令和647日目

2021/02/05

この日のできごと(何の日)

【ロシア】欧州3カ国の外交官追放

ロシア外務省は5日、露反体制派指導者ナワリヌイ氏の釈放を求めた1月23日の違法デモに参加したとして、欧州3カ国の外交官計3人を「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」とし、国外退去を命じたと発表した。欧州側はロシアの決定に反発しており、両者の対立がさらに先鋭化するのは確実だ。

ロシアが国外退去を言い渡したのは、在モスクワのドイツ大使館と、在サンクトペテルブルクのスウェーデン領事館、ポーランド領事館に勤務する計3人の外交官。露外務省は発表で、3カ国に対し「外交団が今後、国際法の規範を厳密に順守することをロシアは期待している」とした。

ロイター通信によると、ドイツのメルケル首相はロシアの決定について「不当であり、法の支配からのロシアのさらなる逸脱だ」と指摘。ポーランド外務省も「ロシアが誤った決定を覆すことを期待する。さもなければポーランドは適切な措置を取る選択肢を残している」と報復を示唆した。

ナワリヌイ氏は先月17日、昨年8月の毒殺未遂事件の治療のため滞在していたドイツから帰国した直後、執行猶予中の出頭義務違反を理由に露司法当局に拘束された。ロシアでは先月23日と31日、同氏釈放を求めるデモが発生した。

米国や欧州各国もロシアを非難し、即時釈放を要求。しかしロシアは「内政干渉だ」と反発してきた。露裁判所は今月2日、同氏に禁錮2年8月を科すことを決定した。《産経新聞》

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【COVID-19】

国内新規感染2372人

国内の新型コロナウイルスの感染者は5日、45都道府県と空港検疫で新たに2372人確認された。死者は21都道府県で106人。厚生労働省によると、重症者は前日から15人少ない877人だった。

東京都内では、感染者が新たに577人確認された。1日当たりの感染者は8日連続で1000人を下回った。この日は60〜90歳代の男女22人の死亡が判明し、都内の死者は4日連続で20人以上となった。

都によると、重症者は前日から2人増の117人。感染者のうち、65歳以上の高齢者は145人で25%を占めた。感染経路が特定できない人は全体の半数超の294人。直近1週間の平均新規感染者は619・7人で、前週(943・6人)の65・7%だった。《読売新聞》

【東京株式市場】

5日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅反発した。終値は前日比437円24銭高の2万8779円19銭で、1月25日以来の高値を付けた。業績改善を示すこのところの企業決算の発表を好感した買い注文が優勢となった。円安ドル高進行も支援材料だった。

東証株価指数(TOPIX)は25.83ポイント高の1890.95で、2018年1月24日以来の高水準。東京証券取引所第1部全体の時価総額も約3年ぶりに700兆円を超えた。出来高は約15億3700万株。

上場企業の決算で業績が改善傾向にある企業が多く、コロナ感染拡大で打撃を受けた景気回復への期待が高まった。《共同通信》

【プロ野球・ヤクルト】古田臨時コーチが熱血指導

ヤクルトの黄金期を支え、2007年まで選手兼任で指揮も執った古田元監督が5日、沖縄県浦添市でのキャンプに臨時コーチとして合流して指導した。「14年前と変わらない球場で居心地の良さを感じた」と笑顔をみせた。

4人の捕手を集め「しっかり球を捕る、後ろにそらさないことで投手の信頼を得られる」と基本動作をみっちり教え込んだ。正捕手候補筆頭の中村は「教わる一つ一つが宝物」と目を輝かせた。

ブルペンでは中村の後方に立って指導。「この投手で巨人の岡本和真をどう抑えるかという想定をしていた」と言うように、投球練習からただ球を受けるだけでなく意識改革をするように求めた。《共同通信》

【競泳】ジャパン・オープン第2日

競泳のジャパン・オープン第2日は5日、東京五輪会場の東京アクアティクスセンターで行われ、男子200メートル自由形は2019年世界選手権銀メダルの松元克央(セントラルスポーツ)が1分46秒82で制した。女子400メートル個人メドレーは大橋悠依(イトマン東進)が4分36秒27で勝った。

100メートル背泳ぎは男子の入江陵介(イトマン東進)が53秒29、女子は酒井夏海(スウィン美園)が59秒98で1位となった。女子200メートル自由形は五十嵐千尋(T&G)が1分58秒14で優勝し、男子1500メートル自由形は竹田渉瑚(オーエンス)が15分6秒71で勝った。《共同通信》

2月5日 その日のできごと(何の日)