令和1486日目

2023/05/25

この日のできごと(何の日)

【長野県中野市立てこもり事件】

25日午後4時25分ごろ、長野県中野市江部で、「男が女性を刺した」との110番があり、駆け付けた警察官が猟銃で撃たれた。県警などによると、刺された女性1人と、男性警察官2人が病院に搬送され死亡が確認された。男は青木正道・市議会議長(57)の息子で、議長宅に立てこもった。他にも屋外で男性1人が負傷しているが、近くにいるため救助できておらず容体は不明。25日夜から26日未明にかけ、男の母親ら女性2人が相次いで逃げ出し保護された。母親にけがはないもよう。

県警が殺人容疑などで捜査。青木議長は無事が確認されている。

県警によると、男は迷彩柄の上下と帽子、サングラスを身に着け、マスクをしていた。死亡した警察官は、いずれも中野署地域課のB警部補(46)とC巡査部長(61)。女性は40〜50代という。

捜査関係者によると、警視庁は25日、長野県警側の要請を受け、立てこもり事件などの対処に精通する捜査1課特殊班を派遣した。

25日午後7時台と8時台に計2回の発砲音があった。住民約60人が近くの体育館に避難した。《共同通信》

長野県中野市で男が猟銃を発砲するなどし、警察官ら3人が死亡した事件で、長野県警は26日午前4時半過ぎ、男の身柄を確保した。男は中野市議会議長(57)の息子で、立てこもっていたのは議長の自宅。負傷者が屋外に残されていたが、意識不明のもよう。男が乗せられた車は中野署に到着。県警が殺人容疑などで調べる。

県警は26日、死亡した女性の身元を、現場近くに住むD子さん(66)と明らかにした。25日夜から26日未明にかけ、男の母親ら女性2人が相次いで逃げ出し保護された。

立てこもり事件は25日午後4時25分ごろ、中野市江部で発生。男はA子さんを刺した後、通報で駆け付けた警察官に発砲し、住宅に立てこもった。県警によると、いずれも中野署のB警部補(46)、C巡査部長(61)が死亡した。

男は迷彩柄の上下と帽子にサングラスを身に着け、マスク姿だった。

現場は、長野電鉄信州中野駅から西約2キロの住宅と田畑が点在する地域。周辺は避難区域になり、体育館に身を寄せ、夜を明かす住人もいた。《共同通信》

長野県警によると、立てこもり現場の近くで倒れていたけが人は高齢女性で、26日午前4時55分ごろに死亡が確認された。死者は4人目。《共同通信》

長野県中野市で男が猟銃を発砲するなどし、警察官らが死亡した事件で、県警は26日、男の身柄を確保し、警察官1人に対する殺人容疑で逮捕した。男は青木正道・市議会議長(57)の長男の農業A容疑者(31)で、自宅に立てこもっていた。容疑を認めている。負傷したまま屋外に残されていたのは高齢女性と分かり、26日に死亡が確認された。死者は、警察官2人と刺された別の女性を含め計4人になった。

県警の小山巌本部長は26日、記者会見し、被害者への哀悼の意を示した上で、警察官の殉職は「痛恨の極み」と述べた。県警は中野署に捜査本部を設置した。

亡くなったのは、いずれも中野署地域課のB警部補(46)、C巡査部長(61)と、現場近くに住むD子さん(66)。死亡が確認された高齢女性はE子さん(70)と判明した。県警は、D子さんらが襲われた経緯や動機の解明を急ぐ。

逮捕容疑は25日午後4時35分ごろ、中野市江部で、C巡査部長を猟銃のようなもので撃ち、殺害した疑い。《共同通信》

長野県中野市で警察官や住民女性ら4人が殺害された事件で、警察官1人への殺人容疑で逮捕された農業A容疑者(31)が自宅で約12時間にわたって立てこもった際、県警側が電話を繰り返して説得した結果、投降に応じたことが27日、捜査関係者への取材で分かった。

A容疑者は「被害者の女性に悪口を言われたと思って殺した。射殺されると思ったので警察官も殺した」と供述。立てこもり中にも2回発砲音がし、また、A容疑者が自殺を図るようなそぶりをしていたことも判明した。県警中野署捜査本部は、この間の行動を含め、4人の襲撃に至った経緯を調べる。27日、青木容疑者を送検した。《共同通信》

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【福岡県筑後市】警察署に車突っ込み炎上

25日午後3時15分ごろ、福岡県筑後市にある県警筑後署の駐車場に乗用車が突っ込み、炎上した。署によると、運転していた20〜30代ぐらいの男性が自ら火を付けた。男性はやけどを負ったが搬送時、意識はあった。署は回復を待って事情を聴く方針。署員らにけがはなかった。

署によると、乗用車は捜査車両が正門に入った後、この車両に追突。押された車両は別の車両にもぶつかった。男性は車を後退させてから車内に火を付け、そのまま運転して進み、署の裏側の倉庫にぶつかり止まった。午後3時50分ごろ鎮火した。

近所の60代女性は「黒煙が上がり、何度もパンパンと爆発音がした」と話した。《共同通信》

【最高裁】「記録廃棄」謝罪

1997年の神戸連続児童殺傷事件など重大少年事件の記録が事実上の永久保存に当たる「特別保存」とされず廃棄されていた問題で、最高裁は25日、東京都内で記者会見し、調査報告書を公表した。小野寺真也総務局長は「最高裁による不適切な対応に起因する」と責任を認め「後世に引き継ぐべき記録を多数失わせてしまった。深く反省し、国民の皆さまにおわびする」と謝罪した。

最高裁は92年の通達で特別保存の対象を「社会の耳目を集めた事件」などと示した。その一方、記録保管のスペースが問題になっていたことを受け、91年には「特別保存記録の膨大化の防止策」を周知していた。調査報告書は廃棄を求めるような、こうした「強いメッセージ」を各裁判所に発したことで保存への消極的な姿勢が強まり、その後も適正化を図る指導はなかったとした。

神戸事件の記録については、廃棄当時の神戸家裁所長は、自身が特別保存にするかどうか検討する立場との認識を持っていなかった。

最高裁は特別保存に当たって、常設の第三者委員会を設置すると明らかにした。《共同通信》

【大相撲】

大相撲夏場所12日目(25日・両国国技館)横綱照ノ富士は関脇若元春を寄り倒しで退け、1敗堅持で単独首位に立った。若元春は4敗目。

大関昇進を狙う関脇霧馬山が大関貴景勝を寄り切って10勝目。昇進の目安とされる直近3場所合計33勝に到達した。かど番の貴景勝は7勝5敗。元大関の平幕朝乃山は関脇大栄翔に押し出され、2敗に後退。大栄翔と関脇豊昇龍は勝ち越した。

照ノ富士を追う2敗は霧馬山と朝乃山。十両は豪ノ山と落合が1敗でトップに並んでいる。《共同通信》

【プロ野球・25日】

日5―1ソ

日本ハムが快勝で連敗を3で止めた。同点の三回に万波の8号2ランで勝ち越し、五回にはマルティネスの6号2ランで突き放した。加藤貴はテンポが良く、6回1失点で4勝目。ソフトバンクは、ガンケルが5回5失点と乱れた。

巨5―4D

巨人が逆転勝ち。1―3の五回に大城卓の2ランで追い付き、六回に吉川の適時打と坂本の適時二塁打で2点を勝ち越した。3番手で1回1/3を無失点の田中千がプロ初勝利、大勢が9セーブ目。DeNAは東が踏ん張れなかった。

広2―8中

中日は柳が六回途中まで1失点で今季初勝利を挙げた。五回に木下のソロ、岡林と石川昂の適時二塁打などで5点を先行。5―1の七回はビシエドの3ランで加点した。広島はコルニエルが五回に崩れ、打線も2得点がやっとだった。

ヤ4―7神

阪神が5連勝。3―3の延長十回2死から近本、ノイジーの安打などで満塁とし、押し出し四球、佐藤輝の3点二塁打で4点を勝ち越した。ヤクルトは引き分けを挟んで7連敗。二回に2点を先取したが、投打がかみ合わなかった。《共同通信》

【卓球】

卓球の世界選手権個人戦第6日は25日、南アフリカのダーバンで行われ、女子ダブルス準々決勝で木原美悠、長崎美柚組(木下グループ)がチェコとスロバキア選手のペアに3―2で競り勝ち、初めてのメダル獲得を決めた。

この種目で日本勢4大会連続のメダル。3位決定戦がなく、準決勝進出で銅メダル以上が確定した。前回大会2位の伊藤美誠(スターツ)早田ひな(日本生命)組は陳夢、王芸迪組(中国)に0―3で敗れた。

混合ダブルスの準決勝で前回2位の張本智和(智和企画)早田組は林詩棟、カイ曼組(中国)に3―1で勝ち、決勝に進出。銀メダル以上が確定した。《共同通信》

【東京株式市場】

25日の東京株式市場は、半導体関連の大型銘柄が上昇して相場をけん引し、日経平均株価(225種)は反発した。

終値は前日比118円45銭高の3万801円13銭。東証株価指数(TOPIX)は6.25ポイント安の2146.15。出来高は約12億6473万株だった。《共同通信》

【公明党】東京で自民推薦せず

公明党の石井幹事長は25日、自民党の茂木幹事長と国会内で会談し、次期衆院選を巡り、東京の小選挙区で自民候補の推薦をしないと伝えた。「これまでの協議で、東京における自公の信頼関係は地に落ちた」と理由を伝達した。茂木氏は会談結果を岸田首相に報告した。自公幹事長は30日に再び会談する。両党の駆け引きは激しさを増す一方で、連立政権を揺るがしかねない事態に。

石井氏は会談で「10増10減」で新設された東京28区への候補擁立断念を表明。29区で立てる岡本衆院議員に関し、自民に推薦を求めないと述べた。また都議会で自民と協力せず、次回都議選を含め都内の各種選挙で連携しないと伝達した。《共同通信》

【岸田文雄首相】サミットを総括

岸田文雄首相は25日、東京都内で開かれた日本経済新聞社主催のイベントで講演した。広島市で21日まで開催された先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)を振り返り「歴史的に大きな意義があった」と総括した。

広島サミットでは、各種討議やG7首脳の原爆資料館視察など関連行事が行われたほか、ウクライナのゼレンスキー大統領が電撃的に参加した。《共同通信》

【ルワンダ大虐殺】容疑者逮捕

1994年に起きたアフリカ・ルワンダ大虐殺の責任者を裁く国際刑事法廷メカニズム(IRMCT)の検察官は25日、約2千人の殺害に関与したとして指名手配されていたフルゲンセ・カイシェマ容疑者が24日に南アフリカでIRMCTと南ア当局の合同チームに逮捕されたと発表した。

容疑者は2001年から逃亡、ルワンダ大虐殺を巡る最重要容疑者の一人とされている。IRMCT検察官は声明で「今回の逮捕は、どれだけ時間がかかっても正義が下されることを如実に示している」と意義を強調した。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

行政官ら広島視察

ウクライナでインフラを担い、都市復興を目指す行政官ら9人は25日、広島市の平和記念公園を訪れ、原爆資料館を見学した。ロシアによる軍事侵攻で破壊された町の再建に生かしてもらおうと国際協力機構(JICA)が企画。参加者の1人は「広島の復興は希望になる」と話した。

9人は復興・インフラ開発庁幹部や南部ミコライウ、同オデッサの両副市長ら。原爆投下前後の市街地の様子をCGで再現した「ホワイトパノラマ」などを見て回った。

地方・国土・インフラ発展省のイーホル・コルホビー調整官は「(パノラマを見て)正直怖かった。国際社会は核兵器を廃絶し、核による威嚇や使用を絶対に許すべきではない」と語った。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは25日、各地で行われ、カブスの鈴木は本拠地シカゴでのメッツ戦に「4番・右翼」で出場し、3打数2安打だった。チームは1―10で大敗した。

大谷のエンゼルスや吉田のレッドソックスは試合がなかった。《共同通信》



5月25日 その日のできごと(何の日)