平成11017日目

2019/03/08

この日のできごと(何の日)

【地村保志さん】拉致問題で講演

北朝鮮による拉致被害者の地村保志さん(63)が8日、福井市内で講演し「残された家族の高齢化が進み、満足に動けない人が出てきた。早く救出しなければならない」と訴えた。

地村さんは家族の高齢化に伴い「拉致問題は世代交代の時期に来た」とも述べ、昨年から福井県小浜市の小中学校での講演活動を始めたことなどを紹介。「拉致を知らない世代が増えている。風化させてはいけない」と強調した。

講演は県などが開いた。支援団体「北朝鮮に拉致された日本人を救う福井の会」の森本信二会長も参加し「被害者家族だけの活動には限界が来ている。解決に向け協力してほしい」と呼び掛けた。《共同通信》

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【東京株式市場】

8日の東京株式市場は、欧州の景気減速や中国の統計悪化を背景に世界経済の先行き懸念が強まり、日経平均株価(225種)は大幅に4日続落した。一時は2万1000円の節目を割り込んだ。終値は前日比430円45銭安の2万1025円56銭で、2月15日以来、3週間ぶりの安値を付けた。

終値の下げ幅は年明け最初の取引となる1月4日の大発会に次ぐ今年2番目の大きさ。4営業日続落は今年初。《共同通信》

【IHI】不正検査211件

IHIは8日、民間航空会社から受託しているエンジン整備の無資格検査問題で過去2年分の記録を調べた結果、211件の不正を確認したと発表した。不正は少なくとも2017年1月から続いており、18年4月に内部告発があったが見過ごされた。人員不足が背景となった可能性もある。航空機エンジンの整備で求められる安全性が軽視され、品質管理体制が厳しく問われそうだ。

満岡次郎社長は会見し「航空会社など関係者にご迷惑とご心配をお掛けし、深くおわびする」と謝罪した。IHIは国土交通省認定のエンジンを対象に計4万件の検査記録を調べ、各国の航空局やエンジン製造会社に不正を報告した。《共同通信》

【楽天・則本昂大投手】右肘手術へ

楽天の石井一久ゼネラルマネジャー(GM)は8日、則本昂大投手が右肘のクリーニング手術を11日に受けると明らかにした。則本昂は首を寝違えたために2月下旬のオープン戦登板を回避し、今月に検査を受けて右肘に損傷が見つかった。全治は手術後に発表されるが、開幕は絶望となった。

石井GMは「慢性的なもので突然、起きたものではない。本人のために行う。メンテナンスの意味合いがある手術になる」と説明した。《共同通信》

【大阪府、大阪市】知事、市長が「入れ替え出馬」正式表明

大阪府の松井一郎知事(地域政党・大阪維新の会代表)と大阪市の吉村洋文市長(同政調会長)は8日、府議会、市議会それぞれの議長に辞職願を提出した。その後、同市内で記者会見を開き、松井氏が市長選、吉村氏が知事選に「入れ替え出馬」すると正式表明した。看板政策「大阪都構想」の賛否を問う住民投票の実施時期を巡る公明党との協議決裂を受け、維新はダブル選で民意を問い、改めて都構想の実現を目指す。

辞職願は20日付。府知事選は21日告示、大阪市長選は24日告示で、いずれも統一地方選前半と同じ4月7日投開票となる。大阪で知事、大阪市長、府議、大阪市議の4選挙が同時に行われるのは1971年以来48年ぶり。《読売新聞》

【天皇、皇后両陛下】平成の歩み、和歌でたどる

天皇、皇后両陛下は8日、皇居・三の丸尚蔵館で開催中の特別展「御製(ぎょせい)・御歌(みうた)でたどる両陛下の30年」を鑑賞された。

毎年の歌会始で詠まれた両陛下の和歌とそれにまつわる写真によって30年間の歩みを振り返る企画展で、両陛下を描いた約2メートル四方の肖像画も公開されている。両陛下は「懐かしい」などと思い出を語り合いながら、ゆっくり見て回られた。《読売新聞》

【中国・王毅外相】日中関係改善に意欲

中国の王毅国務委員兼外相は8日、北京で開会中の全国人民代表大会(全人代=国会)に合わせて記者会見し、日中関係について「共に努力すれば安定した発展期に入れる」と述べ、さらなる関係改善に意欲を示した。王氏は、習近平国家主席の日本訪問を念頭に、「ハイレベルの往来は条件が整えば自然と順調に運ぶだろう」と前向きな考えを示した。

習氏は、6月に大阪で開かれる主要20か国・地域(G20)首脳会議に合わせて訪日する方向で、日中間での調整が続いている。実現すれば、2013年の国家主席就任以降、初めてとなる。《読売新聞》

【安倍晋三首相】パラオ・レメンゲサウ大統領と会談

安倍晋三首相は8日、太平洋の島嶼国、パラオのレメンゲサウ大統領と官邸で会談した。パラオが台湾と外交関係を有することを踏まえ、軍事的な海洋進出を強行する中国を念頭に、自由で開かれたインド太平洋の実現が重要とする認識で一致した。首相は水産業振興や海上の安全確保に向けたインフラ整備に対する4億円の資金協力を伝達した。

首相は会談冒頭、「パラオは太平洋島嶼国全体の平和と繁栄のための重要なパートナー」と述べた。レメンゲサウ氏は、今年が両国の外交関係樹立25周年にあたることに言及し「大変喜ばしく思う」と応じた。

会談では両国の貿易や観光、人的交流の促進を確認。パラオの排他的経済水域(EEZ)内で違法操業する外国漁船の取り締まり支援など海洋安全保障で連携することも申し合わせたほか、北朝鮮政策に関しても意見交換した。《産経新聞》



3月8日日 その日のできごと(何の日)