令和1313日目
2022/12/03
この日のできごと(何の日)
【将棋・藤井聡太竜王】初防衛
将棋の藤井聡太竜王=王位・叡王・王将・棋聖との五冠=(20)に広瀬章人八段(35)が挑戦した第35期竜王戦7番勝負の第6局は2、3の両日、鹿児島県指宿市で指され、113手で先手の藤井竜王が勝ち、対戦成績4勝2敗で初防衛、五冠を堅持した。通算タイトル数は歴代9位の11期目を獲得した。
7番勝負は4期ぶりの復位を狙った広瀬八段が先勝。その後は藤井竜王が3連勝し、シリーズを優位に進めて押し切った。タイトル戦に出場したのは今回が11度目で、これまでいずれも制している。
今後は来年1月8、9日に開幕する王将戦で羽生善治九段(52)を挑戦者に迎え、初防衛を目指す。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【野球】
野球の独立リーグ、ヤマエグループ九州アジアリーグの大分は3日、ヤクルトで現役引退を表明していた内川聖一内野手(40)が来季プレーすると発表した。「まだまだ野球が好きという気持ちがあるし、生まれ育った地で現役を終えたい。おなかがいっぱいになるまでやりたい」と故郷でのプレーに抱負を語った。
関東を拠点にトレーニングを続け、大分で開催される試合を中心に出場する予定。独立リーグには日本野球機構(NPB)のチームを目指す若い選手が多い。「いい姿を見せて基準みたいなものになれるように。責任感も増している」と表情を引き締めた。《共同通信》
【柔道】
柔道のグランドスラム東京大会第1日は3日、東京体育館で男女計6階級が行われ、女子63キロ級は東京五輪代表の高市未来(旧姓田代=コマツ)が5試合を勝ち抜いて優勝した。決勝は渡辺聖子(警視庁)に指導3の反則勝ち。世界選手権覇者の堀川恵(パーク24)は準決勝で渡辺に敗れ、3位だった。
男子で73キロ級は世界選手権2位の橋本壮市(パーク24)が決勝で古賀颯人(神奈川・慶応高教)に優勢勝ち。81キロ級は小原拳哉(パーク24)が決勝で東京五輪金メダルの永瀬貴規(旭化成)を優勢で下した。《共同通信》
【北朝鮮による日本人拉致問題】
北朝鮮に拉致された横田めぐみさん=失踪当時(13)=の弟で、「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」代表の横田拓也さん(54)が3日、福岡県大川市で講演し「拉致問題は何も解決していない」と強調した。めぐみさんが拉致されてから、今年で45年がたった。
会場に集まった観客約300人は、めぐみさんの拉致事件を題材にしたアニメ「めぐみ」を鑑賞。拓也さんは講演で、2020年に死去した父横田滋さんに触れ「めぐみに会えず力尽きてしまった父の顔を見て、悔しくてたまらなかった」と回顧した。《共同通信》
【COVID-19】
国内で3日、10万9821人の新型コロナウイルス感染者が確認された。都道府県別では東京1万3321人、神奈川8029人、北海道7068人など。死者は北海道25人、東京16人、愛知と大阪で各7人など計155人の報告があった。
厚生労働省によると、全国の重症者は341人で前日より8人減った。
秋田や広島などが過去に公表した感染者数を修正した。《共同通信》
◇
北京で3日、新型コロナウイルスのPCR検査所が軒並み閉鎖され、市民が右往左往する混乱が発生した。街じゅうにあった検査所を当局が整理し始めたもようだ。厳格なコロナ対策が終了するとのうわさも飛び交い、当局が否定する騒ぎとなった。
北京中心部の街頭には多いところで数百メートルに1カ所の無料検査所を設置。だが多くが閉鎖され、各居住区内の検査所も突然の休止が相次いだ。市民らは「どこで受ければよいのか」と途方に暮れ、開いている検査所には長い列ができた。スーパーや公共交通の利用には48時間以内などの陰性証明が求められるため生活に支障が出る。《共同通信》
【サッカー・W杯】
サッカーのワールドカップ(W杯)第14日は3日、アルラヤンなどで16強による決勝トーナメント1回戦が始まり、アルゼンチンとオランダがともに2大会ぶりに準々決勝に進出した。9日(日本時間10日)に4強入りを懸けて対戦する。両チームは2014年ブラジル大会の準決勝でぶつかり、アルゼンチンが延長を終えて0―0からのPK戦を制した。
1次リーグC組1位のアルゼンチンはメッシが先制点を挙げ、D組2位のオーストラリアに2―1で勝った。2大会ぶり出場でA組1位のオランダはB組2位の米国を3―1で下した。(《共同通信》
【マレーシア】アンワル政権が正式発足
マレーシアの首都クアラルンプールの王宮で3日、ザヒド副首相やファディラ副首相ら閣僚の宣誓式が開かれ、アンワル政権が正式に発足した。人事が難航し、アンワル氏の首相就任から1週間以上かかった。多様な勢力が参加する連立内の意見集約の難しさが浮き彫りになった。
ザヒド氏は資金洗浄などを巡る汚職裁判を抱えており、副首相就任にはアンワル氏が議長を務める連立内の最大勢力「希望連盟(PH)」支持者からも批判的な声がある。ザヒド氏は巨額資金流用事件で実刑判決が確定したナジブ元首相とも近い。PHは公約に閣僚の資産公開など反汚職を掲げている。《共同通信》