗っ取りを「断固非難する」と表明し、乗組員の早期解放や行動抑制を同派に働きかけるようライシ氏に要請した。

首相はパレスチナ自治区ガザの状況に関し、さらなる人質の解放と事態の沈静化へイランが役割を果たすことも求めた。「全ての当事者が国際人道法を含む国際法を順守しなければならず、実際の軍事行動では民間人の被害を防ぐべく、実施可能なあらゆる措置を講じる必要がある」と指摘した。

両首脳は、引き続き意思疎通を継続していくことで一致した。《産経新聞》

仏大統領と電話会談

岸田文雄首相は2日(日本時間3日未明)、訪問先のアラブ首長国連邦(UAE)でフランスのマクロン大統領と電話で会談した。会談後、2027年までの両国の幅広い協力目標を定めた新たなロードマップ(行程表)を発表した。覇権主義的な行動を強める中国をにらみ、インド太平洋地域の国際秩序維持に決意を表明し、経済安全保障や防衛協力の拡大を盛り込んだ。

フランスがインド太平洋地域に領土を持つ点を踏まえ「共にインド太平洋国家として、地域の安全と繁栄の維持に向けて緊密に連携する」と明記。台湾海峡の平和と安定が重要だとして、両岸問題の平和的解決を促した。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

ロシア占拠の原発、電源一時喪失

ウクライナ国営原子力企業のエネルゴアトムは2日、ロシアが占拠する南部ザポロジエ原発が外部電源を一時喪失し、非常用ディーゼル発電機が作動したと発表した。電源はその後復旧した。

国際原子力機関(IAEA)によると、喪失が起きたのは1日夜から2日朝にかけて。同原発が全ての外部電源を失うのは5月以来という。《共同通信》

【イスラエル・パレスチナ情勢】

ガザ攻撃、南部で強化

パレスチナ自治区ガザで戦闘を再開したイスラエル軍は1日夜〜2日、南部ハンユニスへの攻撃を強化した。イスラエルメディアが報じた。軍は既に掌握した北部から南部に地上侵攻を拡大する構えで、住民らに南部ラファなどへさらなる退避を要求。ガザの保健当局は2日、戦闘が1日に再開されて以降の死者は193人になったと発表した。民間人被害の拡大や人道危機の深刻化が懸念される。

中東の衛星テレビ、アルジャジーラはカタールやエジプト、米国が再び戦闘を休止するための仲介交渉を続けているが、難航していると報じた。

軍は2日、戦闘再開後にガザ全域で400以上の標的を攻撃し、うち50以上はハンユニスの標的だったと発表した。ハマスは1日、ロケット弾を断続的にイスラエルに発射し、軍が大部分を対空防衛システムで迎撃した。

国境なき医師団は声明で「無差別攻撃によりガザに安全な場所はない。持続的な停戦を求める」と訴えた。国連パレスチナ難民救済事業機関事務局長も「とても惨めな日々がこれから始まる」とXに投稿した。《共同通信》

イスラエル、交渉チーム帰国指示

イスラエル首相府は2日、交渉は「行き詰まった」としてネタニヤフ首相がカタールに派遣した情報機関の交渉チームに帰国を指示したと発表した。中東の衛星テレビ、アルジャジーラはカタールやエジプト、米国が再び戦闘を休止するための仲介交渉を続けているが、難航していると報じていた。

国境なき医師団は声明で「無差別攻撃によりガザに安全な場所はない。持続的な停戦を求める」と訴えた。国連パレスチナ難民救済事業機関のラザリニ事務局長も南部に逃れた多数の住民が再度の避難を強いられているとし「とても惨めな日々がこれから始まる」とX(旧ツイッター)に投稿した。《共同通信》

【フィリピン】ミンダナオ島沖でM7.7の地震

2日午後11時37分ごろ、フィリピン付近で地震が発生した。気象庁によると地震の規模はマグニチュード(M)7.7。米地質調査所(USGS)によると、震源はミンダナオ島の東沖で、深さは32.8キロ。気象庁はこの地震に伴い、千葉県内房、伊豆諸島、小笠原諸島、静岡県、愛知県外海、三重県南部、和歌山県、徳島県、高知県、宮崎県、鹿児島県東部、宮古島・八重山地方に津波注意報を出した。

到達予想は、早い所で宮古島・八重山地方で3日午前1時半ごろ、高さ1メートル。政府は2日夜、官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置。気象庁は3日未明に記者会見し、津波注意報が解除されるまでは海岸に近づかないように呼びかけた。

気象庁によると、フィリピンのダバオで8センチの津波を観測した。

千葉県館山市や、沖縄県石垣市、宮古島市など太平洋や東シナ海に面する各地で3日未明までに海岸付近の住民へ避難指示が出た。宮崎県は情報連絡本部を設置した。《共同通信》