令和193日目

2019/11/09

この日のできごと(何の日)

【天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典】

天皇陛下のご即位に伴うパレード「祝賀御列の儀」を翌日に控えた9日午後、ご即位を祝う「国民祭典」の祝賀式典が東京都千代田区の皇居前広場で行われ、人気アイドルグループ「嵐」のメンバーらが特設舞台で、歌を披露した。

天皇、皇后両陛下は祝賀式典の途中から姿を見せられ、会場には「天皇陛下、万歳」「皇后陛下、万歳」というかけ声も響き渡った。皇后さまが涙をぬぐうような仕草を見せられる場面もあった。

「国民祭典」は超党派の議員連盟や、財界などでつくる「天皇陛下御即位奉祝委員会」が主催。特設舞台では午後5時ごろ、式典開会のファンファーレが鳴り、歌舞伎俳優の松本白鸚さん、女優の芦田愛菜さんらがお祝いのメッセージを読み上げた。

午後6時ごろには、特設舞台を望む皇居の正門石橋に、両陛下がお出ましに。安倍晋三首相の祝辞の後、陛下のご研究分野である「水」をテーマにした奉祝曲組曲を、オーケストラや全盲のピアニスト、辻井伸行氏、嵐のメンバーらが演奏や歌で披露。両陛下もご覧になった。

10日には「祝賀御列の儀」が憲法に定められた国事行為として行われ、両陛下は都内約4・6キロのコースのパレードに臨まれる予定。《産経新聞》

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【赤羽一嘉国土交通相】首里城を視察

赤羽一嘉国土交通相は9日、国営沖縄記念公園の一部で、正殿などが焼失した首里城(那覇市)を視察した。沖縄県などと協力して早期再建を目指す考えを示し、「地元の意向を尊重し、丁寧に進めていきたい」と述べた。

国営公園は通常、国が整備や維持管理を担うが、正殿など主要エリアの管理に関しては今年2月に国から県に移っている。今後、再建した建物にスプリンクラーを設置すべきかどうかについても「地元の皆さんの中で、決めていただければ良いと思う」と述べるにとどめた。

視察には玉城デニー知事が同行した。《共同通信》

【ベルリンの壁】崩壊から30年

東西冷戦の象徴だった「ベルリンの壁」が1989年に崩壊してから9日で30年を迎え、ベルリン市内で記念式典が開かれた。旧東ドイツ育ちのメルケル首相は式典で「自由や民主主義は当たり前にあるものではなく、守られていくものだ」と訴えた。

式典は、壁跡地の追悼施設を会場にして行われた。冷戦中、壁を越えようとするなどして治安当局に殺害された東独側の住民は130人を超えた。参列者は、今も残存する壁の一部にバラの花をささげた。

国外からは旧共産圏のポーランド、ハンガリー、チェコ、スロバキアの首脳らが出席した。壁崩壊20年の際は、英仏露の首脳が顔をそろえ、米国からはヒラリー・クリントン国務長官(当時)が出席した。今回は主要国首脳級の出席がなく、国際協調の後退を象徴する光景となった。《読売新聞》

【ボクシング・井上尚弥選手】右眼窩底骨折

7日のワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)バンタム級決勝で判定勝ちした井上尚弥(大橋)が9日、東京都内で取材に応じ、右眼窩底など顔に2カ所の骨折があったことを明かした。8日の精密検査で判明。全治は不明で、現時点で手術の必要はないという。

2回に受けた、右目上を切ったパンチが原因。「(相手が)二重に見えた時点でおかしいと感じていた。次戦には影響がないと(医師に)言われた。しばらく安静にする」と語った。《共同通信》

【星稜・奥川恭伸投手】ヤクルトのキャンプ視察

ヤクルトからドラフト指名された5選手が9日、松山市で行われている秋季キャンプを見学した。ドラフト1位の奥川恭伸投手(石川・星稜高)は「今の意識のままだと全然駄目だということが分かった。高い意識を持ってやらないと。いい一日になった」と刺激を受けた様子だった。

奥川は客席で練習を見ながら熱心にメモを取り、ブルペンでは捕手の後ろから投球練習を見つめ「プロの球はすごいと感じた。練習量を上げていかないといけない」と気を引き締めた。

ドラフト会議で奥川の当たりくじを引いた高津監督は「スワローズのユニホームを着てマウンドに立っている姿を早く見たい」と話した。《共同通信》

【マスターズ甲子園】開幕

高校野球の聖地、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で9日、元高校球児が出身校別のチームで戦う大会「マスターズ甲子園」が開幕し、春夏合わせて7度の優勝を誇る大阪・PL学園高硬式野球部のOBチームが初出場した。

同校が甲子園の土を踏むのは平成21年夏の大会以来。開会式では、昭和60年夏の大会の優勝旗とともに入場行進した。また、プロ野球巨人などで活躍した桑田真澄さん(51)が、甲子園では34年ぶりとなるPLのユニホーム姿で選手宣誓。「甲子園のグラウンドに立つため、世代を超えて、力を合わせて戦ってきました。この大会では心から野球を楽しむため、スポーツマンシップにのっとり、フェアプレーで戦うことを誓います」と力強く声を上げた。《産経新聞》

【香港】民主派議員7人逮捕

香港警察は民主派の立法会(議会)議員7人を立法会の条例違反で逮捕することを決め、9日までに着手した。その内の1人の林卓廷議員は香港紙に、「警察は社会の対立をあおり、(24日投票の)区議会(地方議会)選を中止する口実を作ろうとしている」と非難した。

香港警察によると、民主派の議員らは今年5月、反政府デモのきっかけとなった「逃亡犯条例」改正案を審議する立法会の委員会で、委員長の選出などを妨害した疑いがある。

立法会議員は区議会議員も兼ねることが可能で、7人のうち4人が区議会選に立候補している。一定以上の有罪判決が出なければ資格は取り消されないが、選挙戦への影響は小さくない。今回の区議会選は民主派が有利とみられている。

また9日夜には、警察の取り締まり中に建物から転落し死亡した男子大学生(22)の追悼集会が香港島中心部で行われた。警察への反発を強める若者らは「香港人よ、報復せよ!」などのスローガンを叫んでいた。

香港では大規模デモが起きてから9日で丸5カ月を迎えたが、混乱収束のめどは全く立っていない。《産経新聞》



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