平成11037日目
2019/03/28
この日のできごと(何の日)
【ヤンキース・田中将大投手】開幕戦飾る
米大リーグ、ヤンキースの田中は28日(日本時間29日)、ヤンキースタジアムで行われたオリオールズとの開幕戦に先発し、六回途中6安打2失点(自責1)で今季初勝利を挙げた。日本人最多となる4度目の開幕投手で、初めて白星を手にした。
一回に3点の援護をもらい、二回は3者連続の空振り三振。四回に失策絡みで失点したが、五回も三者凡退に抑えた。六回、二死二塁から中越えに適時二塁打を浴びたところで83球に達して交代となった。
チームは7―2で快勝した。《読売新聞》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【タイ】親軍政政党が最多得票
タイの選挙管理委員会は28日、下院(定数500)総選挙の開票率100%の結果を発表した。親軍政の「国民国家の力党」がタクシン元首相派の「タイ貢献党」を抑え、最多得票した。小選挙区と比例代表を合わせた議席数は公表されていないが、上下両院の合計で最大勢力になる見通し。親軍政政党中心の連立政権誕生が極めて濃厚となった。
タイメディアによると、下院第1党は小選挙区で最多勝利したタイ貢献党になるとみられる。
選管によると、国民国家の力党は約843万票、タイ貢献党は約792万票を得票した。《共同通信》
【スリーマイルアイランド原発事故】発生から40年
米東部ペンシルベニア州のスリーマイルアイランド原発で1979年に炉心溶融(メルトダウン)事故が発生してから28日で40年たった。周辺住民は事故が起きた午前4時ごろに合わせて同原発前に集まり、原発に反対する横断幕やろうそくを手に抗議した。
当時妊娠中で避難したという女性(71)は「原発で何が起き、どれくらい被ばくしたのか分からず不安だった」と振り返った。さらに「原発によって人々や環境がさらされるリスクは大きすぎる。再生可能エネルギーを利用していくべきだ」と話した。《共同通信》
【選抜高校野球大会】星稜高監督が抗議
兵庫県西宮市の甲子園球場で行われている選抜高校野球大会で28日、星稜(石川)の林和成監督が1―3で敗れた試合直後に、対戦相手の習志野(千葉)の小林徹監督に直接、抗議に向かう異例の事態があった。林監督はサイン盗みを疑い、試合後の控室にいる小林監督に「フェアじゃない」と強い口調で訴えた。審判団は、不正行為は確認できなかったと結論付けた。
四回に習志野は初めて二塁まで走者を進めた。星稜は二塁走者が打者に球種を伝達している疑いがあることを、捕手を通じて球審に伝えた。4人の審判団が集まって協議したが、そうした行為はなかったとした。《共同通信》
【森昌子さん】引退会見
年内の公演を最後に芸能界から引退すると発表した歌手の森昌子さん(60)が28日、東京都内で記者会見し、「去年の夏、10月で還暦になると考えたとき、これまでの人生で自分の時間がなかったことに気づき、これからは芸能活動以外に時間をかけて、自分の人生を大いに楽しもうと考えた」と引退を決めた心境を語った。
また、「一つのことに区切りをつけないと前に進めない性格だから」と、休養など他の選択肢はなかったと説明した。《産経新聞》
【福井県越前市】路線バスが横転
28日午前9時25分ごろ、福井県越前市余川町の市道で、福井鉄道(同市)の路線バスが道路脇の側道に落ちて横転した。70~80代の女性の乗客4人が病院に搬送されたが、けがはないか軽傷とみられる。男性運転手にけがはなかった。
越前署などによると、バスは左にカーブする地点で、左側のり面に沿って約1メートル下に滑り落ち、側道に横転した。終点の福井鉄道越前武生駅に向かう途中だったという。運転手から「救急車を手配してほしい」との連絡を受けたバスの営業所が消防に通報した。同署が事故原因を調べている。《共同通信》
【横綱白鵬関】三本締めで謝罪
大相撲春場所千秋楽の優勝インタビューで横綱白鵬関が表彰式の途中にもかかわらず観客に三本締めを促した問題で、日本相撲協会は28日の理事会に横綱本人と師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)を呼んで事情を聞いた。
白鵬関の三本締めについては、場所後の横綱審議委員会で「一力士として(締める)立場にあるのか」などの苦言が呈された。芝田山広報部長(元横綱大乃国)によると、白鵬関は「平成最後の場所で盛り上げようと思った」と釈明し、謝罪したという。ファンの声には賛否両論あったというが、協会のコンプライアンス規程の「相撲道の伝統と秩序を損なう行為」に該当する可能性があるため、懲戒処分が必要かなどを今後、コンプライアンス委員会が審議する。《読売新聞》
【韓国・京畿道】「戦犯ステッカー法案」審議見送りに
韓国の京畿道で、学校で使われる日本企業の製品に「戦犯企業」のステッカーを貼り付けるよう義務づける条例案が道議会に提出された問題で、道議会は28日、条例案の審議を当面見送ると発表した。日韓関係への悪影響や教育現場の混乱を懸念する声が相次いだことを踏まえた対応とみられる。
道議会の発表によると、条例案を発議した黄大虎議員は28日、「社会的な合意を経た上で改めて準備する」と述べ、5月議会以降の審議・成立を目指す意向を示した。だが、条例案への批判は少なくなく、実現するかどうかは不透明だ。《読売新聞》
【天皇、皇后両陛下】京都から帰京
京都市に3泊4日の日程で滞在していた天皇、皇后両陛下は28日、東海道新幹線で帰京された。今後は、三重県伊勢市の伊勢神宮や東京都八王子市の昭和天皇陵を参拝するなど、4月30日の退位まで重要な儀式が続く。
滞在中、奈良県橿原市に足を延ばし、初代天皇とされる神武天皇の陵を参拝、陛下が間もなく退位することを報告した。退位前に行われる11の儀式の一つで、来月は18日に在位中最後の地方訪問として伊勢神宮に赴くほか、23日には昭和天皇陵を参拝する。
30日には、皇居・宮殿で「退位礼正殿の儀」が催され、陛下が天皇として国民に最後のあいさつを述べる。《共同通信》
【安倍晋三首相】「夢や希望が咲き誇る時代に」
安倍晋三首相は28日、公明党の山口那津男代表と官邸南庭で花見を楽しんだ。首相は、天皇陛下の譲位と皇太子さまの新天皇即位に伴う5月1日の改元を見据え「名残を惜しむかのごとく咲き誇っている。あと1カ月と少しで新しい時代がやってくる。この桜のように皆さんの夢や希望が咲き誇る時代にしたい」と決意を述べた。
山口氏は「たくさんの種類の桜がいっぺんに咲いている。それぞれの役割、立場、個性を生かし、存分に輝けるような時代を作っていきたい」と応じた。
首相が「(平成31年度)予算も成立し、花を愛でることができてよかった」と語ると、山口氏は「昨年の教訓が生かされた。予算も桜咲く」と返答した。財務省の決裁文書改竄問題などで紛糾し、予算審議が難航した昨年の通常国会を念頭に置いた発言とみられ、首相は苦笑いした。《産経新聞》