令和1485日目

2023/05/24

この日のできごと(何の日)

【中国、ロシア】G7対抗で結束誇示

ロシアのミシュスチン首相は24日、中国の李強首相と北京で会談し、両国関係は「かつてないほど高いレベルにある」と述べて結束を誇示した。ウクライナ侵攻を巡る米欧の対ロ制裁に「共同で対処したい」と強調。李氏は経済協力を拡大する考えを示した。先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)で中ロに厳しい姿勢を示したG7に連携して対抗する姿勢を鮮明にした。

制裁でロシア経済が打撃を受ける中、中ロは経済関係の強化に向けた複数の合意文書を交わした。ロシアのメディアやロイター通信が伝えた。ミシュスチン氏は2020年の首相就任後、初の訪中。習近平国家主席とも会談した。

G7などはロシアの石油収入を減らして戦費調達を困難にするため、ロシア産の原油や石油製品に上限価格を設定する制裁を発動。李氏との会談でミシュスチン氏は「違法な制裁圧力」と非難し、共闘を呼びかけた。

李氏は経済の各分野で「新たなレベル」の実務協力を進めたいと述べた。中国はロシアから石油などの輸入を拡大している。《共同通信》

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【大相撲】

大相撲夏場所11日目(24日・両国国技館)横綱照ノ富士は関脇豊昇龍をきめ出しで退け、1敗を守った。元大関の朝乃山は明生を突き落として10勝目。大関貴景勝は関脇大栄翔を引き落として7勝目を挙げ、かど番脱出へあと1勝とした。豊昇龍と大栄翔は4敗目。

大関昇進を狙う関脇霧馬山は平戸海を寄り切って9勝2敗。若元春は北青鵬をうっちゃりで下し、新関脇で勝ち越しを決めた。北青鵬は3敗目。

1敗でトップ並走の照ノ富士と平幕朝乃山を1差で霧馬山が追う展開。十両は豪ノ山が落合を破り、この2人が10勝1敗の首位で並んだ。《共同通信》

【プロ野球・24日】

オ6―5楽

オリックスが逆転サヨナラ勝ちで3連勝を飾った。4―5の九回1死一塁で紅林が2号2ランを放った。九回を無得点に抑えたワゲスパックが2勝目を挙げた。楽天は抑えの松井裕がリードを守れず、連敗が5に伸びた。

ロ11―1西

ロッテが5本塁打を含む13安打、11得点で大勝し、連勝を6に伸ばした。安田は一、三回に2打席連続の3ランを放ち、自己最多の6打点を挙げた。小島が6回1失点でリーグトップタイの5勝目。西武は今井が8失点と崩れた。

日1―2ソ

ソフトバンクが3連勝。0―1の二回に栗原の5号2ランで逆転し、六回以降は4投手の継投で逃げ切った。ベテラン和田が5回3安打1失点で4勝目を挙げた。日本ハムはハンソンの1号ソロのみにとどまり3連敗を喫した。

巨1―0D

巨人は戸郷が今季初完封でリーグトップタイの5勝目を挙げた。無四球で5安打に抑え、二回に岡本和の3試合連続本塁打となる9号で得た1点を守り抜いた。DeNAは好投の石田を打線が援護できず、連勝が4で止まった。

広6―2中

広島が快勝で連敗を3で止めた。一回に西川と坂倉の2ランなどで5点を挙げ、三回に中村貴の右前適時打で加点した。九里は無四球と制球力がさえ、7回を1失点で3勝目。中日の涌井は今季最短の3回を6失点と振るわなかった。

ヤ5―6神

阪神が4連勝で貯金を今季最多の13とした。4―5の九回2死一、三塁で佐藤輝が右翼線への2点二塁打を放ち、試合をひっくり返した。八回を抑えた5番手の島本が4季ぶりの白星。ヤクルトは1分けを挟み6連敗となった。《共同通信》

【ホンダ】F1復帰

ホンダは2026年から自動車レース最高峰のF1シリーズに復帰すると24日発表した。F1側が26年から脱炭素を意識した新規則を採用するため、電動化技術の開発やマーケティングに寄与すると判断した。電動化技術の高さをアピールし、市販車の販売増にもつなげたい考えだ。参戦は21年以来5年ぶりとなる。課題だった参戦費用は従来より抑制する。

ホンダの四輪事業は、半導体不足による販売台数低迷からの回復が課題となっている。中国などでは電気自動車(EV)の普及が急速に進んでおり、電動化戦略を強調してブランドイメージの向上も図る。《共同通信》

【東京株式市場】

24日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落した。終値は前日比275円09銭安の3万0682円68銭。米連邦政府の債務上限問題の先行き不透明感から売りが広がった。22日までの急速な株価上昇による高値警戒で、当面の利益を確定する売り注文が出たことも相場を押し下げた。

東証株価指数(TOPIX)は9.09ポイント安の2152.40。出来高は約12億4300万株だった。《共同通信》

【日本維新の会】立民の泉・岡田氏に対抗馬

日本維新の会の藤田文武幹事長は24日の記者会見で、次期衆院選に関し、立憲民主党の泉健太代表と岡田克也幹事長の選挙区にそれぞれ対抗馬を立てると発表した。維新の馬場伸幸代表は全289小選挙区に候補を擁立し、野党第1党奪取が目標と公言している。立民との対決姿勢を鮮明にするとともに早期の衆院解散・総選挙への備えをアピールする狙いがある。

泉氏の京都3区には公認会計士木村元紀氏(44)、岡田氏の三重3区に元三重県四日市市議伊藤昌志氏(53)を擁立する。茨城1区の公認予定者として元衆院議員秘書武藤優子氏(58)も発表した。

藤田氏は会見で「対戦相手にかかわらず、全選挙区で積極果敢にチャレンジしていく」と強調。馬場氏も党会合で「立民最高幹部のお膝元に出馬してもらう。全小選挙区への候補者擁立に向けた意気込みを示すものだ」と述べた。

立民の泉氏は維新に関し「選挙では立ち位置の違いをはっきりさせる」として、対決色を前面に打ち出している。《共同通信》

【豪印首脳会談】

インドのモディ首相が24日、訪問先のオーストラリア・シドニーでアルバニージー首相と会談し、エネルギーや資源の分野で連携を強化することで合意した。両国は日米豪印の協力枠組み「クアッド」を形成しており、協力して中国に過度に依存しない経済基盤を構築する狙いがある。

双方は、再生可能エネルギーによる電力でつくられた「グリーン水素」製造の技術で協力する組織を共同でつくることで一致。オーストラリアに豊富なレアアース(希土類)を含む重要鉱物の調達でも連携する。

会談では、2国間の自由貿易協定(FTA)交渉を年内に妥結させる方針も再確認した。《共同通信》

【韓国】ベトナム民間人虐殺「調査せず」

韓国政府の人権侵害調査機関「真実・和解のための過去事整理委員会」は24日の会合で、ベトナム戦争に派遣された韓国軍兵士による民間人虐殺に関する調査を行わないと決定した。真相究明に消極的な韓国政府の姿勢が改めて示された。

韓国は米国が支援した南ベトナムに派兵した。韓国の研究者などは、韓国軍兵士に虐殺されたベトナムの民間人は約9千人に上る疑いがあると指摘しているが、政府機関が調査に着手しないと決めたことで全容解明は遠のいた。

24日の会合で野党推薦の委員3人は調査開始を求めたが、尹錫悦政権側が推薦した委員ら4人が反対し、却下された。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは24日、各地で行われ、カブスの鈴木は本拠地シカゴでのメッツ戦に「5番・右翼」で出場し、メッツ先発の千賀から適時二塁打を放ち、3打数1安打1打点だった。千賀は5回を投げ6安打3失点で3敗目(4勝)を喫した。試合はカブスが4―2で勝った。

エンゼルスの大谷はRソックス戦に「3番・指名打者」で先発し、三回に4試合ぶりの12号ソロを放って4打数1安打1打点。Rソックスの吉田も「3番・指名打者」で4打数1安打だった。エンゼルスは7―3の快勝、Rソックスは4連敗。

Bジェイズの菊池はレイズ戦に先発し、5回8安打5失点で2敗目(5勝)。試合は3―7だった。《共同通信》

【ティナ・ターナーさん】死去

「ロックンロールの女王」と称された米歌手、ティナ・ターナーさんが24日、スイスのチューリヒ近郊にある自宅で死去した。83歳だった。ターナーさんの代理人が明らかにした。

ターナーさんは1939年、テネシー州生まれ。ロックンロールの黎明期である1950年代にデビューし、「What’s Love Got to Do with It(邦題:愛の魔力)」などの曲が大ヒット。グラミー賞も8度受賞した。

米ホワイトハウスのジャンピエール報道官は、ターナーさんの死は「信じられないほど悲しいニュース」であり、大きな損失であると述べた。《ロイター》



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