平成1077日目

1991/12/20

この日のできごと(何の日)

【トイザらス】日本進出1号店オープン

アメリカ最大のがん具チェーン店「トイザラス」の日本法人、日本トイザらス(本社・川崎市)がきょう20日、茨城県阿見町の「カスミ荒川沖ショッピングプラザ」に第一号店を開店する。

日米経済摩擦のからみで大規模小売店舗法が改正されたことを受け、日本トイザらスは既に来年以降10店の出店を表明。問屋を通さないメーカーとの直接取引を目指す方針は、周辺の競合店はもちろん、国内の流通関係者を戦々恐々とさせている。クリスマス、正月のお年玉をにらんだ「おもちゃの巨人」の“上陸”に、全国各地のがん具メーカー、小売店も対策を取り始めた。

一号店は、JR荒川沖駅北東約1キロの県道沿いにあり、売り場面積は約3000平方メートル。テレビゲーム機、自転車、人形、キャラクター商品、幼児用衣服など子供用品約8600点が、所狭しと並べられた。段飾りのひな人形も飾られ、メーカー直接取引で話題となった任天堂の商品だけを並べた「任天堂エンターテイメント」のコーナーもある。《読売新聞》

米国最大のがん具チェーン店「トイザラス」の日本進出第一号店「トイザらス荒川沖店」が20日朝、茨城県阿見町にオープンした。

「日本トイザらス」(本社・川崎市)が経営する同店は、大量販売による安売りがうたい文句とあって、物珍しさも手伝って前人気は上々。午前10時の開店前に早くも約600人が列を作った。

ラリー・バウツ同社社長らのテープカットの後、営業が始まると、クリスマスや正月用のおもちゃを求める子供連れの主婦らでにぎわいをみせた。

約3000平方メートルの店内には、通路両サイドにうずたかく積み上げられたゲーーム、縫いぐるみなどのおもちゃを中心に、絵本や子供服など約8600点がずらり。ほとんどが3-1割引きで、うち4割が輸入品と同店では話している。

日本トイザらスでは、ほかに国内で10店の出店表明をしており、スーパーや百貨店などの業界が動向を注目している。《読売新聞》

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【眞子内親王殿下】お宮参り

秋篠宮ご夫妻の長女眞子さまは誕生から59日目の20日午前、ご両親とともに、一般のお宮参りにあたる皇居・宮中三殿の参拝をし、皇族の仲間入りしたことなどを報告された。午前10時、眞子さまは侍女長に抱かれて賢所、皇霊殿、神殿の順に参拝。続いてモーニング姿の秋篠宮さま、ロングドレスの紀子さまも順に参拝された。

この後、3人は赤坂御所を訪れ、天皇、皇后両陛下に正式に対面。初参拝を終えたことや成長ぶりなどを報告された。《共同通信》

【社会党・山花書記長】「護憲が提携の軸」

社会党の山花書記長は常大会二日目の20日、東京・九段会館で開かれた第一委員会で、政権戦略に関する運動方針案で社民勢力とともに「リベラルな政治勢力」との提携を打ち出している点について、「人類共通の理念と価値観を持つと我々が考える憲法で語られている方向に賛同するという人には、できる限り参加していただくことが必要」と述べ、保守リベラル層のうちの護憲派との提携を構想していることを明らかにした。提携の基軸を「護憲」に置く考えを執行部が明確にしたのはこれが初めて。

さらに、山花氏は、社会党員が10万人を割っている現状を指摘し、「他の政党と比較して組織政党と言えるか疑問にさえ思っている」と述べ、幅広い勢力の結集の必要性を訴えた。《読売新聞》

【宮澤喜一首相】米・ブッシュ大統領と電話会談

宮澤首相は20日夜、首相官邸でブッシュ米大統領と電話で約3分間会談した。この中で大統領は、来年1月の訪日成功に向けて21日からゼーリック国務次官、パール大統領特別補佐官、モスコウ通商代表部次席代表を派遣するとともに「会ってよく話を聞いてほしい」と要請した。これに対し首相は「分かりました。喜んでお会いする。東京でお会いできるのを楽しみにしている」と答えた。

新多角的貿易交渉(ウルグアイ・ラウンド)が大詰めを迎えた段階での米国の経済担当部の日本への派遣は、来日を機にコメ自由化、自動車などを争点とする経済問題をか解決したいとの大統領の強い決意を表明したものといえる。《共同通信》



12月20日 その日のできごと(何の日)