令和519日目
2020/09/30
この日のできごと(何の日)
【大相撲・正代関】大関昇進
日本相撲協会は30日、東京都墨田区の両国国技館で大相撲11月場所(11月8日初日、両国国技館)の番付編成会議と臨時理事会を開き、関脇正代(28)=熊本県出身、時津風部屋=の大関昇進を全会一致で決めた。
同協会は鏡山理事(元関脇多賀竜)と立川親方(元関脇土佐ノ海)を使者として同区の時津風部屋に派遣し、昇進を伝達した。伝達式で正代は「謹んでお受けいたします。大関の名に恥じぬよう、至誠一貫(しせいいっかん)の精神で相撲道に邁進(まいしん)してまいります」と口上を述べた。
正代は今年3月の春場所で8勝、続く7月場所で11勝を収めた。今月の秋場所では13勝で初優勝し、3場所計32勝をマークした。目安とされる「三役で直近3場所計33勝」には届かなかったが、安定した取り口などを高く評価されて昇進の運びとなった。
大関昇進は今年春場所後の朝乃山以来。《産経新聞》
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【COVID-19】国内感染新たに577人
国内では30日、新型コロナウイルスの感染者が新たに31都道府県と空港検疫で577人確認された。死者は、東京や大阪など5都府県で計7人。
東京都内では、新規感染者が194人判明し、20~30歳代が46%だった。感染経路は家庭内が23人で、半数弱の95人は特定できていない。
一方、大阪府は、10~80歳代の59人の感染を確認した。約7割が感染経路不明者だった。《読売新聞》
【東京株式市場】
30日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落し、前日比353円98銭安の2万3185円12銭で取引を終えた。3月末と比べた上昇幅は4268円11銭で、半期としては1990年度下期(5308円54銭値上がり)以来、約30年ぶりの大きな上昇幅となった。
平均株価は新型コロナの感染拡大で今年2~3月に大きく下落した後、日米欧の大規模な金融緩和や財政出動のほか、経済回復への期待を背景に急回復した。
30日の東証株価指数(TOPIX)は32.61ポイント安の1625.49。出来高は約14億4200万株。
この日は米国株安が重しとなり、売りが優勢になった。《共同通信》
【プロ野球・30日】
楽9―3ソ
楽天が快勝で連敗を4で止めた。一回に鈴木大の適時二塁打などで4点を先行し、二回は小郷の1号ソロ、暴投、内野ゴロで3点を追加した。涌井が8回2失点で4年ぶりの10勝到達。ソフトバンクは武田が2戦連続で序盤に崩れた。
日1―2ロ
ロッテが3連勝。一回にマーティンの適時打で先制し、七回に藤岡のスクイズで加点した。小島は6回2安打無失点で6勝目。継投で逃げ切り、益田が26セーブ目を挙げた。日本ハムは7回2失点のバーヘイゲンを援護できず3連敗。
オ5―0西
オリックスが3連勝。二回にロドリゲスの適時二塁打などで2点を先制し、三回に吉田正の犠飛とジョーンズのソロ、八回に安達の適時三塁打で加点した。増井が6回無失点で4年ぶり先発勝利。西武は2試合連続の零敗を喫した。
D3―5ヤ
ヤクルトは一回に山田哲の犠飛で先制し、三回に山田哲の適時打と村上の19号3ランで4点を加えた。石川は六回途中4安打2失点で今季初勝利。継投で逃げ切った。DeNAは上茶谷が3回5失点と崩れ、打線の反撃も及ばなかった。
神0―9中
中日の大野雄大が今季4度目の完封を無四球で飾り、7勝目を挙げた。散発2安打に封じ、二塁を踏ませなかった。打っても五回に2点三塁打を放ち、チームの甲子園での連敗を9で止めた。阪神は青柳が8失点と崩れ、守りも乱れた。
広4―1巨
広島は巨人戦の連敗を4で止めた。五回に田中広輔の投ゴロで先制点を挙げ、続く鈴木誠也が2点本塁打。六回は長野の押し出し四球で加点した。野村が5回無失点と粘って6勝目。巨人は逸機が重なり、五回につかまった田口が4敗目。《共同通信》
【ANA】瀬戸大也選手との契約解除
不倫を認めて謝罪した競泳男子の東京五輪代表、瀬戸大也選手(26)と所属先のANAが契約解除に合意したことが30日、分かった。ANAが同日付で申し入れた。ANAの広報担当者は「瀬戸選手が努力する姿勢をサポートしてきたが、今回の問題は当社の期待するイメージにはふさわしくない」と話した。
瀬戸選手は30日午後、濃色のスーツ姿で東京都内の日本水泳連盟事務局を訪れて東京五輪の競泳日本代表の主将を辞退する意向を伝えた。日本オリンピック委員会(JOC)の肖像権事業「シンボルアスリート」の契約解除も申し出て、JOCに受理された。《共同通信》
【中国・李克強首相】コロナ対策の成果を強調
中国の李克強首相は30日、10月1日の国慶節(建国記念日)を祝うレセプションであいさつし、習近平指導部が新型コロナウイルス対策で「重大な戦略的成果を上げた」と述べ「中国の特色ある社会主義の前途は洋々としている」と誇った。
李氏は「習近平同志を核心とする共産党中央のリードの下、国を挙げて病魔と闘い、大きな犠牲を払って成果を上げた」と強調した。経済面でも「巨大な下押し圧力を抑え込み、成長を実現した」と主張した。
台湾に関しては「『台湾独立』の分裂行為や外部の干渉を全て抑え込む」と述べ、台湾への高官訪問などで対中圧力を強める米国をけん制した。《共同通信》
【立憲民主党】新ロゴマーク発表
立憲民主党は30日、党の新たなロゴマークを発表した。白地に青で党名の英語表記の頭文字「CDP」を大きく配し、下に漢字で「立憲民主党」と記した。枝野幸男代表は記者会見で「政権の選択肢となる政党の安定感と躍動感を示す、良いバランスのものを作ってもらった」と評価した。白と青の色を反転させたロゴマークも作成した。《共同通信》
【外務省】幹部「首相訪韓は徴用工確約が必要」
外務省幹部は30日、韓国での元徴用工訴訟で差し押さえられた日本企業の資産に関して、現金化しないとの韓国政府の確約がなければ、菅義偉首相は韓国が開催を目指す日中韓首脳会談に出席しないとの認識を示した。記者団に「いつ現金化されてもおかしくない状況の中、首相の訪韓はあり得ない」と語った。
韓国は今年の日中韓首脳会談の議長国。対面形式で実施されれば、菅首相の訪韓が想定される。外務省幹部の発言は、徴用工問題で妥協しない姿勢を示し、韓国側から譲歩を引き出す狙いがあるとみられる。
首相は24日、文在寅大統領と電話会談し、徴用工で韓国側に対応を求めた。《共同通信》
【政府】「デジタル改革関連法案準備室」設置
政府は30日、菅政権が看板政策に掲げるデジタル庁の来年創設に向け、内閣官房に「デジタル改革関連法案準備室」を設置した。デジタル庁は設置期限を設けずに恒久的な組織とする方向で、今年末までに骨格を固める。政府の情報システムを抜本的に変革し、利便性の高いデジタル社会を実現するため、どこまでの権限や予算を確保できるかが課題となる。
平井卓也デジタル改革担当相は30日のインタビューで、デジタル庁に「設置期限を設ける気は今のところない」と明言した。復興庁は東日本大震災の被災地支援を目的に2020年度末までの10年間の時限組織として発足し、6月に10年延長が決まった。《共同通信》