令和1376日目

2023/02/04

この日のできごと(何の日)

【岸田文雄首相】福井県訪問

岸田文雄首相は4日、福井県を訪れ、最重要政策と位置付ける子ども・子育て政策の具体化に向け、子育て中の父母らの意見を聴く初の「こども政策対話」を行った。岸田首相は「福井は全員参加の子育て支援に取り組んでおり、目指すべき一つのモデルケース」と述べた。

岸田首相は1月の施政方針演説で、全国各地を訪問し、子育ての当事者と意見交換する意向を示した。子育て先進県であるとして、初の政策対話の開催地に福井県を選んだ。集まった意見は、3月末にまとめる少子化対策のたたき台に反映させる方針。

政策対話は坂井市の県児童科学館で行われ、岸田首相、小倉将信こども政策担当相と、県内の3世代同居家族、育児休業を取得した男性教員、シングルマザー、医療的ケア児の母親ら10組16人が参加。子育ての現状や課題、政府への要望を岸田首相に直接伝えた。 終了後、岸田首相は「男性の家事、育児の参加促進や、子育てを終えた方々も含め地域全体で子育て応援していく機運づくりの大切さなど、貴重な示唆をいただいた」と強調した。

岸田首相は館内も視察し、親子連れと写真撮影したり、赤ちゃんを抱いたりして気さくに県民と触れ合った。杉本達治知事らからは県内自治体の子育て政策の説明や1月の大雪被害に関する要望を受けた。

永平寺町では自動運転車両に試乗し、特定の条件下で無人走行する「レベル4」の運行を目指す取り組みを体験した。 《福井新聞》

岸田文雄首相は4日、無人車が公道を走行し、住民らを運ぶサービスが始まっている福井県永平寺町を視察した。車に試乗後、記者団に「スムーズな運転だった」と感想を述べた。AI(人工知能)カメラやセンサーで周囲を認識しているのを念頭に「高齢化や過疎化といった社会的課題をデジタルの力で解決する好事例の一つだ」と強調した。《共同通信》

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【横田早紀江さん】87歳に

北朝鮮による拉致被害者横田めぐみさん=失踪当時(13)=の母早紀江さんが4日、87歳の誕生日を迎えた。めぐみさんの弟拓也さん(54)は、2020年に亡くなった父滋さんと同じ年齢になったことに触れ「母は元気で過ごしているが、時間がない現実に変わりはない。(母娘を)必ず日本の地で再会させたい」と訴えた。

昨年は小泉元首相が02年に訪朝し、拉致被害者5人が帰国してから20年となり、早紀江さんは支援者の集会や報道機関の取材対応などで精力的に活動してきた。年明け以降は疲労のため休養し、集会や、支援するキリスト教徒らが東京都内で開いている「早紀江さんを囲む祈り会」を欠席している。《共同通信》

【COVID-19】

国内で4日、3万8590人の新型コロナウイルス感染者が確認された。1週間前から約1万6千人減った。都道府県別では、東京2992人、大阪2584人、愛知2578人など。死者は大阪29人、東京18人、愛知12人など計180人。

厚生労働省によると、全国の重症者数は前日から16人減って424人だった。《共同通信》

【競馬】武豊騎手、通算4400勝

日本中央競馬会(JRA)の武豊騎手が4日、小倉第1レースでスマートアイに騎乗して1着となり、JRA史上初の通算4400勝に到達した。1番人気の支持に応え、スタートから首位に立って押し切った。自身2万3905戦目だった。

3月で54歳になる武騎手の初勝利は1987年3月。「一つ勝つのも大変なのに、時間をかけてこれだけ勝たせてもらい、幸せに思う」と笑顔で話した。4400勝のうち重賞で350勝、G1で79勝を挙げている。《共同通信》

【サッカー】

サッカーのイングランド・プレミアリーグで4日、ブライトンの三笘薫がホームのボーンマス戦で後半42分に頭で決勝点を挙げた。公式戦で3試合連続となる今季通算7ゴール目(リーグ戦は5点目)。左MFでフル出場し、チームを1―0の勝利に導いた。《共同通信》

【岸田文雄首相】秘書官を更迭

岸田文雄首相は4日、LGBTなど性的少数者や同性婚を巡り「見るのも嫌」と差別発言をした荒井勝喜首相秘書官を更迭した。首相は視察先の福井県坂井市で記者団に「大変深刻に受け止めている。任命責任を感じている」と語った。首相が政治任用した秘書官が問題発言で更迭されるのは異例。国会審議への影響を避けるため事態収拾を急いだが、内閣支持率の低迷が続く政権運営が厳しさを増すのは確実。野党は、政権中枢の人権意識欠如の表れだとして徹底追及する。

荒井氏は3日夜、官邸でオフレコを前提とした非公式取材に応じた。首相が同性婚の法制化に関し「社会が変わってしまう課題だ」と国会で答弁したことを質問され、「隣に住んでいたら嫌だ。見るのも嫌だ」と述べた。その後、発言を撤回して謝罪した。

首相は4日「多様性を尊重し、包括的な社会を実現していくという内閣の考え方に全くそぐわない、言語道断の発言だ」と批判した。荒井氏の後任には経済産業省秘書課長の伊藤禎則氏を充てる。《共同通信》

【米軍】中国の偵察気球を撃墜

米主要メディアによると、米軍は4日、米東海岸沖で中国の偵察気球を撃ち落とした。

ブリンケン米国務長官は3日、中国外交トップの王毅共産党政治局員と電話会談し、中国の偵察気球が米本土上空に飛来した問題を受け、3日夜に出発を予定していた中国訪問を延期したと伝えていた。ブリンケン氏は「明白な主権侵害と国際法違反だ」と中国を非難。米上空から気球を撤去することが訪中の条件の一つになるとの見方も示した。

中国外務省報道官は3日夜、気球が自国の民生の気象研究用だと認め「不可抗力により米国に迷い込んだことを遺憾に思う」と表明した。《共同通信》



2月4日 その日のできごと(何の日)