平成282日目

平成元年10月16日(月)

1989/10/16

【東ドイツ】民主化要求デモに10万人

民主化要求に揺れる東ドイツ第二の都市ライプチヒで16日夜、これまで最高の10万人が参加する民主化要求デモがあり、一定限度内での対話と改革の方針を打ち出した当局側はさらに窮地に追い込まれることになった。

先週に引き続いてこの日も、警備当局はデモ隊に対する規制を全くせず、デモは旧市街の環状道路を一周した後、流れ解散した。

国営テレビは夜の定時ニュースで初めてライプチヒでのデモを報道、数万人の市民がデモに参加したと伝えたが、映像は放映しなかった。国営ADN通信もわずか6行の記事で「ライプチヒの5つの教会で行われた平和の祈りの礼拝の後、数万人の市民がデモをしたが、警備当局の自制により混乱はなかった」と報じた。《共同通信》




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【海部俊樹首相】アパルトヘイトは撤廃を

海部首相は16日昼、国賓として来日中のジンバブエのムカベ大統領を首相官邸に招き歓迎昼食会を開いた。

あいさつに立った首相は「日本は引き続きジンバブエの経済開発努力に対する支援を拡充していく」と強調、南部アフリカの情勢について(1)国連ナミビア独立支援グループに積極的に資金協力を行い、来月のナミビアの選挙に選挙監視要員を派遣する(2)南アフリカのアパルトヘイトは「改革」ではなく「撤廃」されなければならない、との見解を示した。

これに対しムカベ大統領は「経済開発における日本の惜しみない貢献に感謝する」と謝意を表明「ナミビアの真の独立を希望、アンゴラ、モザンビークの平和的解決へ国際社会の支持、団結、理解が要求されている」と述べた。《共同通信》

【海部俊樹首相】逆風説否定に躍起

海部首相は16日昼、竹下元首相のおひざ元である松江市長選で保守系候補敗北について記者団から質問され、「選挙をやれば勝ち負けはいろいろある。その一つの結果が出ただけ」と、淡々とした様子。「逆風が再び吹き始めたのでは」との質問には「逆風?」と意外な言葉を聴いたとでもいうように聞き返して「そんなとらえ方はしていない」ときっぱり否定。

しかし主要はその後、それでも言い足りないと思ってか、ムガベ・ジンバブエ大統領歓迎昼食会のために官邸入りした際にも、わざわざ質問をした記者を呼び寄せ、重ねて逆風説を否定するといった念の入れよう。参院茨城補選をきっかけに収まりかけていた「逆風」は首相にとって禁句?《共同通信》




10月16日のできごと