令和1603日目

2023/09/19

【アゼルバイジャン】アルメニア軍を攻撃

南カフカス地方アゼルバイジャンの国防省は19日、ロシアの同盟国で隣国アルメニアとの係争地ナゴルノカラバフ自治州で「局所的な対テロ措置」を開始したと発表した。高精度兵器による軍事目標の破壊が目標だとしている。アゼルバイジャン国防省はまた、アルメニア側から砲撃を受け、自国兵2人が負傷したとも主張した。両国の大規模な戦闘に発展するかは不明。

ともに旧ソ連構成国である両国と関係が深いロシアは停戦を求めた。

アゼルバイジャンのメディアは、同国軍が同自治州内のアルメニア軍の防空システムを長距離攻撃で破壊したとするビデオを公開した。一方、タス通信によると、アルメニア側は同自治州内への自国軍の配備を否定。「アゼルバイジャンによる侵略だ」と指摘した。

両国の間では2020年秋、同自治州を巡る大規模紛争が発生。ロシアの仲介で停戦したが、その後も散発的な衝突が起きてきた。

20年の紛争ではトルコを後ろ盾としたアゼルバイジャンが事実上勝利。同自治州内の実効支配地域の多くを失う形となったアルメニアはロシアの停戦仲介に不満を示し、最近はロシアとの疎遠化が目立っている。《産経新聞》

アゼルバイジャンが「対テロ作戦」を開始したアルメニアとの係争地ナゴルノカラバフの当局者は19日、アゼルバイジャン軍の攻撃で27人が死亡し200人が負傷したと述べた。アゼルバイジャン大統領府はナゴルノカラバフ側が武器を放棄し軍事組織を解体するまで作戦を続けると通告、全面降伏を迫った。インタファクス通信が伝えた。

ナゴルノカラバフを支援するアルメニアのパシニャン首相は攻撃を「挑発」と批判し、軍事行動はしないと表明。首都エレバンの首相府周辺には首相辞任を求める数千人の市民が集まり、警官隊と小競り合いになった。《共同通信》

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【大相撲】

大相撲秋場所10日目(19日・両国国技館)平幕で1敗同士の直接対決は熱海富士が高安を押し倒し、9勝1敗で単独首位に立った。

かど番の2大関は貴景勝が取り直しの末に宇良をはたき込み、7勝目を挙げた。霧島は新小結錦木に寄り切られて4敗に後退。新大関豊昇龍は関脇若元春を寄り倒し、連敗を3で止めて4勝6敗となった。若元春は4敗目。関脇大栄翔、新関脇琴ノ若はともに勝って6勝4敗とした。

熱海富士を高安がただ一人の2敗で追い、3敗は貴景勝や平幕北勝富士ら5人。十両は新十両大の里の全勝が止まり、一山本とともに1敗でトップに並んだ。《共同通信》

【プロ野球・19日】

オ3―2ロ

オリックスが3連勝で優勝へのマジックナンバーを「2」とした。東が7回5安打1失点で無傷の6勝目。打線は一回に杉本の適時二塁打などで2点を先取し、六回に1点を加えた。ロッテは計6安打で反撃に勢いを欠いた。

楽3―2ソ

楽天が逆転勝ちで2年ぶりにソフトバンク戦の勝ち越しを決めた。則本は7回2失点でチームトップの8勝目を挙げ、松井裕が36セーブ目。1―2の七回に村林が2点二塁打を放った。ソフトバンクは2番手の又吉が痛打された。

西7―4日

西武が逆転勝ち。3―4の六回に中村の17号ソロ、児玉の適時打、源田の2点打で計4点を奪った。松本が7回4失点で5勝目、水上が今季初セーブを挙げた。日本ハムは2番手のロドリゲスが4失点と継投に失敗した。

【岩手、宮城、福島県】震度4

19日午前4時33分ごろ、岩手県と宮城県、福島県で震度4の地震があった。気象庁によると、震源地は宮城県沖で、震源の深さは約60キロ。地震の規模はマグニチュード(M)5.5と推定される。津波の心配はない。

東北電力によると、宮城県の女川原発に異常は確認されていない。総務省消防庁の全国瞬時警報システム(Jアラート)が予想最大震度5弱の緊急地震速報を出した。《共同通信》

【東京株式市場】

連休明け19日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落した。前週末までの2日間で計800円以上上昇した反動で、当面の利益を確定する売り注文が膨らんだ。半導体需要の落ち込みが警戒され、関連銘柄が売られた。

終値は連休前の15日比290円50銭安の3万3242円59銭。東証株価指数(TOPIX)は1.92ポイント高の2430.30。出来高は約17億1613万株だった。《共同通信》

【ASEAN】初の合同演習

東南アジア諸国連合(ASEAN、10カ国)は19日、加盟国の軍隊で初となる合同演習の開幕式典をシンガポール沖のインドネシア・バタム島で開いた。インドネシアなど少なくとも5カ国が部隊を派遣。中国を念頭に、演習地を南シナ海周辺のナトゥナ諸島南方に移し、23日まで海上警備や物資運搬など非戦闘任務を想定した訓練を行う。

名称は「連帯演習ナトゥナ」とし「軍事協力による地域の平和と安定の促進」が目的。海洋進出を強める中国は8月末、南シナ海のほぼ全域に権益が及ぶとする新たな地図を発表し、ASEAN加盟国を含めアジア各国から反発が相次いでいる。《共同通信》

【MLB】

米大リーグ、エンゼルスは19日、大谷翔平(29)がロサンゼルスの病院で靱帯を損傷している右肘の手術を受けたと発表した。右肘手術はメジャー1年目の2018年10月に受けており、2度目となる。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

ゼレンスキー大統領、国連総会で演説

ウクライナのゼレンスキー大統領は19日、昨年2月のロシアによる侵攻後初めてニューヨークの国連総会に出席した。同日始まった一般討論で演説し、自国への侵攻を続けるロシアを倒すために世界が「団結しなければならない」として各国に支援を呼びかけた。

ロシアが占拠する南部ザポロジエ原発を念頭に、ロシアは他国の原発を「汚い爆弾」に変え、兵器として利用していると非難した。

自身が提唱するロシア軍撤退などを盛り込んだ和平案「平和の公式」に関し、140以上の国や機関が全面的か部分的に支持していると主張。平和の公式は、ウクライナだけでなく全ての国に対する侵略を阻止すると訴えた。

ゼレンスキー氏は20日にウクライナ情勢に関する国連安全保障理事会の公開会合に参加する。ロシア外交筋によると、ロシアはラブロフ外相が出席。国家元首が敵国の外相と公に相対する異例の機会になる。

各国首脳らが演説する一般討論は26日まで。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは19日、各地で行われ、ブルージェイズの菊池はニューヨークでのヤンキース戦に先発し、5回0/3を4安打1失点でメジャー自身初となる10勝目(6敗)を挙げた。六回無死一塁で、左肩周辺の筋肉のけいれんにより降板した。チームは7―1で4連勝。

ツインズの前田はレッズ戦に先発し、5回1安打無失点で6勝目(7敗)。試合は7―0だった。カブスの鈴木はパイレーツ戦に「4番・右翼」で出場し、三回に19号ソロを放つなど4打数3安打1打点だった。レッドソックスの吉田はレンジャーズ戦に「4番・左翼」で出場し、4打数1安打2打点だった。 《共同通信》