令和1377日目

2023/02/05

この日のできごと(何の日)

【共産党】「党首公選」要求党員を除名へ

党首公選制導入などを訴えた現役の共産党員で、ジャーナリストの松竹伸幸氏が5日夜、自身のブログで党から除名処分を下されるとの見通しを示した。6日に開かれる記者会見で経緯を明らかにする。共産は「分派を生みかねない」として党員による直接投票で党首を選ぶことを認めていない。

松竹氏のブログによると、所属する京都南地区委員会から一連の言動に関して「規約に反しているので調査する」との指摘があり、5日の地区常任委員会で「除名」処分が決まった。処分を正式に承認する京都府委員会の会議は6日に行われる見込みだという。

共産の政策委員会の安保外交部長も務めた松竹氏は「シン・日本共産党宣言 ヒラ党員が党首公選を求め立候補する理由」(文春新書)の著者として注目され、1月19日の記者会見でも持論を披露していた。

これに対し、機関紙『しんぶん赤旗』は1月21日付で「規約と綱領からの逸脱は明らか」との反論記事を掲載。松竹氏が現実的な安全保障政策への転換を求めたことについても、党が掲げる「日米安全保障条約廃棄」「自衛隊解消」に反すると退けた。志位和夫委員長は「論説に尽きている」などと赤旗に同調する考えを示している。《産経新聞》

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【北九州市長選】

任期満了に伴う北九州市長選は5日投開票の結果、無所属新人で元厚生労働官僚武内和久氏(51)が、元国土交通官僚津森洋介氏(47)=自民、立民、公明、国民推薦=ら無所属新人3人を破り初当選した。一部の自民市議らの支援を受けた武内氏が、与野党が相乗りで支援した津森氏との事実上の一騎打ちを制した。既成政党への不信感から無党派層も武内氏支援に流れた可能性もあり、与野党は4月の統一地方選での戦略見直しを迫られそうだ。

投票率は38.50%で、過去最低だった4年前の前回市長選を5.02ポイント上回った。《共同通信》

【COVID-19】

国内で5日、3万2138人の新型コロナウイルス感染者が確認された。1週間前から約1万2千人減少した。都道府県別では東京2287人、大阪2142人、愛知2014人。死者は大阪20人、東京15人、千葉10人など計109人が報告された。

厚生労働省によると、重症者は前日から19人減り405人だった。《共同通信》

【J1】

サッカーのベルギー1部リーグ、シントトロイデンからJ1のC大阪に復帰した元日本代表MF香川真司(33)が5日、東京都内で記者会見し「もっと成長したい気持ちが強い。今、持っているものをピッチで発揮する」と決意を語った。

2006年にC大阪に加入したアタッカーは、ドイツ1部リーグのドルトムントに移った10年夏以来の復帰となった。背番号は当時もつけたC大阪のエースナンバー「8」に決まり「光栄なこと。それを背負いながら戦えることを喜びに変えるだけ」と話した。

自身をプロにスカウトした小菊監督の下でタイトル獲得を目指す。「自分が加わって新しいものをどう生み出せるか」と胸を躍らせた。《共同通信》

【マラソン】

別府大分毎日マラソンは5日、大分市高崎山うみたまご前からジェイリーススタジアムまでのコースで行われ、市山翼(小森コーポレーション)が2時間7分44秒で日本勢最高の3位に入った。横田俊吾(青学大)が日本学生新記録となる2時間7分47秒で4位。イブラヒム・ハッサン(ジブチ)が2時間6分43秒の大会新記録で優勝した。

市山と横田に加え、6位の木村慎(ホンダ)、7位の小山司(SUBARU)、10位の作田直也(JR東日本)、13位の村本一樹(住友電工)の6人が10月のパリ五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」の出場権を新たに獲得した。《共同通信》

【ジャンプ】

ノルディックスキー・ジャンプ女子の伊藤有希(土屋ホーム)丸山希(北野建設)高梨沙羅(クラレ)の3人が5日、ドイツのビリンゲンで行われたワールドカップ(W杯)ジャンプ女子個人第17戦で表彰台を独占した。日本勢が1〜3位を占めるのは、2011〜12年シーズンに発足したW杯ジャンプ女子で初めて。

伊藤は17年3月以来、6季ぶりの頂点で、丸山は2位で初めて表彰台に立った。高梨は2試合連続3位。

W杯ジャンプ男子の日本勢は1997〜98年シーズンに船木和喜、原田雅彦、斎藤浩哉で2度、岡部孝信、斎藤、葛西紀明で1度、表彰台を独占した例がある。《共同通信》

【スケートボード】

スケートボード・ストリートで24年パリ五輪の予選対象大会第2戦を兼ねる世界選手権最終日は5日、アラブ首長国連邦(UAE)のシャルジャで決勝が行われ、男子は12歳で初出場の小野寺吟雲が263.04点で同種目史上最年少メダルとなる3位に入った。東京五輪代表の白井空良(ムラサキスポーツ)は8位。オルリアン・ジロー(フランス)が269.33点で初優勝した。

女子は五輪覇者の西矢椛が253.30点で銅メダル。準決勝1位の赤間凜音は4位、五輪銅メダルの中山楓奈(ムラサキスポーツ)は5位。ライッサ・レアウ(ブラジル)が255.58点で初制覇した。《共同通信》

【イラン】デモ参加者ら数万人恩赦

イランの最高指導者ハメネイ師は5日、反スカーフデモに参加した被告人や囚人を含む計数万人に恩赦を与えた。1979年にイスラム聖職者による政教一致の支配体制が樹立されたイラン革命から11日で44年となるため、この記念日に合わせた措置。国営テレビが伝えた。

モホセニエジェイ司法府代表が恩赦を提案。ハメネイ師に宛てた書簡の中で「多くのデモ参加者が自身の行動を後悔し許しを求めている」と強調した。

イランでは昨秋に髪を隠すスカーフのかぶり方が不適切だとして、当局に拘束された女性=当時(22)=が急死し、抗議デモが各地で続いたが、治安当局が徹底的に弾圧し、沈静化した。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

ハリコフで大学にミサイル

ウクライナ東部ハリコフ州のハリコフ市で5日、ロシアのミサイル攻撃で大学施設が破壊され、5人が負傷した。地元メディアが伝えた。一方、東部ドネツク州の激戦地バフムトなどでロシア軍の攻勢が続いた。

ウクライナ軍の参謀本部によると、ロシアはミサイル計4発を発射。うち2発はハリコフに、残りはドネツク州の都市に着弾した。またロケット砲40発で南部ヘルソン州などを攻撃した。

英国防省の5日の戦況分析によると、バフムトを包囲するためロシア軍はわずかながら前進した。一部の幹線道路は直接の砲撃にさらされる可能性があるという。

ローマ教皇「戦争」激化に警鐘

ローマ教皇フランシスコは5日、ロシアのウクライナ侵攻などを念頭に「一つの爆弾がより大きな爆弾をもたらす。われわれは頭を冷やす必要がある」と「戦争」の激化に警鐘を鳴らした。ウクライナのゼレンスキー大統領とロシアのプーチン大統領の双方と「会談する用意がある」とし、改めて対話を呼びかけた。

訪問先の南スーダンからローマに戻る機内での記者会見で述べた。ただ、教皇はロシア、ウクライナ両国を訪問する必要があるとしており、ロシア側から明確な返答がないため「キーウ(キエフ)にも行かなかった」と説明した。《共同通信》

【第65回グラミー賞】

米音楽界最高の栄誉、第65回グラミー賞の発表・授賞式が5日(日本時間6日)、ロサンゼルスで開かれ、作編曲家宅見将典さん(44)=大阪市出身=のアルバム「SAKURA」が最優秀グローバル・ミュージック・アルバム賞を受賞した。

宅見さんは、取材に「こんな名誉な賞をもらえると思っていなかった」と喜びを語った。

「マサ・タクミ」名義で発表した受賞作「SAKURA」は日本の伝統楽器の箏や三味線を中心に二胡なども取りいれながら桜の花の美しさやはかなさを表現した。

2000年にロックバンドのメンバーとしてデビュー。その後、作曲家、プロデューサーとして「EXILE」「AAA」といった日本の人気グループなど幅広いミュージシャンを手がけた。歌手の故西城秀樹さんのおいでもある。

日本勢では他に、長崎県出身のドラマーでパーカッショニストの小川慶太さん(40)が参加するバンド「スナーキー・パピー」の作品が最優秀コンテンポラリー・インストゥルメンタル・アルバム賞に輝いた。《共同通信》

【ペルベズ・ムシャラフ氏】死去

パキスタン民放ジオテレビは5日、同国のペルベズ・ムシャラフ元大統領がアラブ首長国連邦(UAE)ドバイの病院で死去したと報じた。79歳だった。

1943年8月、英領インドのデリー生まれ。パキスタン分離独立時に南部カラチへ移住した。

98年に軍トップの陸軍参謀長となり、99年10月の軍事クーデターを主導して最高行政官に就任、11年ぶりに軍政を敷いた。2001年6月には当時の大統領を解任し、暫定憲法命令に基づき自ら大統領に就任した。

同9月の米中枢同時テロ後は親米路線にかじを切り、国内でイスラム過激派の勢力拡大を招いた。08年8月、大統領を辞任した。《共同通信》



2月5日 その日のできごと(何の日)