令和200日目

令和元年11月16日(土)

2019/11/16

【忘れるな拉致 県民集会】新潟市で開催

新潟市で下校中に拉致されて15日で42年となった横田めぐみさん=失踪当時(13)=ら、北朝鮮による拉致被害者の帰国を訴える「忘れるな拉致 県民集会」が16日、新潟市中央区の市民芸術文化会館で開かれた。体調を考慮し、出席を見合わせた母早紀江さん(83)は映像メッセージで「42年という長い年月は取り返すことができない。救出活動をどれだけ続けていても何も見えてこないままだ」とやり場のない歯がゆさをにじませた。

新潟日報社と県、新潟市が主催し、市民ら約710人が集まった。

早紀江さんが県民集会を欠席するのは2016年以来で、映像メッセージの中で「皆さんにお会いして、もっと肉声でお話しをしたかった」と話した。入院中の父滋さん(87)と共に、めぐみさんとの再会を願って励まし合っているとし、全被害者の救出に向け「政府は本気で動いていただきたい」と力を込めた。

弟の哲也さん(51)は「兄弟でもつらいのに、父と母は本当に苦しい状況にある。姉を助けてください」と訴えた。

佐渡市の拉致被害者曽我ひとみさん(60)は一緒に拉致されて行方が分からない母ミヨシさん=同(46)=らについて「被害者にこれ以上つらい思いをさせないようにしてほしい」と早期救出を求めた。

拉致された可能性を排除できない特定失踪者で、新潟市西蒲区出身の大沢孝司さん=同(27)=の兄昭一さん(83)、長岡市の中村三奈子さん=同(18)=の母クニさん(76)も思いを語った。

新潟日報社の小田敏三社長は主催者を代表して「拉致を忘れない、許さないという思いを結集しよう」とあいさつした。本社特別編集委員の伊豆見元・東京国際大教授は北朝鮮情勢について講演した。新潟市ジュニア合唱団は、会場と一緒に「ふるさと」を歌った。《新潟日報》



【JR磐越東線】全線復旧

台風19号の影響で運休が続いていた福島県のJR磐越東線は16日、小野新町(同県小野町)―いわき駅間(約40・1キロ)で運行が再開され、全線復旧した。台風による福島県内のJR線の運休は全て解消された。

郡山市といわき市を結ぶ磐越東線は沿線の土砂崩れなどのため、全線で運休となった。郡山―小野新町駅間は6日に運行が再開され、小野新町―いわき駅間は1か月以上たっての復旧となった。

沿線には紅葉の名所として知られるいわき市の夏井川渓谷があり、この時期が紅葉のピーク。2両編成の列車が黄や赤に色づいた木々の間をさっそうと走り抜けていった。《読売新聞》

【JR東日本・高輪ゲートウェイ駅】開業へ向け線路切り替え

JR山手線と京浜東北線に来春開業する新駅「高輪ゲートウェイ」(東京都港区)への線路切り替え工事が16日未明から始まった。工事に伴い、山手線は始発から午後4時頃まで大崎―東京―上野間で運休。京浜東北線は品川―田町間で終日運休したが、大きな混乱はなかった。京浜東北線は17日始発から運転する。

JR東日本によると、新駅は品川―田町間に建設され、来年春に開業予定。開業までは新駅には止まらず、通過する。

車両基地跡地を活用した駅舎は地上3階建て、総床面積約7600平方メートルで、構内には広い吹き抜けがある。折り紙をモチーフにした白い大屋根や窓から光が差し込む構造だ。《読売新聞》

【大相撲九州場所】7日目

大相撲九州場所7日目(16日・福岡国際センター)一人横綱の白鵬は平幕宝富士を難なくはたき込み、6勝1敗で単独首位を維持した。

かど番の大関高安は玉鷲を突き倒し、連敗を3で止めて3勝目を挙げた。大関貴景勝は妙義龍を押し出して連敗を2でストップさせ、4勝目。

関脇御嶽海は琴勇輝を押し出し、4日ぶりの白星で3勝目。新小結朝乃山は2敗を守った。

朝乃山のほか平幕の佐田の海、正代、千代丸、輝の計5人が2敗で白鵬を追う展開となった。《共同通信》

【スピードスケートW杯】小平奈緒選手は3位

スピードスケートのワールドカップ(W杯)第1戦第2日は16日、ミンスクで行われ、女子500メートルで平昌冬季五輪女王の小平奈緒(相沢病院)は38秒17で3位にとどまり、W杯での同種目の連勝が23で止まった。オリガ・ファトクリナ(ロシア)が優勝し、辻麻希(開西病院)は5位。

女子1500メートルで世界記録保持者の高木美帆(日体大助手)は1分57秒54の6位。イレイン・ブスト(オランダ)が1分56秒46で優勝した。男子1000メートルはトマス・クロル(オランダ)が制し、山田将矢(日本電産サンキョー)は6位だった。《共同通信》

【野球・プレミア12】日本、2次ラウンド突破

野球の東京五輪予選を兼ねる国際大会「第2回プレミア12」は16日、東京ドームで2次ラウンド最終日の2試合が行われ、日本(1次ラウンドB組1位)は韓国(C組1位)を10―8で下し、4勝1敗の1位で2次ラウンドを突破した。17日の決勝で、3勝2敗の2位で通過した韓国と再戦する。日本の先発は山口(巨人)が務める。

日本は1―1の三回に鈴木(広島)、浅村(楽天)の連続適時打など打者一巡の集中打で6得点。韓国の反撃を受けたが、五回に山田哲(ヤクルト)の適時二塁打などで2点、七回に押し出し死球で1点を加え逃げ切った。《共同通信》

【名張毒ぶどう酒事件】再審求め集会

三重県名張市で1961年、女性5人が死亡した名張毒ぶどう酒事件を巡り、奥西勝元死刑囚=収監先で病死=の早期の再審開始を求める支援者集会が16日、名古屋市内で開かれ、映画監督の周防正行さんらの対談が行われた。周防さんは過去の冤罪事件に触れ「無罪の証拠が隠されていたケースがある」と証拠開示の必要性を強調した。

周防さんは痴漢冤罪をテーマにした映画を製作したほか、刑事司法改革を議論した法制審議会特別部会の委員を務めた経験もある。

名張事件について「一審の無罪が二審で逆転死刑判決になった」と指摘した。《共同通信》

【大饗の儀】

皇位継承の重要祭祀「大嘗祭」の中心儀式「大嘗宮の儀」が終わり、皇居・宮殿で16日、天皇、皇后両陛下が儀式の参列者と酒食を共にされる祝宴「大饗の儀」が行われた。陛下が「大嘗宮の儀を終え、皆さんをお招きし、大饗を催すことを、誠にうれしく思います」とあいさつした。

宮殿の豊明殿には、安倍晋三首相ら三権の長や、大臣ら289人が並んだ。陛下の席の近くには「三種の神器」のうち、剣と璽(勾玉)が安置された。

卓上には、金銀の水引で飾ったタイの姿焼きやかまぼこ、大嘗祭のために栃木県と京都府の「斎田」で収穫したコメを使った白飯や酒などが並んだ。《共同通信》

【枝野幸男氏、石破茂氏】桜を見る会「首相は国会で説明を」

立憲民主党の枝野幸男代表と自民党の石破茂元幹事長は16日のBS朝日番組収録で、首相主催の「桜を見る会」をめぐり、安倍晋三首相は国会で説明責任を果たすべきだとの認識で一致した。枝野氏が、桜を見る会に関する一連の疑惑について安倍首相は国会で説明すべきだと強調すると、石破氏も「どの場所が一番ふさわしいのかと言ったら国会に決まっている」と同調した。石破氏は、自民党が野党側が求める首相出席の国会審議に応じなければ、「自民党が(責任を)問われることになる」とも述べた。

安倍首相は桜を見る会の前日に行われた自身の後援会の夕食会について違法性を否定している。しかし、枝野氏は「明確な脱法行為だ」と指摘し、厳しく追及する考えを示した。

収録では、枝野氏が安倍首相に批判的な石破氏との連携について「自民党にいる方でも政策的に一致してもらえるなら門戸を閉ざすつもりはない」と発言。石破氏を念頭に「選挙もなく首相を代えることができるのは自民党だけだ」と語る場面もあった。

こうした“揺さぶり”に対し、石破氏は「自民党をもう一回、国民から信頼してもらえる党にするのが私の仕事。野党と組むなんて今、考えていない」と色をなして反論した。《産経新聞》



11月16日のできごと