令和1225日目
2022/09/06
この日のできごと(何の日)
【英・トラス首相】就任
英与党の保守党党首に選出されたリズ・トラス外相(47)が6日、エリザベス女王の任命を受けて新首相に就任した。組閣後に政権を本格始動させ、喫緊の課題である物価高騰のほか、ロシアの侵攻が続くウクライナへの支援などの懸案に取り組む。女性首相は故サッチャー氏(在任1979〜90年)、メイ氏(同2016〜19年)に続き3人目。
トラス氏は6日、ロンドンの首相官邸前で就任後初めて演説し「われわれは経済を再建できる」と抱負を述べた。
英国では原則、現在の保守党のように下院で過半数の議席を占める党の党首が首相に任命される。
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トラス英首相は6日、ロンドンの首相官邸前で就任後初の演説に臨み、記録的な物価高やロシアによるウクライナ侵攻などに直面する中「われわれは共に嵐を乗り切れると確信している」と述べ、難題の克服に強い決意を示した。主要閣僚の陣容も発表。財務相と外相、内相にそれぞれ非白人を起用し、英政界の人種的多様化を象徴する内閣となった。
英メディアによると、首相と財務相、外相、内相は「四大要職」とされ、全員が白人男性以外となるのは初めて。ジョンソン前政権でウクライナ支援に尽力したウォレス国防相は留任させた。《共同通信》
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台風11号、日本海北上、温帯低気圧に
【台風11号】日本海を北上
台風11号は6日、九州北部に最接近した後、対馬海峡を通過し、日本海を北寄りに進んだ。午後9時の観測で、温帯低気圧に変わった。九州を中心に西日本各地では強風や大雨となった。九州新幹線や山陽新幹線が計画運休するなど交通は乱れ、停電や通信障害も発生。佐賀県白石町では、台風対策で屋根に上り、転落した可能性がある70代男性が死亡した。
東日本は7日にかけて、雷を伴った非常に激しい雨が降り、北日本では強風やしけになる恐れがあるとして、気象庁は警戒を呼びかけた。
台風から変わった温帯低気圧は6日午後9時現在、日本海を時速約85キロで北北東へ進んだ。《共同通信》
【将棋・藤井聡太王位】王位戦3連覇
将棋の藤井聡太王位=竜王・叡王・王将・棋聖との五冠=(20)に豊島将之九段(32)が挑戦した第63期王位戦7番勝負第5局は5、6の両日、静岡県牧之原市で指され、128手で後手の藤井王位が勝ち、4勝1敗でタイトルを防衛、3連覇を飾った。通算タイトルは最速、最年少で歴代9位の10期目を獲得した。 藤井王位は初タイトルから2年1カ月、20歳1カ月で10期目に到達した。《共同通信》
【プロ野球・6日】
西3―2ロ
西武は0―0の四回2死から森、山川、呉念庭の3者連続本塁打で3点を先制し、リードを守り切った。高橋が7回2/3を8安打2失点と粘り、2年連続2桁となる10勝目を挙げた。ロッテは打線のつながりを欠き、4連敗となった。
ソ4―2楽
ソフトバンクは1―1の三回に柳田の適時打で勝ち越し、四回には三森の三塁打で2点を加えた。和田が5回2失点にまとめて5勝目、モイネロが20セーブ目を挙げた。楽天は滝中が4回4失点と踏ん張れず、貯金がなくなった。
日6―2オ
日本ハムは二回に万波と谷内の適時打で2点を先制。2―1の五回には松本剛の適時二塁打と清宮の3点三塁打で4点を追加した。上沢が7回2失点で7勝目。オリックスは山岡が五回途中5失点と崩れ、連勝が3で止まった。
中2―4広
広島が継投で逃げ切って4連勝。三回に秋山の3点本塁打など打者9人の攻撃で4点を先取した。九里が七回途中まで2失点で6勝目、栗林が28セーブ目を挙げた。中日は柳が四回途中まで4失点と崩れ、終盤の好機も生かせなかった。
巨1―2D
DeNAが連敗を3で止めた。1―1の延長十一回、佐野の18号ソロで勝ち越した。先発の今永が7回1失点で、救援陣が無失点でつないで入江が4勝目。山崎が32セーブ目。巨人は終盤の好機を生かせず、抑えの大勢がつかまった。
神6―8ヤ
ヤクルトが延長戦で競り勝った。マクガフが抑えに失敗して6―6と追い付かれた直後の十一回、塩見が中前に2点打を運んで勝ち越した。阪神は十回に代打原口が同点打を放ったが、6番手の浜地が打たれ、3連敗となった。
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ヤクルトの村上宗隆内野手(22)が6日、甲子園球場で行われた阪神20回戦の六回に今季52号本塁打を打ち、1963年の野村克也(南海=現ソフトバンク)と85年の落合博満(ロッテ)がマークした日本勢歴代2位のシーズン52本に並んだ。
日本選手最多は64年に王貞治(巨人)がつくった55本で、あと3本とした。歴代最多は2013年にバレンティン(ヤクルト)が記録した60本。《共同通信》
【天皇陛下】稲刈り
天皇陛下は6日、皇居内の生物学研究所の脇にある田んぼで恒例の稲刈りをされた。長袖シャツに黒い長靴姿の陛下はしゃがみながら、右手に持った鎌で、うるち米のニホンマサリと、もち米のマンゲツモチ計20株を小気味よく刈り取った。
皇居での稲作は、農業奨励のために昭和天皇が始めた行事で、陛下は上皇さまから引き継いだ。
今年は陛下が4月に種もみをまき、5月に田植えをした。宮内庁によると、天候に恵まれて稲はよく成長し、作柄は平年並みという。収穫したコメは、皇室の神事に使われる。《共同通信》
【東京株式市場】
6日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は5営業日ぶりに反発し、前日比6円90銭高の2万7626円51銭で取引を終えた。前日まで値下がりした割安感から買われたが、米連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利上げに伴う米国の景気後退を警戒した売り注文も出た。
東証株価指数(TOPIX)は2.21ポイント安の1926.58。出来高は約8億5000万株。
平均株価は一時200円近く上げたが続かず、マイナス圏に沈む場面も多かった。市場関係者からは「米国の景気後退懸念がくすぶっており、一進一退の展開だった」との声が聞かれた。《共同通信》
【COVID-19】
国内で6日、11万2198人の新型コロナウイルス感染者が報告された。1週間前から約4万人減ったが、死者は320人報告され深刻な状況が続いている。
感染者の都道府県別内訳は大阪1万2093人、愛知1万270人、東京9486人など。死者は大阪28人、東京27人、愛知25人などだった。神奈川では10歳未満の子ども1人が死亡した。
厚生労働省によると、重症者は前日から7人減って512人だった。
過去に公表した感染者について、秋田や三重などで取り下げがあった。《共同通信》
【外国為替市場】円安加速
外国為替市場の円相場は6日、一時1ドル=143円台に下落し、1998年8月以来、約24年ぶりの円安水準を更新した。年明けは115円近辺だったが約28円も円安が進行した。大規模な金融緩和策を続け金利を低く抑え込んでいる日本と、インフレ退治のため利上げを進める米国との金利差が要因で金利が低く運用に不利な円を売り、ドルを買う流れが収まらない。
円安は海外で稼ぐ企業の円換算の利益を膨らませる効果があるが、海外で買い付ける製品は割高になる。食品値上げなどを招き、家計の負担になっている。
円は対ドルで一時141円73銭まで下落。その後、海外市場で143円台を付けた。《共同通信》
【ウクライナ侵攻】
原発砲撃、軍駐留が脅威に
国際原子力機関(IAEA)は6日、ウクライナ南部ザポロジエ原発の安全性などに関する報告書を公表した。原発敷地内への砲撃やロシア軍の駐留の実態を説明し、原子力事故につながる脅威になっていると指摘。周辺を安全管理区域とする合意が必要だと呼びかけた。
IAEAのグロッシ事務局長は国連安全保障理事会の会合にオンライン参加し、報告書の内容を説明。チェルノブイリ原発や東京電力福島第1原発の事故とは異なり、今回は「未然に防ぐ機会がある」と訴え、ロシアやウクライナ、国際社会に対応を求めた。《共同通信》
【MLB】
米大リーグは6日、各地で行われ、カブスの鈴木はシカゴでのレッズ戦に「2番・右翼」でフル出場し、1―3の五回に同点となる11号2ランを放つなど3打数1安打3打点だった。試合は9―3で勝った。
エンゼルスの大谷はタイガース戦に「3番・指名打者」で出場し、4打数無安打だった。チームは延長十回、5―4でサヨナラ勝ちした。
ブルージェイズの菊池はオリオールズ戦の六回途中に4番手で登板し、2/3回を2安打1失点。チームは6―9で敗れた。《共同通信》