平成291日目

平成元年10月25日(水)

1989/10/25

【オウム真理教】「サンデー毎日」を提訴

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週刊誌「サンデー毎日」が批判キャンペーンを続けている宗教団体「オウム真理教」=本部・東京都江東区、松本智津夫代表(34)=は25日「事実をゆがめた記事で社会的信用を傷つけられた」と、同誌発行の毎日新聞社や牧太郎編集長らに計120万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求める訴訟を東京地裁に起こすとともに、名誉毀損罪で東京地検に告訴状を提出した。

訴状などによると、同誌はことしの10月15日号から4週連続で「オウム真理教の狂気」と題するキャンペーン記事を掲載。信者の家族や元信者らの話を基に「非現実的な修行」や「異常に高いお布施」などを理由に「宗教の名をかたる詐欺行為」と批判した。

これに対しオウム真理教は「記事は事実に反したり、事実をわい曲したりする内容が多く、一般読者に誤った印象を与える」と主張。同誌上やテレビで「宗教の名を借りた金もうけ」「宗教的体験は幻覚、幻想」と述べた評論家や精神科医も被告としている。

代表の松本さんによると、オウム真理教の信者は約4700人という。《共同通信》




【プロ野球日本シリーズ第4戦】巨人、ようやく1勝

巨人が香田の完封勝利で近鉄に一矢を報いた。近鉄3勝の後を受けた1989年プロ野球日本シリーズ、巨人ー近鉄第4戦は25日午後1時4分から東京ドームで行われ、巨人が5−0で快勝して今シリーズ初勝利。近鉄の4連勝での日本一を阻むともに、逆転優勝に望みをつないだ。

後がない巨人は一回、蓑田の二塁打を口火に岡崎の中犠飛で1点を先制。六回には駒田、中尾の適時打に押し出し死球で3点を追加。さらに七回にもクロマティ、駒田の長短打で1点と、打線の組み換えが功を奏した。

シリーズ初登板の先発香田も力投。好調近鉄打線から8三振を奪い、わずか3安打に抑えてシャットアウトした。初登板での完封勝利はシリーズ史上7人目。《共同通信》

【アントニオ猪木参議】海部首相と初対決

民社スポーツ国民連合の猪木寛至(アントニオ猪木)参院議員が25日、参院予算委で質問。国会リングに初登場で緊張気味の猪木氏、暴漢に襲われてけがをした後頭部に包帯を巻いた痛々しい姿で、得意のスポーツ問題を取り上げ海部首相と対決した。

首相は開口一番「いかに強豪といえどもルール無視の暴漢には弱い」と、暴漢に不覚をとった巨漢プロレスラーに同情の言葉をかけ、委員会室の笑いを誘った。

これで緊張感がほぐれたのか猪木氏は「日本はオリンピックで勝てないが、闘魂をかき立てるような政策が十分でないのではないか」などと首相らに質問の矢を放ち、キャッチフレーズの「闘魂」の健在ぶりを見せていた。《共同通信》




10月25日のできごと