平成1081日目

平成3年12月24日(火)

1991/12/24

【北朝鮮】金正日書記を軍最高司令官に選出

朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の朝鮮労働党中央委員会第6期第19回総会が24日開かれ、朝鮮人民軍最高司令官に同党中央委員会政治局常務委員会委員で、金日成主席の息子の金正日書記を選出した。

同通信は「推戴」したと表現しているが、事実上の就任といえる。

北朝鮮の人民軍最高司令官は金日成主席で、軍の最高ポストに金正日書記が就任したことは、金書記が軍を掌握したことを意味し、「金正日後継体制」がさらに強化されたといえよう。《共同通信》



【宮沢喜一首相】“コメ問題”日本の判断は1月13日以降

宮沢首相は24日午後、1992年度予算編成をめぐり、各野党党首と個別に会談した。この中で首相は大詰めのコメ市場開放問題について、新多角的貿易交渉(ウルグアイ・ラウンド)の貿易交渉委員会の回答期限である来年1月13日段階でも各国間の合意は成立していないとの見通しを示し、日本政府が対応を最終判断するのは同13日以降にずれ込むことを明らかにした。

臨時国会で継続審議となた国連平和維持活動(PKO)協力法案の取り扱いについて、首相は来年1月召集の通常国会で成立を目指す考えを強調した。《共同通信》

【宮沢喜一首相】「私はタンカー船長」

「日本のようなスーパータンカーみたいな国は、船長の顔は見えないかもしれないが、いないわけじゃない」―宮沢首相は24日、地元・広島のテレビ局の新春番組録画撮りで、自らを巨大タンカーの船長になぞらえてリーダーシップ観をひとくさり。

国連平和維持活動(PK0)協力法案の処理や国際貢献税構想などをめぐるごたごたや不手際続きで、自民党内からも、「首相の顔が見えない」などと指導力に批判が出ていることに“反撃”してみせた。

いわく—「船長の仕事は、船をいつどのように(岸に)つけるかということだ」。

とはいえ、首相の前にはコメ問題や、ブッシュ米大統領の来日など、難問が山積み。首相もそれを思い出してか、最後には「時々は顔を出さなきゃならんと思ってます」と神妙に付け加えたが、さて、この先の宮沢丸、国民が大船に乗った気持ちになれるかどうか。《読売新聞》



12月24日のできごと