令和1246日目

2022/09/27

この日のできごと(何の日)

【安倍晋三元首相】国葬儀

安倍晋三・元首相の国葬(国葬儀)が27日、東京都千代田区の日本武道館で営まれた。岸田首相ら「三権の長」や皇族方、海外要人を含む4183人が参列し、憲政史上最長の通算8年8か月にわたって政権を担った安倍氏の冥福を祈った。

安倍氏は7月8日、参院選の街頭演説中に銃撃され、67歳で死去した。首相経験者の国葬は1967年の吉田茂氏以来55年ぶりで、戦後2例目となる。

国葬では、松野官房長官が午後2時13分に「開式の辞」を述べ、国歌演奏に続き、参列者が1分間の黙とうをささげた。その後、被災地への訪問や外国首脳との会談など、安倍氏の首相在任中の活動をまとめた映像が流された。

葬儀委員長を務めた岸田首相は追悼の辞で、安全保障関連法の制定や精力的な外交活動を挙げ、「歴史は、その長さよりも達成した事績によってあなたを記憶するだろう」と功績をたたえた。さらに、「あなたが敷いた土台の上に、持続的で全ての人が輝く包摂的な日本を、地域を、世界を作っていく」と決意を述べた。

友人代表の菅前首相は、官房長官として安倍氏を支えた7年8か月を「あらゆる苦楽を共にした。本当に幸せだった」と語り、「あなたは、我が国日本にとっての真のリーダーだった」としのんだ。細田衆院議長と尾辻参院議長、戸倉三郎最高裁長官も弔辞を述べた。

その後、参列者が献花し、安倍氏に最後の別れをした。国葬は4時間余りで終了した。会場近くの九段坂公園に設けられた一般向けの献花会場には多くの人が詰めかけ、受け付け開始は午前10時から30分早められた。午後6時の時点で約2万3000人が献花した。

国葬を巡っては、7月22日に実施が閣議決定された後、世論や野党に反対が広がった。自民、公明両党に加え、野党から日本維新の会、国民民主党が出席した一方、立憲民主党は野田佳彦・元首相ら一部を除いて欠席し、共産など3党は党として欠席した。会場周辺では抗議の集会やデモも行われた。

政府は国葬の警備費などを約16億6000万円と見積もっており、今後実際にかかった費用を公表し、検証作業も行う方針だ。《読売新聞》

響く弔砲、静かに花手向け

国葬会場の日本武道館前に安倍晋三元首相の遺骨が27日午後、到着すると、陸上自衛隊による弔砲19発が響き渡った。富士山が好きだったという安倍氏のために日本の山々などが白や黄色の花で描かれた式壇に、参列者が次々と静かに花を手向けた。友人代表として菅義偉前首相が「安倍総理」と呼びかけて追悼の辞を述べると、喪服姿の妻昭恵さんは涙を流し、白いハンカチで何度も目元を押さえた。

午後2時過ぎ、喪服や黒いスーツの参列者でほとんどの座席が埋め尽くされ、静まりかえる会場に昭恵さんが遺骨を抱いてゆっくりと入場した。

米豪印、安倍外交実績を評価

米国のハリス副大統領は27日、安倍晋三元首相の国葬に出席後、東京都港区の増上寺で記者団の取材に応じ「『自由で開かれたインド太平洋』という言葉を生み出したのは彼だった。米国はその原則を大切に守っていく」と安倍氏の外交実績を評価した。安全保障面で日本や韓国、オーストラリアなどと連携を深める考えを表明した。

国葬のため訪日したオーストラリアのアルバニージー首相とインドのモディ首相は27日、岸田文雄首相とそれぞれ会談し、日米豪印の協力枠組み「クアッド」を推進した安倍氏の功績を称賛、対日関係強化に意欲を示した。《共同通信》

一方で

立憲民主党、共産党、れいわ新選組、社民党の幹部らが27日午後、安倍晋三元首相の国葬(国葬儀)の開始にあわせ、国会正門前で行われた反対派の集会に参加し、連帯のあいさつを行った。

立民からは党「次の内閣」環境相を務める近藤昭一衆院議員が登壇し「国葬に反対することは民主主義を守ることだ」などとあいさつ。壇上には阿部知子、吉田晴美両衆院議員と杉尾秀哉参院議員も並んだ。

共産は志位和夫委員長ら多数の所属議員が参加。志位氏は「民意を無視し、憲法を無視し、戦後最悪の安倍政治を国民に強要する岸田文雄政権はもう終わりにしよう」などと気勢をあげた。

れいわは櫛渕万里衆院議員が静岡県の豪雨被害に触れ「国葬より被災地だ」などと演説。社民は福島瑞穂党首が「国政の私物化をやってきて国葬に値するとは思えない」などと批判した。

集会では、国葬で黙禱が行われている時間にあわせ、鳴り物を打ち鳴らして「黙禱を強制するな」「国葬中止」などとシュプレヒコールをあげた。《産経新聞》

菅義偉元首相、追悼の辞

27日に営まれた安倍晋三元首相の国葬(国葬儀)で、自民党の菅義偉前首相は友人代表として追悼の辞を述べた。菅氏は安倍氏との出会いや第2次安倍政権時代の日々を振り返り、「あらゆる苦楽を共にした(第2次安倍政権での)7年8カ月。私は本当に幸せでした」と述べた。菅氏の追悼の辞の全文は次の通り。

7月の8日でした。

信じられない一報を耳にし、とにかく一命をとりとめてほしい。あなたにお目にかかりたい。同じ空間で同じ空気を共にしたい。その一心で現地に向かい、そしてあなたならではの温かなほほ笑みに、最後の一瞬、接することができました。

あの運命の日から、80日がたってしまいました。

あれからも朝は来て、日は暮れていきます。やかましかったセミはいつのまにか鳴りをひそめ、高い空には秋の雲がたなびくようになりました。

季節は歩みを進めます。あなたという人がいないのに、時は過ぎる。無情でも過ぎていくことに、私はいまだに許せないものを覚えます。

天はなぜ、よりにもよってこのような悲劇を現実にし、生命(いのち)を失ってはならない人から生命を召し上げてしまったのか。

口惜しくてなりません。悲しみと怒りを交互に感じながら、今日のこの日を迎えました。

しかし、安倍総理とお呼びしますが、ご覧になれますか。ここ武道館の周りには花をささげよう、国葬儀に立ちあおうと、たくさんの人が集まってくれています。

20代、30代の人たちが少なくないようです。明日を担う若者たちが大勢、あなたを慕い、あなたを見送りに来ています。

総理、あなたは今日よりも明日の方がよくなる日本を創りたい。若い人たちに希望を持たせたいという強い信念を持ち、毎日、毎日、国民に語りかけておられた。そして、日本よ、日本人よ、世界の真ん中で咲き誇れ。これがあなたの口癖でした。

次の時代を担う人々が未来を明るく思い描いて初めて経済も成長するのだと。いま、あなたを惜しむ若い人たちが、こんなにもたくさんいるということは、歩みをともにした者として、これ以上にうれしいことはありません。報われた思いであります。

平成12年、日本政府は北朝鮮にコメを送ろうとしておりました。私は当選まだ2回の議員でしたが、「草の根の国民に届くのならよいが、その保証がない限り、軍部を肥やすようなことはすべきでない」と言って、自民党総務会で大反対の意見をぶちましたところ、これが新聞に載りました。

すると、記事を見たあなたは「会いたい」と電話をかけてくれました。

「菅さんの言っていることは正しい。北朝鮮が拉致した日本人を取り戻すため、一緒に行動してくれればうれしい」と、そういうお話でした。

信念と迫力に満ちたあの時のあなたの言葉は、その後の私自身の政治活動の糧となりました。

そのまっすぐな目、信念を貫こうとする姿勢に打たれ、私は直感いたしました。この人こそはいつか総理になる人、ならねばならない人なのだと、確信をしたのであります。

私が生涯誇りとするのは、この確信において、一度として揺らがなかったことであります。総理、あなたは一度、持病が悪くなって、総理の座をしりぞきました。そのことを負い目に思って、二度目の自民党総裁選出馬をずいぶんと迷っておられました。

最後には2人で銀座の焼鳥屋に行き、私は一生懸命、あなたを口説きました。それが使命だと思ったからです。3時間後にはようやく、首をタテに振ってくれた。私はこのことを「菅義偉、生涯最大の達成」として、いつまでも誇らしく思うであろうと思います。

総理が官邸にいるときは欠かさず、一日に一度、気兼ねのない話をしました。今でも、ふと一人になると、そうした日々の様子がまざまざとと蘇ってまいります。

TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉に入るのを、私はできれば時間をかけたほうがいいという立場でした。総理は「タイミングを失してはならない。やるなら早いほうがいい」という意見で、どちらが正しかったかは、もはや歴史が証明済みです。

一歩後退すると勢いを失う。前進してこそ活路が開けると思っていたのでしょう。総理、あなたの判断はいつも正しかった。

安倍総理。日本国はあなたという歴史上かけがえのないリーダーをいただいたからこそ、特定秘密保護法、一連の平和安全法制、改正組織犯罪処罰法など難しかった法案を、すべて成立をさせることができました。どの一つを欠いても、わが国の安全は確固たるものにはならない。あなたの信念、そして決意に、私たちはとこしえの感謝をささげるものであります。

国難を突破し、強い日本を創る。そして真の平和国家日本を希求し、日本をあらゆる分野で世界に貢献できる国にする。そんな覚悟と決断の毎日が続く中にあっても、総理、あなたは常に笑顔を絶やさなかった。いつもまわりの人たちに心を配り、優しさを降り注いだ。

総理大臣官邸で共に過ごし、あらゆる苦楽を共にした7年8カ月。私は本当に幸せでした。私だけではなく、すべてのスタッフたちがあの厳しい日々の中で、明るく生き生きと働いていたことを思い起こします。何度でも申し上げます。安倍総理、あなたはわが国、日本にとっての真のリーダーでした。

衆議院第1会館1212号室の、あなたの机には読みかけの本が1冊、ありました。岡義武著『山県有朋』です。

ここまで読んだという最後のページは、端を折ってありました。そしてそのページにはマーカーペンで、線を引いたところがありました。しるしをつけた箇所にあったのは、いみじくも山県有朋が長年の盟友、伊藤博文に先立たれ、故人をしのんで詠んだ歌でありました。

総理、今、この歌くらい、私自身の思いをよく詠んだ一首はありません。

「かたりあひて 尽しゝ人は 先立ちぬ 今より後の世をいかにせむ」

「かたりあひて 尽しゝ人は 先立ちぬ 今より後の世をいかにせむ」

深い悲しみと寂しさを覚えます。総理、本当にありがとうございました。どうか安らかに、お休みください。

令和4年9月27日 前内閣総理大臣 菅義偉《産経新聞》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

辻元氏に

【立憲民主党・辻元清美参院議員】旧統一教会との接点

立憲民主党の岡田克也幹事長は27日の記者会見で、同党の辻元清美参院議員が2012年に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体「世界平和女性連合」の勉強会に参加していたと明らかにした。立民で接点が確認された国会議員は計16人となった。

岡田氏によると、辻元氏は知人に誘われて秘書と一緒に出席し、会費2千円を支払ったという。点検した結果、会費の領収書に団体名の記載があり、接点が判明した。

辻元氏は自身のブログで「知り合いに誘われた公民館での小さな会で、領収証の内容を十分認識しないまま受け取っていた。今後、一層慎重に対応する」と説明した。《共同通信》

日本維新の会の馬場伸幸代表は27日の記者会見で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点が判明した立憲民主党の辻元清美参院議員について、これまで辻元氏が自民党と旧統一教会との関係を問題視していたことを念頭に「あの人はブーメランのプロだ」と突き放した。

立民の岡田克也幹事長は27日の記者会見で、辻元氏が平成24年に旧統一教会の関連団体「世界平和女性連合」の勉強会に参加していたと明らかにした。《産経新聞》

【沖縄県宜野湾市】市議がマルチ商法

沖縄県宜野湾市議選で初当選した元教員の新人、プリティ宮城ちえ氏(63)=本名・宮城千恵氏、れいわ新選組公認=が元教え子に対し、マルチ商法で全国から約650億円を不正に集めたとみられる投資グループの関係者を紹介していたことが27日、分かった。宮城氏が沖縄タイムスの取材で認めた。

投資グループのメンバーのうち都内の会社役員ら7人は、高配当をうたった投資ファンドへの出資を無登録で勧誘したとして昨年、金融商品取引法違反(無登録営業)の疑いで警視庁に逮捕されている。

会社役員らは「ジュビリーエース」などの金融商品をうたい、暗号資産(仮想通貨)の売買を通じて利益が出るなどと説明。2019年4月~20年11月に約650億円を集金したとみられる。新たな出資者を紹介すると紹介料などを得られるマルチ商法の手口で出資を拡大したとみられ、県内でも被害が確認されている。

宮城氏によると教員退職後の19年、県内に住む当時40代男性の紹介を受けて出資。その後、男性を那覇市の元教え子の20代女性に紹介した。「男性も私も人をだますつもりは全くなく、いい話だと思った」と話す。

宮城氏は元教え子に金融商品への出資や投資セミナーへの参加を直接勧めたことはないと言い、現在弁護士を立てる方向で調整中。「市議として活動を続け、心配してくれている支持者に応えたい」と話した。

一方、元教え子は「毎週のようにセミナーに誘われた」と本紙に説明。20年8月、宮城氏から「億万長者がどんなふうに稼いでいるか私も知りたいから一緒に行こう」などと言われて40代男性を訪ねた。男性に現金50万円を手渡したこともあると言い、「先生の紹介だから信用していた」と振り返った。

宮城氏は11日に投開票された市議選で2843票を獲得し、2位で当選。れいわ新選組の公認候補として県内で初めて議席を確保した。《沖縄タイムス》

【プロ野球・27日】

西4―1ソ

西武が3連勝。一回に山川が先制の40号2ラン、五回には愛斗が2点適時打を放った。高橋は要所で踏ん張り、7回1失点で自己最多の12勝目。ソフトバンクは石川が6四球と乱れ、5回4失点で自己ワーストの10敗目を喫した。

日14―0ロ

日本ハムが今季最多の14点で大勝。一回に2点を先取し、二回には清宮の自身初となる満塁本塁打で突き放し、その後も加点した。鈴木が6回2安打無失点で2勝目。ロッテは投打で振るわず、4連敗でCS進出の可能性が消滅した。

オ1―6楽

楽天が4年ぶりにオリックス戦で勝ち越し。則本が今季初完投で2年連続の10勝到達。二回にギッテンスの適時打などで2点を先制。三回に2点、四、七回に1点ずつ加えた。オリックスは宮城が三回途中で降板した。

ヤ1―4神

阪神が巨人に並んで3位に浮上。一回に中野の先頭打者本塁打で先制し、四回に高寺の犠飛で加点。五回に大山、原口の適時打で2点を加えた。青柳が6回1失点でリーグトップの13勝目。ヤクルトは宮本のソロによる1点に終わった。

D8―3中

DeNAがシーズンの勝ち越しを決めた。1―3の四回に宮崎とソトの連続ソロ本塁打で追い付くと、八回は桑原の2点打など打者一巡の猛攻で5点を挙げて突き放した。3番手の入江が5勝目。中日は八回に清水が集中打を浴びた。《共同通信》

【COVID-19】

国内で27日、4万3594人の新型コロナウイルス感染者が報告された。都道府県別では東京5247人、大阪3300人、愛知2713人など。死者は千葉10人、大阪9人、東京8人など計107人が確認された。

都道府県の発表に基づく集計で、厚生労働省が27日夕に公表したデータとは異なる。

厚労省によると重症者は225人で、前日から7人減った。

福島や兵庫などで過去に公表した感染者を取り下げた。《共同通信》

【ノルドストリーム】ガス漏れ

ドイツのDPA通信は27日、ロシアからバルト海経由でドイツに天然ガスを送る海底パイプライン「ノルドストリーム」と「ノルドストリーム2」でデンマーク当局が計3カ所でガス漏れを発見したと報じた。原因は不明だが、意図的に壊された可能性も指摘されている。

ロイター通信によると、バルト海に面するポーランドのモラウィエツキ首相は「ウクライナ情勢の緊迫化に続く破壊工作だ」とロシアの関与を示唆した。

DPA通信などによると、ガス漏れ現場近くの離島では26日、地震計が大きな揺れを2回観測。この日からパイプライン内のガス圧の急低下が始まった。

ロシアからバルト海経由でドイツに天然ガスを送る海底パイプライン「ノルドストリーム」と「ノルドストリーム2」で発生したガス漏れに関してスウェーデンとデンマークの首相は27日、意図的な行為で起きたとの認識をそれぞれ示した。スウェーデン警察も同日、破壊行為の可能性があるとして捜査を始めたと発表した。欧米メディアが報じた。

ロイター通信によると、デンマークのフレデリクセン首相は27日の記者会見で「事故ではなく意図的な行為だ」と指摘。スウェーデンのアンデション首相も別の会見で「意図的な行為と結論付ける情報を得ている。おそらく妨害工作だ」と述べた。 《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

87〜98%が編入支持と主張

ウクライナの親ロシア派が東部と南部の計4州でロシアへの一方的な編入に向けて実施した「住民投票」は27日、5日間の日程を終えた。ロシアメディアによると、親ロ派はこのうち3州で開票を終え、暫定集計結果として87〜98%の圧倒的多数が編入を支持したと主張した。ロシアのプーチン政権が編入を宣言する可能性が強まった。

ブリンケン米国務長官は27日、「ロシアによるウクライナ領土の併合を決して認めない」と強調した。トーマスグリーンフィールド米国連大使も27日、ウクライナ領土の変更を認めないよう求める決議案を近く国連安全保障理事会に提出すると明らかにした。

米、ロシア人亡命を歓迎

米ホワイトハウスのジャンピエール報道官は27日の記者会見で、ロシアのプーチン大統領の部分動員令を受け、同国から出国者が相次いでいることについて「国籍を問わず、米国に亡命を申請することができる」と述べ、要件を満たせば歓迎する意向を示した。

ロシアメディアの報道によると、同国は予備役の出国を禁止する措置を取り始めており、社会に動揺が拡大。23日から出国できない人が出始めたという。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは27日、各地で行われ、エンゼルスの大谷はアナハイムでのアスレチックス戦に「3番・指名打者」でフル出場し、4打数2安打でメジャー自己最長の12試合連続安打をマークした。試合は4―3で勝った。

産休制度「父親リスト」などから復帰したカブスの鈴木はフィリーズ戦で出番がなかった。チームは2―1で勝った。

ア・リーグ東地区でヤンキースがブルージェイズを5―2で下し、ナ・リーグ中地区のカージナルスとともに3年ぶりの地区優勝を決めた。《共同通信》

【有吉道夫さん】死去

元日本将棋連盟常務理事で、引退棋士九段の有吉道夫氏が27日、誤嚥性肺炎のため死去した。87歳。岡山県出身。

故大山康晴15世名人門下。1955年プロ棋士の四段となり、79年に九段昇段。“火の玉流”と呼ばれる激しい攻めでファンを魅了した。

名人戦挑戦者を決める順位戦は、最上位のA級に通算21期在籍。タイトル戦には9回登場し73年に棋聖を1期獲得した。2010年に現役を引退した。通算成績は1088勝1002敗。《共同通信》



9月27日 その日のできごと(何の日)