令和900日目

2021/10/16

この日のできごと(何の日)

【岸田文雄首相】岩手、宮城県視察

岸田文雄首相は16日、東日本大震災からの復興状況を視察するため、岩手県を訪問した。陸前高田市の高田松原津波復興祈念公園を訪れ、犠牲者に献花した。大船渡市では水産業関係者らと車座で対話し、サンマ不漁の影響などについて意見を聞いた。首相が東北を訪問するのは就任後初めて。

車座対話では、熱心にメモを取りながら出席者の話を聴取し「意見はしっかり持ち帰り、経済対策に盛り込んでいこうと思う」と語った。その後、津波で壊滅的な被害を受けた地域に整備された商業施設も訪れた。


https://www.kantei.go.jp/

岸田文雄首相は16日、東日本大震災からの復興状況を把握するため、岩手県に続き宮城県を視察した。19日公示の衆院選前最後の週末2日間を使って17日の福島県を含む東北3県を訪れることで、復興を重視する岸田内閣の姿勢をアピールする狙いだ。

首相は16日夜、視察先の宮城県松島町で「被災地の方々と丁寧に会話を積み重ねながら、『東北の復興なくして日本の再生なし』の方針の下で努力を続けていきたい」と記者団に述べた。

午後には気仙沼市の内湾地区の集客施設を視察した。石巻市では石巻南浜津波復興祈念公園で献花。松島町の文化観光交流館では観光業者と車座で意見交換した。《共同通信》

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【福島県大熊町】成人式

東京電力福島第1原発事故によって全町避難した福島県大熊町は16日、原発事故後初めて町内で成人式を開いた。2019年に町の一部地域で避難指示が解除され、ホールを備えた交流施設も今年建設されたことから、10年ぶりに古里での式典が実現した。

町によると、これまで避難先の同県会津若松市やいわき市で開催。今年も1月にいわき市で開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大のため延期となり、その間に交流施設が完成した。

式典には、事故当時小学4年だった新成人134人のうち46人が全国から出席。晴れ着姿で友人との久しぶりの再会を楽しんでいた。

【プロ野球・16日】

日本ハム、栗山監督の退任発表

プロ野球日本ハムは16日、栗山英樹監督(60)が今季限りで退任すると発表した。就任10年目の今季は開幕から苦戦して最下位で、15日にオリックスに敗れて4位以下が確定。3年連続でクライマックスシリーズ(CS)進出を逃した。

就任1年目の2012年にパ・リーグ優勝を果たし、16年にはリーグ制覇と日本一を達成。固定観念に縛られない柔軟な思考で、13年に入団した大谷翔平選手を18年に米大リーグ、エンゼルスに移籍するまで投打の「二刀流」として成長させた。

今年4月には通算632勝目を挙げ、故大沢啓二元監督が持っていた球団通算最多勝利記録を更新した。

楽3−0西

楽天が快勝した。一回に島内の21号2ランで先制し、五回に浅村の犠飛で加点した。岸は制球良く7回3安打無失点で9勝目を挙げ、酒居−宋家豪とつなぎ無失点リレー。西武は打線が6安打を放ったがつながらず、零敗を喫した。

ロ4−10ソ

ソフトバンクは0−3の二回に牧原大と栗原の適時打、柳田の3ランで5点を挙げ逆転し、四回に栗原のソロとデスパイネの二塁打で2点を加えた。杉山が五回から無失点で投げきり2勝目。ロッテは投手陣が崩れ連勝が3で止まった。

日1−1オ

オリックスが八回に追い付き、引き分けた。0−1のこの回、2四球による2死一、二塁からモヤが同点打。山本は6回1失点だった。日本ハムは六回にR・ロドリゲスが先制打を放ち、バーヘイゲンが好投したが、堀が誤算だった。

巨7−8広

広島は一回に宇草の先頭打者本塁打、菊池涼の二塁打、林の2点打で4点を先行し、三回に鈴木誠の36号ソロと菊池涼の2ランで加点した。森下が七回途中5失点で8勝目、栗林が34セーブ目。巨人は追い上げ及ばず4年ぶりの10連敗。

ヤ3−5中

中日は0−1の五回に根尾の適時打、ビシエドの2点打と高橋周の中前打で計4点を奪って逆転した。八回は加藤翔の適時打で加点した。ロドリゲスは5回3失点で今季初勝利。ヤクルトは3併殺の拙攻が響き、石川も五回に崩れた。《共同通信》

【J1】

明治安田J1第32節第2日(16日・日産スタジアムほか=6試合)2位の横浜Mは終盤に杉本と前田がゴールを奪い、札幌に2−1で逆転勝ちした。勝ち点72として、残り6試合で首位川崎との差を9に縮めた。3位の神戸は福岡に1−0で競り勝って勝ち点60。同46の福岡は来季のJ1残留が決まった。

横浜FCは徳島を5−3で破って2連勝で最下位を脱し、柏は清水に1−0で競り勝って4試合ぶりの白星を挙げた。鳥栖−湘南、浦和−G大阪は引き分けた。《共同通信》

【競泳】

25メートルプールで争う競泳の日本短水路選手権は16日、東京辰巳国際水泳場で開幕し、男子の瀬戸大也が400メートル個人メドレーは4分0秒49、100メートル個人メドレーは51秒96でともに優勝した。200メートルバタフライは本多灯が1分49秒84で制し、瀬戸は2位だった。

女子の池江璃花子は50メートル自由形で3位、100メートル個人メドレーで4位、50メートルバタフライで5位。男子100メートル平泳ぎは日本雄也が55秒77、男子1500メートル自由形は竹田渉瑚が14分30秒88のともに短水路日本新記録で頂点に立った。《共同通信》

【大相撲】

大相撲で9月末に現役を引退した元横綱白鵬の間垣親方が16日、東京都墨田区の両国国技館で、日本相撲協会による薬物問題などの研修会に出席し、親方として協会公式行事に初参加した。史上最多の45度の優勝を誇る大横綱は初々しいスーツ姿をお披露目し「(慣れるのは)まだ、これからです」と照れ笑いを浮かべた。

国技館前の通行人からは「お疲れさま」の声が飛び、拍手が送られた。36歳の間垣親方は「ありがとうございます」と頭を下げて感謝を伝えた。九州場所(11月14日初日・福岡国際センター)から館内警備など協会での業務が本格化し「頑張ります」と意欲を新たにした。《共同通信》

【COVID-19】

国内新規感染509人

国内で16日、新たに509人の新型コロナウイルス感染者が確認された。内訳は大阪78人、東京66人、神奈川36人、愛知33人など。死者は東京7人などで計13人が報告された。

厚生労働省によると、全国の重症者は前日から22人減って335人となった。

栃木と兵庫で各1人、過去に発表した感染者の取り下げがあった。《共同通信》

【与野党】幹部ら各地で政策強調

衆院解散後、初の週末となった16日、与野党幹部は全国各地で支持を訴えた。岸田文雄首相(自民党総裁)は新型コロナウイルス禍を克服する決意を表明。立憲民主党の枝野幸男代表は野党協力の意義を主張した。各党は重視する選挙区に幹部を投入し、アピールを強めた。

首相は東日本大震災の被災地訪問の合間を縫って、党埼玉県連の決起集会にオンラインで参加し「コロナ対策を進め、国民の暮らしや命を守る。なんとしても勝ち抜く」と力説した。

枝野氏は共産党の候補取り下げで選挙協力が成立した東京15区で街頭演説。「無理をお願いし立民に一本化してもらった。勝たせてほしい」と力を込めた。

衆院解散後初めての週末となった16日、各地の街頭で与野党の幹部らが演説に立ち、19日に公示される衆院選に向けて政策をアピールした。新型コロナウイルス禍に苦しむ市民からは、生活支援の拡充を求める声が聞かれた。

兵庫県宝塚市の阪急電鉄宝塚駅前では菅義偉前首相と小泉進次郎前環境相が相次いで演説した。小泉氏は菅政権のワクチン政策や自身の育休取得をアピールした。

立憲民主党の枝野幸男代表は東京都のJR新宿駅前に立ち、「政治を根っこから変えないとだめだ」と批判。

日本維新の会の馬場伸幸幹事長はJR富山駅前で演説。「改革なくして分配はなく、成長はない」と力を込めた。《共同通信》

【れいわ新選組・山本太郎代表】比例単独に

れいわ新選組の山本太郎代表は16日、衆院選比例単独候補として東京ブロックに立候補すると東京都内で記者団に表明した。「比例の投票用紙に『れいわ』と書いてもらえるよう運動を最大化していく」と狙いを説明した。8日に東京8区からの出馬を表明したものの、立憲民主など野党間の候補者調整のため11日に撤回していた。れいわは、山本氏を含む計21人の公認候補を発表した。

れいわは衆院選公約で、新型コロナウイルス禍の経済対策として消費税廃止に加え、最大3カ月間1人毎月20万円の「コロナ脱却給付金」を支給すると主張。原発を政府が買い上げ「着実に廃炉を進める」と訴える。《共同通信》

【立憲民主党】過半数の候補擁立達成

立憲民主党は16日、衆院選の第2次公認として比例単独候補26人を発表した。1次公認と合わせ、候補者は240人となった。目標に掲げた立民単独での衆院定数465の過半数擁立を達成。擁立作業を終えたとした。

福山哲郎幹事長が記者会見し、共産、国民民主、れいわ新選組、社民の各党との候補者調整について「自民、公明政権を倒すために協力する形になった」と成果を強調した。競合選挙区は共産と48、国民と2、社民と1残ったと説明した。

2次公認では、共産党への一本化のため福島5区での出馬を取りやめた新人、鳥居作弥氏を比例東北で処遇した。《共同通信》

【中国】宇宙長期滞在を開始

中国は16日午前0時23分(日本時間同午前1時23分)、有人宇宙船「神舟13号」を打ち上げ、約6時間半後に中国が独自に建設中の宇宙ステーションにドッキングした。宇宙飛行士3人が中核部分の「天和」に乗り移って半年間滞在し、来年の完成に向け作業する。習近平指導部が目指す「宇宙強国」の実現に向け、着実な前進となった。

中国北西部の酒泉衛星発射センターから、ロケット「長征2号F遥13」に載せて発射。赤い炎を噴き、ごう音とともに夜空に向かって上昇した。新華社電によると、16日午前6時56分にドッキングに成功した。《共同通信》

中国が16日打ち上げた有人宇宙船「神舟13号」の飛行士3人は同日、中国が独自に建設している宇宙ステーションの中核部分「天和」に乗り移った。半年間の長期滞在が始まった。ステーション組み立ての本格化に向け、技術面の最終的な検証に取り組む。来年末までの完成へ作業を加速させる。

中国有人宇宙プロジェクト弁公室によると、飛行士らは建設作業で重要な役割を担うロボットアームの操作を確認する。船外活動も2〜3回実施し、各種の関連装置を取り付ける。微小重力空間での物理実験も行う。

担当者は「技術的にかなりの地点まで来ている」と自信を見せた。《共同通信》



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