令和810日目
2021/07/18
この日のできごと(何の日)
【兵庫県知事選】斎藤元彦氏が初当選
任期満了に伴う兵庫県知事選は18日投開票され、総務官僚出身で元大阪府財政課長の斎藤元彦氏(43)=自民、維新推薦=が無所属新人5人による争いを制し、初当選した。県政史上初めて自民分裂選挙となったが、5期20年務めた井戸敏三知事(75)の後継として、党方針に反発する自民県議らが支えた前兵庫県副知事、金沢和夫氏(65)をかわした。現在40代の都道府県知事は5人で、斎藤氏は2番目に若い知事となる。就任は8月1日付。
新人同士の争いは2001年以来で、47年ぶりに過去最多タイの5人が立候補した。県選管によると、投票率は41.10%で、前回を0.24ポイント上回った。
自民党本部は告示直前、分裂回避を求めたが、最後まで斎藤氏と金沢氏の支持で割れた。菅内閣の支持率が下がる中、近づく衆院選の前哨戦は制したが、党県連内にしこりを残した。
相乗りで支援した維新は、公認候補がトップに就く大阪府市を除き、党本部が推薦した候補が都道府県や政令市の首長になるのは初めて。今後、兵庫と大阪との関係や県政運営への影響力などが焦点となる。
保守分裂や維新の初参戦など、政党による支援の枠組みが注目された一方、新型コロナウイルス対策や歯止めのかからない人口流出、低迷する地域経済の回復など、県政課題の論戦は深まらなかった。
斎藤氏は「県政の刷新」を掲げ、59年にわたり副知事が知事に就く禅譲の系譜を批判。若さと総務官僚としての実績をアピールした。自民の一部県議と国会議員らが支え、党本部は西村康稔経済再生担当相ら閣僚や党幹部らを相次いで送り込んだ。維新代表の松井一郎大阪市長、副代表の吉村洋文大阪府知事も駆け付け、大阪との連携強化の必要性を訴えた。《神戸新聞》
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【COVID-19】
国内新規感染3103人
国内で18日、新たに3103人の新型コロナウイルス感染者が確認された。東京1008人、神奈川460人、埼玉287人、大阪262人など。東京は5日連続で千人を超えた。死者は計4人報告され、神奈川、愛知、大阪、兵庫でそれぞれ1人だった。
厚生労働省によると、重症者は前日から4人減って378人となった。《共同通信》
【北海道足寄町】37.5度
日本列島は18日、広く高気圧に覆われて気温が上昇し、北海道足寄町で37.5度、岩手県一関市で37.0度を観測するなど、北海道や東北を中心に各地で今年の最高気温を更新した。全国919観測地点のうち、35度以上の猛暑日は77地点。気象庁は、19日も全国的に暑くなるとして、小まめに水分補給するなど熱中症への注意を呼び掛けた。
山形県戸沢村では、住宅脇の空き地で倒れていた男性(72)の死亡が確認された。熱中症とみられる。
気象庁によると、北海道では高温となる日が続いており、18日も晴れて日差しが強く、朝から気温がぐんぐん上がった。《共同通信》
【表現の不自由展かんさい】閉幕
大阪府立労働センター「エル・おおさか」(大阪市中央区)で開かれた「表現の不自由展かんさい」は18日、3日間の日程を終えて閉幕した。この日も厳戒態勢が敷かれ、強引に会場に入ろうとした開催反対派の男性と警備の警察官がもみ合いになるなど、騒然とする場面もあった。
不測の事態も懸念されたが、センターや実行委員会によると直接の被害が出るような事案はなかった。実行委メンバーは「『明日は開催できるのか』と毎日どきどきしながら今日までたどり着いた。センターや弁護士の協力、応援してくれた市民の力で自由を守れた」と安堵した様子だった。《共同通信》
【東京五輪】開会式リハーサル
23日の東京五輪開会式の本番を想定したリハーサルが18日、会場となる東京・国立競技場で行われた。大会関係者が明らかにした。
夜空に鮮やかにライトアップされた競技場の外観は「TOKYO2020」の巨大な装飾で彩られ、各国・地域の国旗もはためいた。場内からは式典のアナウンスや音楽が外まで響き渡り、本番さながらに花火も打ち上げられた。周辺を通りがかった人の中には、足を止めてスタジアムを見つめる人や、カメラを構える人の姿もあった。《共同通信》
【バスケットボール・男子日本代表】強化試合
東京五輪に出場するバスケットボール男子日本代表の強化試合は18日、さいたま市のサイデン化学アリーナで行われ、世界ランキング42位の日本が同7位のフランスを81―75で破った。
日本は序盤から八村(ウィザーズ)らの得点で主導権を握り、米プロNBAで最優秀守備選手に輝いたゴベール(ジャズ)らを擁するフランスに対して前半を46―30で終えた。後半は渡辺雄(ラプターズ)らを中心に得点。第4クオーター終盤に一時追いつかれたが、馬場(ユナイテッド)らの得点で競り勝った。
五輪で1次リーグC組に入る日本は、26日に世界ランキング2位のスペインとの初戦に臨む。《共同通信》
【大相撲名古屋場所】千秋楽
大相撲名古屋場所千秋楽は18日、名古屋市のドルフィンズアリーナで行われ、横綱白鵬が大関照ノ富士との全勝対決を小手投げで制し、7場所ぶり45度目の優勝を果たした。36歳の第一人者は右膝負傷などによる6場所連続休場から進退を懸けて臨み、復活を印象づけた。
照ノ富士は3場所連続優勝を逃したが、横綱昇進は確実。日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は昇進について、19日の横綱審議委員会に諮問することを明らかにした。昇進を審議する臨時理事会の開催も審判部から要請されて受諾。21日の秋場所番付編成会議と理事会で第73代横綱が誕生する。《共同通信》
【岸信夫防衛相】自衛隊の捜索活動を視察
岸信夫防衛相は18日、静岡県熱海市伊豆山の大規模土石流現場で自衛隊の捜索活動を視察した。視察後、記者団に「夏の暑さも相まって過酷な環境だ。新型コロナウイルスと暑さの対策を講じ、いまだ安否不明の方々の人命救助に引き続き対応したい」と述べた。
自衛隊は静岡県知事からの災害派遣要請を受けた3日以降、延べ約6000人を派遣している。18日、約790人の態勢で行方不明者の捜索に当たった。岸氏は「現場は土砂やがれきが堆積している。二次災害の防止にも万全を期したい」と強調した。
熱海市内の宿営地も訪問し、テント生活を送る隊員の新型コロナ対策も確認した。《共同通信》
【F1・英国GP】決勝
自動車のF1シリーズ第10戦、英国グランプリ(GP)は18日、英国のシルバーストーンで決勝が行われ、アルファタウリ・ホンダの角田裕毅が10位に入り、2戦ぶりの入賞を果たした。ポールポジションから出たレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン(オランダ)はスタート直後にクラッシュし、リタイア。ホンダの6連勝はならなかった。
メルセデスのルイス・ハミルトン(英国)が今季4勝目、通算99勝目を挙げた。他のホンダ勢はアルファタウリのピエール・ガスリー(フランス)が11位、レッドブルのセルヒオ・ペレス(メキシコ)が16位でゴールした。《共同通信》
【タイ】反体制デモで衝突
タイの首都バンコクで18日、新型コロナウイルス感染拡大は政府の失策が原因だとしてプラユット首相の辞任を求める反体制デモがあり、一部参加者と警官隊が衝突した。地元メディアによると、複数人が負傷した。
デモ隊は、国防費を削減して新型コロナ対策に充てることや、ワクチン政策の見直しも要求。バリケードを突破しようとした一部デモ隊を警官隊が放水や催涙ガス、ゴム弾を使用して強制排除した。
タイでは18日、新型コロナの新規感染者が1万1397人で過去最多となった。バンコクでは感染防止策として5人以上の集会を禁止している。《共同通信》
【MLB】
米大リーグは18日、各地で行われ、エンゼルスの大谷がアナハイムでのマリナーズ戦に「2番・指名打者」でフル出場し、2−7の九回に後半戦初本塁打となる2ランを放ち、試合前にメジャー単独トップだった本塁打数を34に伸ばした。結果は3打数2安打2打点、1得点で2四球1三振だった。チームは4−7で敗れた。
レッズの秋山はブルワーズ戦に「7番・中堅」で先発出場し、2打数無安打、1失策で六回の守備で交代した。チームは0−8で負け、3連敗を喫した。《共同通信》