令和1604日目

2023/09/20

【プロ野球・オリックス】パ・リーグ3連覇

プロ野球オリックスは20日、大阪市の京セラドーム大阪で2位ロッテに6―2で勝ち、3年連続でパ・リーグの頂点に立った。セは阪神が制しており、関西勢の両リーグ制覇は1964年の阪神と南海以来59年ぶり。

オリックスは阪急時代に75年から78年まで4連覇して以来の3連覇で、15度目の優勝。中嶋聡監督(54)は就任から3年続けてのリーグ制覇となった。山本由伸投手(25)を中心とする強力な投手陣を擁し、7月途中から首位を譲らなかった。

クライマックスシリーズ(CS)には10月18日開始のファイナルステージから出場し、昨年に続く日本一を目指す。《共同通信》

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【プロ野球・20日】

オ6―2ロ

オリックスは逆転勝ちで、3連覇を成し遂げた。0―2の七回に杉本と紅林の適時打で追い付き、野口が勝ち越し打を放った。この回打者一巡の攻撃で6点を奪った。小木田が4勝目。ロッテは3番手の横山が誤算だった。

西4―1日

西武は四回に佐藤龍の2ランで先制し、六回はマキノンの2ランで加点した。渡辺が5回2安打無失点で今季初白星を挙げた。田村が2年ぶりのセーブ。日本ハムの反撃は八回の代打加藤豪のソロのみで、3連敗となった。

楽6―1ソ

楽天が快勝し、3位ソフトバンクとのゲーム差を0.5に縮めた。1―1の五回に村林らの4連打で3点を奪い、七回に2点を加えた。藤井が5回1失点で無傷の3勝目。ソフトバンクは大関が5四球と荒れ、五回途中で降板し7敗目。

神4―3巨

阪神は逆転勝ちを収め、巨人戦で初めてシーズン18勝を挙げた。2―3の八回2死無走者から好機をつくり、ノイジーが2点打を放った。抑えの岩崎は九回にピンチを招いたが無得点に抑えて33セーブ目。巨人は逃げ切れなかった。

広1―3D

DeNAが3連勝。東が緩急を駆使して7回4安打1失点と好投し、自身11連勝でリーグ最多の勝利数を15に伸ばした。打線は一回に牧の2ランで先制し、七回は東の適時打で加点。広島は六回まで1安打に抑えられた。

ヤ6―5中

ヤクルトが終盤の逆転勝ち。2―5の八回にサンタナの2ランなどで同点。九回1死満塁でオスナが左前にサヨナラ打を放った。救援陣が無失点でつなぎ、田口が2勝目。中日は八回のピンチをしのいだ6番手の松山が九回に屈した。《共同通信》

【大相撲】

大相撲秋場所11日目(20日・両国国技館)平幕熱海富士が小結翔猿を上手投げで破り、1敗で単独首位を守った。ただ一人2敗で追っていた平幕高安は関脇大栄翔に押し出された。

大関貴景勝は関脇若元春を押し倒し、勝ち越しでかど番を脱出した。かど番の大関霧島は新関脇琴ノ若を寄り切って7勝目。新大関豊昇龍は隆の勝を小手投げで退けて5勝6敗とした。

熱海富士を3敗で貴景勝、高安、剣翔が追う。十両は一山本と新十両大の里が1敗でトップ。《共同通信》

【東京株式市場】

20日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落した。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、内容を見極めたいとして買い手控え姿勢が強かった。

終値は前日比218円81銭安の3万3023円78銭。東証株価指数(TOPIX)は24.30ポイント安の2406.00。出来高は約16億7453万株だった。《共同通信》

【ゼッテリア】1号店オープン

ロッテリアの新ブランド「ゼッテリア」の1号店が20日、東京都内でオープンした。従来とは別の「絶品バーガー」を提供し、コーヒーにもこだわった。ロッテリアを今年4月に買収した外食大手のゼンショーホールディングス(HD)の食材調達力を生かし、新ブランドでの事業拡大を図る。

店名のゼッテリアは絶品バーガーとカフェテリアを組み合わせた。代表メニュー「絶品チーズバーガー」は同名商品がロッテリアにもあるが、パンは持ちやすい楕円形にし具材やソースを変えた別商品に仕上げた。単品は390円、飲み物やサイドメニューが付いたセットが690円。コーヒーは生産者に配慮したフェアトレードの豆を使用する。《共同通信》

【中国】邦人男性を刑事拘留

中国北京市で3月にアステラス製薬の日本人男性社員がスパイ容疑で拘束された事件で、中国当局が男性を刑事拘留したことが20日分かった。中国政府が今月中旬に入って日本側に伝えた。中国当局は正式に逮捕するかどうかを近く判断するとみられる。日中関係筋が明らかにした。

日本政府は男性の早期解放を求めているが、中国側は応じていない。東京電力福島第1原発処理水の海洋放出を巡り日中関係が悪化する中、男性の拘束長期化が懸念される事態となり、日中関係の安定化はさらに遠のきそうだ。

日本政府関係者によると、北京の日本大使館員が最近、男性と対面で領事面会し、健康状態に問題はないと確認していた。男性の家族との連絡をはじめ必要な支援を行っている。

中国当局は国内法に基づき、刑事拘留から37日以内に正式逮捕するかどうか決める見通し。

男性は帰国直前に「反スパイ法と刑法に違反した」として国家安全当局に拘束され、北京市内の収容施設で監視下に置かれた。

中国政府は男性の具体的な容疑内容を明らかにしていない。《共同通信》

【秋篠宮皇嗣同妃両殿下】ベトナムご訪問

秋篠宮ご夫妻は20日午後(日本時間同)、ベトナムの首都ハノイのノイバイ国際空港に政府専用機で到着された。ベトナムとの外交関係樹立50周年に当たり、友好親善目的の公式訪問。21日に国家副主席主催の歓迎式典に臨むほか、第2次大戦で駐留した元日本兵が戦後、現地に残してきた家族らと面会する。

ご夫妻は20日午後1時ごろ到着し、民族衣装アオザイを着た女性から花束を受け取った。出迎えたベトナム政府関係者とにこやかに言葉を交わした。その後、日本大使公邸で在留邦人や国際協力機構(JICA)隊員ら約50人と懇談した。 《共同通信》

【アゼルバイジャン】軍事行動停止を発表

アゼルバイジャン国防省は20日、アルメニアとの係争地ナゴルノカラバフで19日に開始した軍事行動を現地時間の20日午後1時(日本時間同6時)から停止することでナゴルノカラバフ側と合意したと発表した。双方の代表の会談が21日にアゼルバイジャン中部エブラフで開かれるという。タス通信が報じた。

アルメニア軍撤退や武装組織の解体をナゴルノカラバフ側が受け入れたとしているが、ナゴルノカラバフを支援するアルメニアは現地にアルメニア軍はいないとの立場で、停戦が最終的和平につながるかどうかは予断を許さない。

アルメニア当局者は20日、19日からの攻撃により現地で32人が死亡し200人以上が負傷したと述べた。ナゴルノカラバフのワルダニャン元国務相はロイター通信に100人近くが死亡したと述べたが、詳細は不明。

アゼルバイジャンは20日朝、空爆や砲撃による全面攻撃を再開。死傷者増大が懸念されていた。現地に平和維持部隊を派遣するロシア国防省は20日、2千人超の市民を避難させたと発表した。《共同通信》

【英国】ガソリン車禁止5年先送り

英政府は20日、2030年に禁止する予定だったガソリン車とディーゼル車の新車販売を35年に先送りすると発表した。欧州連合(EU)や米カリフォルニア州などが35年に原則として禁じるのと足並みをそろえ、より長い移行期間を求める産業界に配慮する姿勢を示した。

英国では禁止後の新車販売は、二酸化炭素(CO2)を含めた温室効果ガスを走行中に排出しない電気自動車(EV)などのゼロエミッション車だけが認められる。ジョンソン政権時代にガソリン車などの30年の禁止を決めたが、スナク政権は支持率が低迷している中で25年1月までに実施される次期総選挙を意識したとみられる。

英国に生産拠点を置いているトヨタ自動車の現地法人は「(脱炭素化には)低排出で手頃な価格の技術が、現実的な移行で重要な役割を果たす」とコメントした。

一方、環境活動家や、EV事業に重点的に投資してきた自動車メーカーからは反発の声が出ている。スナク首相は記者会見で「少なくとも現時点では政府が強制するのではなく、消費者が選択できるようにすべきだ」と訴えた。 《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

ウクライナ軍は20日、ロシアが2014年に併合した南部クリミア半島セバストポリ近郊のロシア黒海艦隊司令部を攻撃したと主張した。ウクライナメディアが伝えた。攻撃は成功したとしているが、セバストポリのラズボジャエフ市長はミサイルを迎撃したと通信アプリに投稿した。

ウクライナはクリミアのロシア軍施設への攻撃を強めている。今月13日にセバストポリの造船所でロシア軍の大型揚陸艦と潜水艦が損傷。翌14日にはミサイル艦も攻撃を受けたとされる。

ウクライナ国防省情報総局のユソフ報道官は20日、ロシア軍が各地のインフラを偵察していると地元テレビで述べ、今冬にエネルギー施設への攻撃が激化することに警戒感を示した。迎撃態勢を整える必要があると強調する一方、ロシアのミサイル生産のペースを考慮すると昨冬ほど大規模な攻撃にはならないと分析した。

ロシア軍は昨年10月以降、ウクライナ各地のインフラをミサイルや無人機で攻撃。首都キーウ(キエフ)など都市部では停電が頻発した。《共同通信》

【国連安全保障理事会】

岸田文雄首相は20日(日本時間21日)、ロシアの侵攻を受けるウクライナ情勢に関する国連安全保障理事会首脳級会合に出席し、発言した。常任理事国のロシアや中国による拒否権行使で安保理の機能不全が指摘されている現状を念頭に「安保理の決定を妨害し、信用を失墜させる拒否権の乱用は国際社会として認められない」と批判した。

国際社会の分断が深まる中、国連の機能強化が喫緊の課題だと指摘。「安保理は常任・非常任の両議席を拡大し、アフリカを含め世界の現実をより反映させなければならない」と訴えた。2024年の国連未来サミットや25年の国連創設80周年に向けて具体的な取り組みを進めるべきだと強調した。

自身のウクライナ訪問に触れ「惨劇の現場も訪れた。胸の張り裂けそうな思いは決して忘れない。日本はウクライナと共にあるとの決意を新たにする」と語った。《共同通信》

ウクライナのゼレンスキー大統領は20日、国連安全保障理事会のウクライナ情勢に関する会合に出席した。常任理事国のロシアが「拒否権を悪用し、全ての国連加盟国に不利益をもたらしている」と述べ、拒否権を奪うべきだと訴えた。常任理事国には日本やドイツ、インドが含まれるべきだとし、安保理改革が必要だとの考えを示した。

ゼレンスキー氏がニューヨークの国連本部で安保理に直接出席したのは初めて。ロシア代表団も参加しており、国家元首が敵国の外交官らと相対する異例の機会となった。ロシアのラブロフ外相も出席したが、ゼレンスキー氏が離席してから会場入りしたため、対面することはなかった。

ゼレンスキー氏は「侵略者が拒否権を握っていることが、国連を行き詰まりに追い込んでいる」と指摘。「世界の指導者は主権を守るために新たな枠組みや同盟関係を模索している」と述べた。《共同通信》

ブリンケン米国務長官は20日、ニューヨークでウクライナ情勢に関する国連安全保障理事会の会合で演説した。ロシアについて「国連憲章や国際人道法の主要信条をずたずたに切り裂き、安保理決議を次々に無視してきた」と述べ「常任理事国でありながら、これほど国連を侮辱している国はない」と強く批判した。

ロシアがウクライナで国連憲章の支柱である国家主権や領土一体性の尊重に違反し、戦争犯罪や核兵器による脅しを続けていると指摘。ウクライナ産穀物の輸出合意離脱で食料危機を招いているとしたほか、侵攻でイラン製無人機を使っているのは安保理決議違反だと強調した。北朝鮮からロシアへの武器供給も安保理決議違反になるとけん制した。

ブリンケン氏は、侵攻が長引けば世界は諦めるとプーチン氏は考えているのだろうとし、「ウクライナもわれわれも決して屈さない」と述べた。「一人の男にわれわれの未来を描かせるわけにはいかない」と訴えた。 《共同通信》

【首相動静】

岸田文雄首相は20日(日本時間21日)、訪問先の米ニューヨークで内外記者会見に臨み、新たな経済対策の柱立てを来週前半、閣僚に指示し、10月中に取りまとめると表明した。物価高対応を加速する。財源を裏付ける2023年度補正予算案編成の時期は首相の衆院解散戦略に影響する。解散に関して首相は「今は考えていない」と述べた。政府、与党内では臨時国会の10月後半召集が検討されている。関係者が明らかにした。

経済対策について首相は、内需や投資の拡大を検討していくと言及した。補正予算案には「適切な時期に国会提出する」と述べるにとどめた。秋の臨時国会と明言しないことで、衆院解散時期の選択肢を狭めないようにする狙いとみられる。

首相は22日帰国し、来週前半に経済対策策定を指示する。10月後半ごろにまとめ、財源を予備費で対応できなければ補正予算を組むことになる。

10月は衆院長崎4区、参院徳島・高知選挙区の両補欠選挙が22日投開票される。臨時国会召集日は、こうした政治日程を踏まえて判断する。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは20日、各地で行われ、メッツの千賀は敵地マイアミでのマーリンズ戦に先発し、6回7安打2失点で12勝目(7敗)を挙げた。試合は8―3だった。

カブスの鈴木はパイレーツ戦に「6番・右翼」で出場し、3打数1安打1打点。チームは7―13で負けた。レッドソックスの吉田は5―15で敗れたレンジャーズ戦に「6番・左翼」で出場し、4打数1安打だった。

オリオールズの藤浪はアストロズ戦の1―0の八回から3番手で1/3回を投げ、無安打1失点、2四球だった。チームは1―2でサヨナラ負けを喫した。《共同通信》