平成11070日目・退位の日

平成31年4月30日(火)

2019/04/30

【天皇陛下】「国民に心から感謝」

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天皇陛下は30日午後5時、皇居・宮殿「松の間」で「退位礼正殿の儀」(退位の礼)に臨み、「支えてくれた国民に、心から感謝します」と在位中、最後となるお言葉を述べられた。

退位の礼では、側近が歴代天皇に伝わる三種の神器のうち天叢雲剣の複製品と八尺瓊勾玉、公務で使われる天皇の印「御璽」、国の印章「国璽」を「案」と呼ばれる台の上に安置。安倍晋三首相は、自然災害などで困難に直面した国民に寄り添われてきた陛下に「国民に明日への勇気と希望を与えてくださいました」と感謝の意を伝えた。

続いて、モーニングコート姿の陛下は、冒頭「今日をもち、天皇としての務めを終えることになりました」と、30日をもって譲位することを表現された。さらに「象徴としての私を受け入れ、支えてくれた国民に、心から感謝します」と謝意を示したうえで「明日から始まる新しい令和の時代が、平和で実り多くあることを、皇后と共に心から願い、ここに我が国と世界の人々の安寧と幸せを祈ります」とお言葉を締めくくられた。

「退位の礼」には皇后さまが陪席されたほか、皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻をはじめ、女性を含む成年皇族方がご参列。安倍首相と閣僚のほか、衆参両院の正副議長、都道府県知事の代表ら約290人も出席した。

今回の譲位は、平成29年6月に成立した、陛下一代限りで認める皇室典範特例法に基づいて行われた。《産経新聞》




【セ・リーグ】

巨1―3中(30日) 福田が逆転3ラン

中日は1点を失った直後の二回、福田の3ランで逆転し、最後までリードを守り切った。大野雄が尻上がりに調子を上げ、7回1失点。八回をロドリゲス、九回を鈴木博が抑えた。巨人は一回の1点だけで、投手陣を援護できなかった。

神8―3広(30日) 秋山が今季初勝利

阪神が3連勝。秋山が7回3安打無失点で、今季初勝利をマークした。打線は一回に押し出し四球で先制。二回と四回に加点した。七回には3点を奪い、八回には糸原の適時三塁打で2点を挙げた。広島は投手陣が振るわず3連敗。

D8―9ヤ(30日) ヤクルトが3連勝

ヤクルトが乱打戦を制して3連勝とした。7―8の六回にバレンティンのソロで追い付き、延長十回に代打荒木の適時二塁打で勝ち越した。4番手の五十嵐が5勝目。DeNAは0―7から一時は逆転に成功したが、逃げ切れなかった。《共同通信》

【井川慶さん】甲子園で始球式

30日に行われた阪神-広島戦(甲子園)で、2000年代に阪神のエースとして活躍し、03、05年のリーグ優勝に大きく貢献したOBの井川慶さんが始球式を務めた。

リーグ優勝した当時の縦じまのユニホームに身を包んだ井川さんが高めの直球を投げ込むと、捕手を務めた矢野燿大監督のミットに吸い込まれた。井川さんは「平成の最後に始球式をやらせてもらって感謝している。甲子園はすべてが懐かしく、気分が良かった」と話した。

1999年5月2日の広島戦(甲子園)で1軍初登板を果たしてから、2007年にポスティング・システムで米大リーグのヤンキースに移籍するまで甲子園で戦った時代を振り返り、「当時はすべてに全力で向かって、悔いのないようにやっていた」。かつてバッテリーを組んだ矢野監督が率いる現在のチームに「昨年最下位からのスタート。一歩一歩やっていく姿を楽しみにしている」とエールを送った。《産経新聞》

【ベネズエラ】軍の一部蜂起

南米ベネズエラで反米左翼マドゥロ政権を糾弾し、暫定大統領就任を宣言しているグアイド国会議長は30日、首都カラカス近郊の空軍基地で軍人らを従えたビデオ声明を発表し「権力の不当な侵害の終焉がきょう始まった」と述べ、国民に蜂起を呼び掛けた。一方、マドゥロ大統領は鎮圧に自信を示しており、クーデターの企てが成功するかは不透明だ。

グアイド氏は声明で「勇敢な兵士らがわれわれの呼び掛けに応えた」と述べ、軍の一部が支援していると表明。多数の市民がカラカス中心部に集まってデモを行ったほか、一部で衝突や火災も起きた。《共同通信》

【東京・新宿】反天連が集会

東京のJR新宿駅近くの広場では30日夕、天皇制に反対する市民らが集会を開いた。天皇の存在は法の下の平等に反するなどと主張し、「天皇制を終わらせよう」「代替わりを行わず、今の天皇で廃止すべきだ」と声を上げた。右翼活動家らが抗議に集まって騒然とし、逮捕者も出た。

主催者によると、集会には約150人が参加した。周辺では約40人の右翼活動家らが「今すぐ集会をやめろ」と抗議。

警視庁公安部は、混乱を抑えようとした機動隊員らに暴行したとして、公務執行妨害容疑で、右翼団体幹部のA容疑者(38)と職業不詳B容疑者(27)を現行犯逮捕した。《共同通信》

【道の駅・平成】客殺到

元号と同じ漢字だったことから、平成への改元で脚光を浴びた岐阜県関市の平成地区。近くの道の駅「平成」で30日、「平成まつり」が開かれ、詰めかけた大勢の客が特産品のシイタケや平成と書かれたタオル、記念切手を買い求めた。また同県郡上市では同日夜、改元を祝おうと、国の重要無形民俗文化財「郡上おどり」が行われた。

 道の駅は約200台分の駐車場が午前中から満車状態。「ありがとう!平成時代」と書かれた看板やパネルの前で写真を撮ろうと行列ができ、平成への別れを惜しんだ。《共同通信》

【菅義偉官房長官】「令和は明日への希望を花咲かせる時代へ」

菅義偉官房長官は30日の記者会見で、平成の時代が終わることを受け「次の令和の時代でも、一人一人の日本人が明日への希望の芽を大きく花咲かせられるよう、政府としても心を新たに努力していきたい」と述べた。

同時に「常に国民に寄り添ってこられた天皇、皇后両陛下の歩みに思いをいたし、この機会に改めて心から感謝申し上げたい」と語った。

菅氏は平成について「近現代で初めて戦争のない時代を経験した。平和を維持できた」と説明した。一方で、長引くデフレや少子高齢化への対応に加え、冷戦後の外交戦略の再構築を迫られたと指摘した。

その上で、安倍晋三政権として「経済、外交それぞれでもう一度、日本の現状と将来に自身と希望を持てるよう尽力してきて、ようやく芽が出てきた」と振り返った。《産経新聞》

【タモリさん】「西暦は本のページ。元号は日本だけの『章』」

フジテレビが4月30日に元号またぎで放送した特番「FNN報道スペシャル 平成の“大晦日”令和につなぐテレビ」で総合司会を務めたタモリ(73)のコメントが注目を集めている。

6時間半の生放送番組エンディングでコメントを求められたタモリは「西暦というものが、ずっと(続く)本のページ数だとすれば、元号というのは日本だけが持っている『章』。その章があるから(時代の)切り替えができますよね」と自身の考えを述べた。

放送後、令和を迎えた5月1日にネット上ではタモリの発言が注目を浴び、「元号についての捉え方、タモリさんの話がとってもわかりやすい」「タモリさんの話聞いて、しっくりきた」「この考え方いいな」「さすがタモリさん」などの声があった。《スポニチ》




4月30日のできごと