令和987日目
2022/01/11
この日のできごと(何の日)
【北朝鮮】弾道ミサイル発射
韓国軍合同参謀本部は11日、北朝鮮が同日午前7時27分(日本時間同)ごろ、内陸から東方の日本海に向けて弾道ミサイルと推定される飛翔体1発を発射したと発表した。日本政府によると、通常の弾道軌道であれば飛距離は700キロ未満で、落下したのは日本の排他的経済水域(EEZ)外の海域と推定される。北朝鮮は5日に「極超音速ミサイル」と主張する新型弾道ミサイルを日本海に発射したばかりで、6日ぶり。
韓国の聯合ニュースによると、前回と同じ北部慈江道付近から発射され、速度は音速の10倍近くに達した。前回は音速の6倍ほどだった。日米韓は追加発射を警戒している。
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韓国軍合同参謀本部は11日、北朝鮮が同日朝に日本海へ発射した飛翔体について、700キロ以上飛行、最高速度はマッハ10(音速の10倍)前後に達したとし、5日発射のミサイルより「進展した」との分析を明らかにした。韓国や日米のミサイル防衛(MD)突破を目指して開発中の新型ミサイルの技術向上を図っている可能性がある。
日本の防衛省は通常の弾道軌道であれば飛行距離は700キロ未満だったと分析。
韓国軍によると、11日のミサイルは5日と同じ北部慈江道付近から発射され、最高高度は約60キロで従来型の弾道ミサイルより低い軌道を飛んだ。《共同通信》
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【体操・内村航平選手】現役引退
体操ニッポンのエースとして2012年ロンドン、16年リオデジャネイロ両五輪で男子個人総合2連覇などを成し遂げた内村航平(33)=ジョイカル=が現役を引退すると11日、マネジメント会社が発表した。近く記者会見を開く。新型コロナウイルス禍で1年延期となった昨夏の東京五輪は両肩痛の影響で種目別の鉄棒に絞り、4大会連続出場したものの予選落ち。昨年10月に出生地の北九州市で行われた世界選手権では6位に終わっていた。
計6種目で争われる個人総合では無類の強さで五輪と世界選手権を合わせて8年連続世界一に輝き、08年全日本選手権から国内外の大会で40連勝も記録した。《共同通信》
【大相撲】
大相撲初場所3日目(11日・両国国技館)3場所連続優勝を目指す横綱照ノ富士は霧馬山を豪快な左上手投げで退け、3連勝とした。
両大関はそろって敗れた。貴景勝は取り直しの一番で宇良に押し倒されて2連敗。正代は小結大栄翔に突き出され、初黒星を喫した。宇良と大栄翔は初白星。
両関脇は勝利。大関昇進の足固めを狙う御嶽海は若隆景を寄り切って3連勝と好スタート。隆の勝は2連勝で白星を先行させた。新入幕王鵬は3連勝とした。《共同通信》
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12日に65歳を迎え、日本相撲協会を定年となる荒磯親方=元大関若嶋津、鹿児島県出身、放駒部屋=が初場所3日目の11日、「今はただ相撲協会や支えてくれた方々に感謝しかない。いい相撲人生を送らせていただいた」と代表取材にコメントした。
元横綱初代若乃花が師匠の二子山部屋に入門し、1975年春場所で初土俵。82年九州場所後に大関昇進を果たした。浅黒く引き締まった体と精悍な顔つき、スピード感あふれる取り口で「南海の黒ひょう」の愛称で人気を誇り、2度優勝した。
今後は再雇用制度で「参与」として協会に残る。「相撲界の発展のため、貢献したい」と語った。《共同通信》
【サッカー】
香川真司選手、 シントトロイデン加入会見
サッカーのベルギー1部リーグ、シントトロイデンへの加入が決まった香川真司(32)が11日、オンラインで入団の記者会見に臨み「昨年1年プレーしていなかったので、ただ単純にプレーをしたい。自分の力を改めて証明したい気持ちが強い」と意気込みを語った。
ギリシャ1部リーグのPAOKでは出場機会を失い、昨年12月に契約解消。国内復帰も「正直考えるところはあった」と明かしたが、これまでドイツやイングランドで成長を遂げたMFは「欧州に残ってチャレンジしたい気持ちがシンプルに上回った」と決断理由を述べた。《共同通信》
三浦知良選手、鈴鹿に移籍
サッカーの元日本代表FW三浦知良(54)が、J2横浜FCから日本フットボールリーグ(JFL)の鈴鹿ポイントゲッターズに期限付き移籍することが11日、決まった。両クラブが発表した。三浦は「ここでプレーする機会を与えていただけたことに感謝し、ピッチの上でクラブの勝利に貢献できるよう努力する」と鈴鹿を通じてコメントした。
三重県初のJリーグ入りを目指す鈴鹿は兄の泰年氏が監督兼ゼネラルマネジャー(GM)を務める。昨季のJFLは4位に入った。
三浦は2005年から横浜FCでプレー。プロ36年目の昨季、3月リーグ戦に出場、J1最年長出場記録を54歳12日に更新した。《共同通信》
【東京株式市場】
連休明け11日の東京株式市場の日経平均株価は3営業日連続で下落した。終値は前週末比256円08銭安の2万8222円48銭で、昨年12月20日以来、約3週間ぶりの安値を付けた。米連邦準備制度理事会による金融政策正常化の前倒しに対する警戒感から、ハイテク株を中心に売り注文が優勢となった。
今月6日から合計した値下がり幅は1100円余りに達した。東証株価指数(TOPIX)は8.86ポイント安の1986.82。《共同通信》
【COVID-19】
国内新規感染6378人
国内で11日、新たに6378人の新型コロナウイルス感染者が確認された。1週間前の4日の1200人余りから約5倍に増えた。都道府県別では東京962人、沖縄775人、大阪613人、広島588人など。空港検疫は139人だった。厚生労働省によると、重症者は前日から10人増え100人だった。
死者は北海道、群馬でそれぞれ1人で、計2人だった。
新潟と兵庫で過去に発表された感染者計4人の取り下げがあった。《共同通信》
12歳未満接種、3月にも開始
岸田文雄首相は11日、新型コロナウイルス「オミクロン株」感染の急拡大を踏まえ、12歳未満の子どもへのワクチン接種を早期に始める方針を表明した。対象年齢を広げる手続きを経て、開始は3月以降になる見通しだ。首相は全国知事会に対し3回目接種を巡る体制強化の協力を要請した。
子どもへの接種を巡っては、米製薬大手ファイザーが対象年齢を5〜11歳にも広げるための承認を厚生労働省に申請している。安全性や有効性の確認を経て薬事承認され、厚労省ワクチン分科会が実施要領を決めれば接種が可能となる。首相は「希望者に対して、できるだけ早く接種を始める」と強調した。《共同通信》
【岸田文雄首相】政権発足100日
岸田文雄首相は11日、政権発足から同日で100日を迎えたことに関し「目まぐるしく変わる国内外の情勢に機動的に対応しながら、スピード感を持って山積する課題に一つ一つ決断を下してきた」と述べた。官邸で記者団の取材に応じた。
特に新型コロナウイルス対応は国民生活に大きな影響があるとして「一瞬たりとも気を抜けない政権の最重要課題として取り組んだ」と強調。首相就任後の衆院選や経済対策の取りまとめを挙げ「息つく間もなく駆け抜けてきた」と振り返った。《共同通信》
【韓国】建設現場で外壁崩壊
韓国南西部・光州で11日、建設中のマンション(39階建て)の23〜38階部分の外壁が崩れ落ちる事故があり、消防当局は12日までに作業員6人と連絡が取れなくなっていると明らかにした。外壁がさらに崩壊する恐れがあり、捜索は難航している。聯合ニュースが報じた。
光州では昨年6月、再開発のために解体していたビルが倒壊し、通り掛かった路線バスが下敷きとなって乗客9人が死亡した。施工主体は今回の事故と同じ建設会社で、光州市は12日、安全確保のため同社が市内で行っている全ての建設工事の一時中断を命じた。《共同通信》
【カザフスタン】新首相にスマイロフ氏
燃料価格引き上げに抗議するデモが暴徒化し多数の死傷者が出た中央アジア・カザフスタンのトカエフ大統領は11日、議会の同意を得て新首相にアリハン・スマイロフ前第1副首相(49)を任命した。タス通信が伝えた。
トカエフ氏は同日、下院で演説し、ロシア主導の集団安全保障条約機構(CSTO)が治安維持のため派遣した部隊の「主要な任務は成功裏に終わった」と述べ、部隊の段階的撤収が2日後に始まると表明。情勢安定化に自信を示した。
スマイロフ氏は元財務相。デモ暴徒化で事実上更迭されたマミン首相の下で第1副首相を務め、マミン氏辞職後は首相代行を務めていた。《共同通信》