2019 令和元年10月9日(水)のできごと(何の日)

令和162日目

令和元年10月9日(水)

2019/10/09

【ノーベル化学賞】吉野彰氏ら3氏

スウェーデン王立科学アカデミーは9日、2019年のノーベル化学賞を、リチウムイオン電池を開発した旭化成名誉フェローの吉野彰氏(71)ら3氏に授与すると発表した。小型で高性能の充電池として携帯型の電子機器を急速に普及させ、IT(情報技術)社会の発展に大きく貢献した功績が評価された。

他の受賞者は米テキサス大教授のジョン・グッドイナフ氏(97)、米ニューヨーク州立大ビンガムトン校特別教授のスタンリー・ウィッティンガム氏(77)。

日本のノーベル賞受賞は2年連続で、17年に文学賞を受賞したカズオ・イシグロ氏を除き計27人となった。化学賞は10年の2氏に続き計8人。

吉野氏はビデオカメラなど持ち運べる電子機器が普及し、高性能の電池が求められていた昭和58(1983)年にリチウムイオン電池の原型を開発した。ノーベル化学賞を受賞した白川英樹筑波大名誉教授が発見した電導性プラスチックのポリアセチレンを負極の材料に使い、これにグッドイナフ氏が開発したコバルト酸リチウムの正極を組み合わせて作った。

その後、負極の材料を炭素繊維に変更することで小型軽量化し、電圧を4ボルト以上に高める技術も開発。同じ原理で平成3年にソニーが世界で初めてリチウムイオン電池を商品化した。《産経新聞》



【神戸市立東須磨小学校・教員間暴行、暴言問題】校長らが会見

神戸市立東須磨小学校(同市須磨区)の教員間暴行・暴言問題で、同市教育委員会は9日午後5時、市役所で会見を始めた。

市教委幹部2人と同小校長の計3人が出席し、冒頭で「このたびのハラスメント事案で児童、保護者をはじめ、関係者に多大なる心配をおかけし、心よりおわび申し上げます」とあらためて陳謝した。

同小の校長は具体的なハラスメントの内容について、体をたたく、足を踏むなどの暴力▽性的な内容を含む人格を否定するような言動▽所有物の器物損壊などの嫌がらせ-などを挙げ、「学校内やプライベートの場で長期にわたっていた」と説明した。

その上で「教員として、人として許されるべきではなく、東須磨小の子どもの前では今後、指導させない」と話した。

校長は、ハラスメント事案を知った時期について「(今年)7月初旬」とし、それから聞き取り調査を始めたと話した。

校長は「加害教諭と被害教諭は2018年度までは良好な関係にあったが、加害教諭が被害教諭のプライベートなことを他の教員に話したことがきっかけに疎遠になった」と説明した。

校長は、6月20日に市教委の訪問を受けた際、校内の人間関係について「心配がある」と伝えたところ、市教委側から「力になる」と言われたことを説明。市教委はこれまで、校長から「指導で解決した」との報告があったと説明していたが、校長は「指導したことは報告したが『解決した』とは言っていない」と否定した。

一方で、「私のハラスメント行為に対する認識が甘かった」とも認め、「被害教員に申し訳ない」「被害教諭が私たちに訴えたのは、こういう行為をなくして職員室が過ごしやすい場所になってほしいという思いがあったと思う」と述べた。

校長は2018年度に東須磨小に教頭として赴任しており、この当初から教員間の人間関係について違和感があったと説明。例として、職員を呼び捨てにすることがあったことを挙げ「中には職員の言葉で傷つく職員もいたし、心を痛める職員もいた。その職員の話を聞きながらともに職員室で過ごしていて、職員間の関係が気になっていたので、(ハラスメント行為に気付くことが)全くなかったことはないと思う」と話した。《神戸新聞》

【表現の不自由展】公開は6回に

国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」が再開から2日目の9日、引き続き公開された。2カ月ぶりの再開となった8日はガイド付きツアーが午後に2回行われた。9日は午前2回、午後4回の計6回になる予定で、いずれも抽選で定員各35人を選び、鑑賞時間は40~60分。

不自由展は16作家の23作品で構成される。8日の2回は定員各30人で、抽選に計1358人が集まった。一部配置変更があったが、元慰安婦を象徴する「平和の少女像」や昭和天皇を扱った映像作品を含む全作品が8日、原則元通りに公開された。《共同通信》

【日経平均終値】2万1456円38銭(前日比131円40銭安)

9日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落した。米中貿易摩擦の先行き懸念が広がり、投資家のリスク回避姿勢が強まった。半導体関連など景気動向に敏感とされる銘柄が売られた。

終値は前日比131円40銭安の2万1456円38銭。東証株価指数(TOPIX)は4.80ポイント安の1581.70。出来高は約10億4524万株だった。《共同通信》

【世界体操・男子団体】日本、銅メダル獲得

体操の世界選手権第6日は9日、ドイツのシュツットガルトで男子団体総合決勝が行われ、谷川翔(順大)谷川航、萱和磨(ともにセントラルスポーツ)神本雄也(コナミスポーツ)橋本大輝(千葉・市船橋高)の日本は合計258.159点で2大会連続の銅メダルとなり、2015年大会以来の世界一はならなかった。

昨年2位で予選1位通過したロシアが合計261.726点で旧ソ連時代の1991年大会以来28年ぶりに王座を奪回し、2連覇を狙った中国が0.997点差で2位となった。《共同通信》

【プロ野球CSファイナル】巨人、ソフトバンクが先勝

プロ野球はクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(6試合制)が9日、セ、パ両リーグで開幕し、セは5年ぶりにリーグ優勝した巨人がレギュラーシーズン3位から勝ち上がった阪神を5―2で下し、パは2位ソフトバンクがリーグ2連覇の西武に8―4で逆転勝ちした。リーグ優勝チームには1勝のアドバンテージがあるため、巨人は2勝差とし、西武とソフトバンクは五分で並んだ。

セは巨人が一回、丸と岡本の2者連続本塁打で2点を先制。二回に適時打で3点を加えた。

ソフトバンクは2―4の七回にグラシアルのソロで1点差とし、八回に代打長谷川勇の適時打と捕逸で2点を奪い逆転した。

西4―8ソ(9日) ソフトバンク、終盤に逆転

ソフトバンクが終盤に粘りを見せ逆転勝ちした。2―4の七回にグラシアルのソロで詰め寄り、八回に長谷川勇の代打適時打と捕逸で逆転。九回に今宮、松田宣の適時打で3点を加えた。和田は4回3失点で降板したが、救援陣が試合を立て直した。

西武は三回に外崎の2点三塁打などで逆転したが、救援投手がつかまり逃げ切れなかった。

巨5―2神(9日) 巨人が快勝

巨人が快勝した。一回2死から丸と岡本の連続ソロで2点を先制。二回に亀井の適時二塁打と坂本勇の2点適時打で3点を加えた。山口は緩急を駆使して八回途中まで1失点と力投。中川、デラロサ、田口とつなぎ逃げ切った。

阪神は先発した望月が制球難で2回5失点。救援陣は踏ん張ったが、打線が暴投と押し出し四球による2点に終わった。

【関西電力】常務執行役員以上22人のうち6人退陣

関西電力の八木誠会長(69)、岩根茂樹社長(66)は9日、大阪市内で記者会見し、福井県高浜町の元助役(故人)から多額の金品を受領した問題の責任を取って辞任すると発表した。八木氏は9日付で、岩根氏は再調査のために同日設置した第三者委員会の調査結果を受けて辞任する。金品を受領していた副社長ら4人も辞任し、常務執行役員以上の22人のうち6人が退陣する異例の事態となった。

9日午前に開いた臨時取締役会で決議した。関電は第三者委に対し、今年12月下旬までの報告を求めている。第三者委は社外の弁護士4人で構成し、委員長は元検事総長の但木(ただき)敬一弁護士が務める。

森中郁雄副社長(62)と鈴木聡(59)、大塚茂樹(57)、右城(うしろ)望(62)の3常務執行役員も9日付で辞任する。

八木氏は関西経済連合会の副会長を、岩根氏は電気事業連合会の会長を9日付で辞任した。岩根氏と八木氏は2日の記者会見で続投に意欲を示したが、筆頭株主の大阪市などから批判が相次いでいた。

9日の記者会見で、八木氏は「経営責任を明確にし、2人が辞任するという結論に至った」と説明。岩根氏は「批判を受けとめ、第三者委の調査に協力する最後の責任を果たす」と述べた。

関電が昨年7~9月に実施した社内調査では、役員ら20人は高浜原子力発電所のある高浜町の元助役の森山栄治氏(今年3月に90歳で死去)から現金や金貨など総額3億2000万円相当の金品を受け取っていた。《読売新聞》



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