令和986日目

2022/01/10

この日のできごと(何の日)

【サッカー・全国高校選手権】青森山田、3度目の優勝

サッカーの全国高校選手権最終日は10日、東京・国立競技場で決勝が行われ、青森山田が大津(熊本)に4−0で快勝して3大会ぶり3度目の優勝を果たした。全国高校総体と高円宮杯U−18プレミアリーグ東地区に続いて、三つ目のタイトルを獲得した。

4大会連続で決勝に進んだ青森山田は序盤から攻勢を強め、丸山のヘディングで先制するなど前半に2点を先行。後半は、J1のFC東京入りする松木らのゴールで突き放した。

守勢が続いた大津は熊本県勢初の頂点には届かなかった。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【大相撲】

大相撲初場所2日目(10日・両国国技館)3場所連続7度目の優勝を目指す一人横綱の照ノ富士は若隆景を豪快な左小手投げで下し、2連勝とした。昨年9月の秋場所13日目からの連勝を20に伸ばした。

両大関は明暗を分けた。貴景勝は小結明生に突き落とされて初黒星を喫した。正代は宇良を力強く押し出し、2連勝。

両関脇はともに白星を手にした。大関昇進の足固めを狙う御嶽海は逸ノ城を押し出して2連勝。隆の勝は初勝利を挙げた。《共同通信》

【西宮神社】歩いて参拝、皆で「福男」

兵庫県西宮市の西宮神社で10日、参拝一番乗りを目指し境内を走り抜ける恒例の「福男選び」が新型コロナウイルス感染拡大で2年連続中止になったことを受け、参拝客を係員が本殿まで誘導した。午前6時にスタート位置の「表大門」が開き、約500人が約230メートルの石畳を歩いた。

昨年も同じやり方だったが、今年は子どもらにも開門を間近で見てもらおうと、先頭に「ユニバーサルスペース」が設けられた。運営団体「開門神事講社」の平尾亮講長(45)は「足の速さは関係なく、皆に福を持って帰ってもらうという長年の夢がかなった」と感無量の様子だった。《共同通信》

【COVID-19】

成人の日、感染対策徹底

新型コロナウイルスのオミクロン株が全国的に急拡大する中、成人の日を迎えた10日、各地で式典が開かれた。自治体は参加者を分散するなどの感染防止対策を徹底し、新成人たちはマスク姿で密を避けながら門出の日を祝い合った。まん延防止等重点措置の適用地域では開催を見送った自治体もあった。

全国の市町村で最多となる約3万6000人の新成人を抱える横浜市は、事前にワクチン未接種の出席予定者へ希望に応じて抗原検査キットを無料配布。今年は横浜アリーナ(港北区)で4回に分けて開催し、動画で配信した。

山中竹春市長は「新成人の責任と行動を信じて開催を決断した」と語った。《共同通信》

国内新規感染6438人

国内で10日、新たに6438人の新型コロナ感染者が確認された。2日連続の8千人超となった前日までと比べ減少したが、連休中で検査数が少ないといったことが影響した可能性がある。

厚労省にコロナ対策を助言する専門家組織は、連休や成人式、気温低下に伴う屋内での活動増加などで「さらに感染が急拡大する恐れがある」とみており、連休明けに感染者数が再び膨らむ懸念がある。

まん延防止等重点措置が適用された3県の感染者は、広島が672人で、4日連続となる最多更新。山口は101人で、うち45人は米軍岩国基地がある岩国市の在住者だった。沖縄は779人。4日ぶりに1000人を下回った。

尾身会長、高齢者接種「最優先で」

政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長ら専門家は10日、岸田文雄首相と公邸で会い、新変異株「オミクロン株」への対策として、高齢者へのワクチン3回目接種を最優先で進めるよう要請した。医療提供体制を維持するため、医療従事者が濃厚接触者となった場合の隔離期間を短縮する方策が必要との認識でも一致した。

尾身氏が面会後、記者団に明らかにした。首相は企業活動などを継続させる観点からテレワークを進めるべきだとの認識を示したという。面会には脇田隆字国立感染症研究所長らが同席した。《共同通信》

豪裁判所、ジョコ選手の入国認める

オーストラリアの裁判所は10日、テニスのジョコビッチ選手の入国を認める判断を示し、連邦政府に選手を収容先から即時解放するよう命じた。入国を拒否し、ビザを取り消した政府の決定は「合理性がない」とした。ワクチンの接種免除の特例を事実上認めた形。現地メディアは「ジョコビッチ選手の勝利」と伝え、解放されたと報じた。同選手はツイッターで裁判所の判断に謝意を示し「このようなことがあっても全豪オープンに出場したい」と意欲を示した。

政府側の弁護士は言い渡し後、政府の裁量で査証を再び取り消すことができると主張。出場できるかどうかは依然不透明だ。《共同通信》

【岸田文雄首相】新成人を激励

岸田文雄首相は10日、成人の日に合わせて自身のツイッターを更新し、新成人に祝福と激励の言葉を送った。新型コロナウイルスの影響が長期化する中で「学業や仕事、プライベートなど、思うようにいかないことがあるかもしれない」とした上で「その中にあっても、将来の夢を描いて新たな一歩に挑戦してほしい。私は全力でそれを応援します」と語り掛けた。《共同通信》

【ロシア・プーチン大統領】「カラー革命」容認しない

ロシアのプーチン大統領は10日にオンライン開催された旧ソ連諸国でつくる集団安全保障条約機構(CSTO)の緊急首脳会議で、中央アジア・カザフスタンの暴動について「われわれは『カラー革命』を容認しない」と述べ、外部勢力による政権転覆の試みだったとの見方を示した。

カラー革命は2004年のウクライナの「オレンジ革命」や、キルギスなど旧ソ連圏で親ロシア政権が欧米の支持する大規模デモのため倒れた一連の政変を指す。プーチン氏は、ロシアが勢力圏とみなす旧ソ連地域への欧米による干渉を防ぎ、東方拡大を続ける北大西洋条約機構側と対抗していく姿勢を鮮明にした。《共同通信》

【オランダ】新政権発足

オランダで10日、ルッテ首相率いる第4次政権が発足した。ルッテ氏の中道右派、自由民主党(VVD)など4党による連立。新型コロナウイルスと気候変動対策に注力する方針。連立協議が難航し、昨年3月の下院選から10カ月近くを経てようやく新政権が発足した。

連立に加わるのはVVDのほか、親欧州連合(EU)で中道リベラル政党の民主66、キリスト教民主勢力、キリスト教連合で、下院選前の連立政権と同じ構成。地元報道によると、同国で初めて閣僚の半数が女性を占めた。《共同通信》

【中国恒大】本社移転を発表

経営危機に陥っている中国不動産大手、中国恒大集団の不動産部門は10日、広東省深圳市の本社から昨年12月に退去したと発表した。同市内の自社物件に移転したという。「経費節減が目的」だとしている。運転資金を捻出する狙いとみられる。

短文投稿サイト、微博(ウェイボ)などでは、同市内にあるこれまでの本社ビルの外壁から看板が外されている写真が相次いでアップされた。一部のメディアは、昨年11月ごろ既に本社ビルから従業員がいなくなっていたとする画像も転載した。恒大は2017年に約55億元(約1000億円)の費用をかけ深圳に本社を移したという。《共同通信》

【米メリーランド大】57歳男性にブタの心臓を移植

米メリーランド大は10日、重い心臓病の57歳男性に、免疫拒絶が起きないよう遺伝子操作したブタの心臓を移植したと発表した。世界で初めてとしている。手術から3日後の今も患者の経過は順調で、注意深く推移を見守る。米国でも移植のために提供される心臓は不足しており、執刀医は「問題解決に一歩近づいた」としている。

手術を受けたメリーランド州在住の男性は不整脈で1カ月半入院しており、生命維持装置を使っていた。心臓移植を受けられず、人工心臓も装着できなかったため、今回の移植以外に助かる手段がない状態だった。昨年末、食品医薬品局(FDA)が手術を認めた。《共同通信》

【水島新司さん】死去

「ドカベン」「あぶさん」「野球狂の詩」などの野球漫画で知られる漫画家の水島新司さんが10日、肺炎のため東京都内の病院で死去した。82歳。新潟市出身。

18歳で漫画家デビュー。1970年、剛速球投手の藤村甲子園を主人公にした「男どアホウ甲子園」で人気を得た。

女性投手の水原勇気が変化球を武器にプロ野球で活躍する「野球狂の詩」、山田太郎ら「明訓高校」の個性的な球児たちが甲子園で戦う「ドカベン」、大酒飲みの強打者、景浦安武がパ・リーグでプレーする「あぶさん」などヒット作を連発した。《共同通信》



1月10日 その日のできごと(何の日)