令和2日目
2019/05/02
この日のできごと(何の日)
【韓国・康京和外相】日本企業資産売却に静観「介入せず」
韓国の康京和外相は2日、元徴用工訴訟の原告らが日本企業の資産の売却手続きに入ったことに関し、「我が国民が権利を行使する手続きに入ったもので、と述べ、静観する姿勢を示した。韓国メディアとのソウルでの記者会見で語った。
康氏は「我が政府は、被害者(原告)が納得できる方策が重要との立場だ」と説明した。問題解決に向けては、「多角的な提案を準備しているが、発表時期を調整する必要がある。対外的に何かを発表できる時期ではない」とした。
韓国政府は、日本側が求める日韓請求権・経済協力協定に基づく2国間協議にも応じておらず、問題を事実上放置している。早ければ3か月後にも迎える日本企業資産の売却の前に、解決策を示すかも不透明な状況だ。《読売新聞》
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【北朝鮮による日本人拉致事件】家族が訪米
北朝鮮による拉致被害者の横田めぐみさん(拉致当時13歳)の弟、拓也さん(50)らが2日、拉致問題解決への協力を求めるため、米国へ出発した。
出国前に成田空港で取材に応じた拓也さんは「全被害者が、一刻も早く帰国できるよう情報発信したい。親が元気なうちに、めぐみに会ってもらいたい」と意気込みを語った。
2月にハノイで行われた2回目の米朝首脳会談では、トランプ米大統領が、前回に続き拉致問題を提起した。拓也さんとともに訪米する田口八重子さん(当時22歳)の長男、飯塚耕一郎さん(42)は「本来は令和になる前に解決しなければならなかった問題だ。被害者の帰国に向け、アメリカに強い協力を求めたい」と訴えた。
訪米には、拉致議員連盟に所属する国会議員も同行し、支援組織「救う会」のメンバーも現地で合流。首都ワシントンを訪れて米政府関係者と面会し、問題の解決に向けた協力を要請するなどして、今月5日に帰国する予定だ。《読売新聞》
【プロ野球・2日】
西5―3日
西武が勝率5割復帰。1―1の五回に秋山のソロと森の2ランで3点を勝ち越し、七回に秋山の2打席連続の4号ソロで加点した。榎田は8回1失点で今季初登板勝利。日本ハムは金子が五回途中4失点と粘れず、反撃も及ばなかった。
オ2―1ロ
オリックスが今季初のサヨナラ勝ち。1―1の延長十回2死二塁から代打伏見が左前打を放った。2死走者なしから四球の大城が二盗で好機をつくった。3番手の沢田が2勝目。ロッテは4番手の酒居がつかまり、連勝が4で止まった。
ソ1―0楽
ソフトバンクの大竹がコースを丁寧に突き、7回無失点で今季初勝利を挙げた。八回は甲斐野が抑え、九回は森が締めて9セーブ目。打線は一回1死一塁から、今宮の二塁打で1点を奪った。楽天は拙攻が響き零封負けを喫した。
巨9―3中
巨人が4本塁打の猛攻で逆転した。0―3の四回はゲレーロがソロ。五回は炭谷のソロ、天井直撃の岡本の適時打で同点とし、陽岱鋼の3ランで勝ち越した。八回は坂本勇も2ラン。高木が4年ぶりの勝利。中日はロメロが打たれた。
D2―0ヤ
DeNAは七回に筒香が9号2ランを放ち、均衡を破った。今永は8回5安打無失点で9三振を奪い、3勝目を挙げた。山崎が九回を締めて4セーブ目。ヤクルトは零敗で、スアレスは7回2失点の好投が実らず来日初黒星を喫した。
神0―4広
広島が連敗を4で止めた。0―0で迎えた九回にバティスタの5号2ランで均衡を破り、会沢の2点二塁打で加点した。大瀬良は7回無失点。フランスアが今季3勝目。阪神は拙攻が響いて無得点。連勝が4でストップし、借金1。《共同通信》
◇
阪神の近本光司外野手が2日の広島戦(甲子園)で三回の第2打席で左翼線に二塁打を放って13試合連続安打とし、新人による連続試合安打の球団記録を更新した。 阪神OBの赤星憲広氏が2001年にマークした12試合連続安打を18年ぶりに塗り替えた。近本は第3、第4打席にも安打を放って計3安打。打率3割4分は坂本勇に次いでリーグ2位に浮上した。打撃絶好調のルーキーは「いつも『良いところで打てたらいいな』と思っているだけで、それが毎日続いている感じ」と自然体を強調した。《産経新聞》
【JR予土線】普通列車がタケノコに接触
高知県と愛媛県を結ぶJR予土線の西ケ方(高知県四万十市)―真土(愛媛県松野町)間で、窪川発宇和島行きの普通列車が2日に線路脇に生えていたタケノコに接触し、約10分の遅れが出ていたことが3日、JR四国への取材で分かった。乗客約20人にけがはなかった。
JR四国宇和島運転区によると、2日午後6時すぎに西ケ方駅を出発した列車が3キロほど進んだ際、車両の左前方にタケノコが接触。気付いた運転士が停車させて車両に異常がないことを確認し、約10分後に運行を再開した。《共同通信》
【大阪府警】道路にロープ、少年2人を逮捕
大阪府寝屋川市の道路にロープを張ってミニバイクの新聞配達アルバイトの女性(77)を転倒させ重傷を負わせたとして、府警捜査1課は2日、殺人未遂と往来妨害の疑いで、私立高2年の16歳の男子生徒2人=いずれも寝屋川市=を逮捕した。
同課によると、2人は「殺すつもりはなかった」と殺意を否認。離れた場所から女性が転倒するのを見ており、1人は「転んだ人を見て楽しもうと思った」と供述している。
逮捕容疑は4月29日午前2時20分ごろ、寝屋川市成田南町の幅約7メートルの市道にロープを張り、約10分後に出勤途中の女性を転倒させ、太ももの骨を折るなどの重傷を負わせた疑い。《共同通信》
【韓国・文在寅大統領】日本が歴史問題を政治利用
韓国の文在寅大統領は2日、大統領府で元政府高官ら有識者と会合を開き、日韓関係改善に意欲を示す一方、日本が歴史問題を国内政治に利用しているとして「とても残念だ」と述べた。元徴用工訴訟で原告側が日本企業の資産売却申請に踏み切ったことを受け、韓国では対立激化を回避すべきだとの声もあるが、両国間の隔たりは依然大きい。
訴訟を巡り、文氏は韓国政府が具体的にどのように対応すべきかについては言及しなかった。康京和外相も2日に韓国メディアと記者会見し、対日関係への配慮をにじませたが、訴訟については従来の見解を繰り返すにとどめた。《共同通信》
【麻生太郎財務相】中国の支援は「サラ金と同じ」
麻生太郎財務相は2日、訪問先のフィジー・ナンディで中国の劉昆財政相と会談し、途上国に対する中国の過剰な投融資に苦言を呈した。会談後の記者会見では、返済の滞った途上国がインフラを中国に明け渡していることについて「サラ金(消費者金融)の多重債務と同じだ」と批判した。
中国のインフラ投資では途上国が「債務のわな」に陥ると指摘され、スリランカでは南部ハンバントータ港の運営権を中国側が99年間握ることになった。麻生氏は同港を引き合いに「(途上国は)常識はあっても知識がない。後で気が付いたら、えらい高い金利で返せなくなったりする」と会見で述べた。《共同通信》
【安倍晋三首相】休暇入り
安倍晋三首相は2日、山梨県鳴沢村の別荘に移り、大型連休に合わせた休暇に入った。6日まで滞在する予定で、趣味のゴルフや温泉、知人との食事などでリフレッシュを図り、後半国会での論戦や相次ぐ外交日程に向けて英気を養う。
首相は4月下旬に欧米6カ国を歴訪。帰国後は4月30日の「退位礼正殿の儀」や5月1日の「即位後朝見の儀」といった皇位継承の重要儀式に参列した。今後も5月下旬のトランプ米大統領の来日や大阪で6月に開催される20カ国・地域(G20)首脳会合、参院選など重要案件が控えている。《共同通信》