平成11016日目

2019/03/07

この日のできごと(何の日)

【JR東日本】常磐線の復旧状況公開

JR東日本は7日、東日本大震災や東京電力福島第1原発事故で、福島県の一部区間が不通になっている常磐線の復旧状況を報道陣に公開した。来年3月末までの全線再開に向け、年内に試運転を始めたいとしている。

公開されたのは、帰還困難区域にある福島県の大野―双葉間。双葉駅ではホームの整備作業の傍ら、駅舎の建設に使う鉄骨が搬入されていた。

地震で崩落後、再建された第一前田川橋りょうは、かつての上り線が、点検時などに職員が通る車道に変更された。空間放射線量が毎時20マイクロシーベルトを超えていた大野駅の北約1キロの地点は同1.35マイクロシーベルトまで下がっていた。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

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【北陸新幹線】車両トラブル

7日午後5時25分ごろ、北陸新幹線の黒部宇奈月温泉駅(富山県)に停車中の上り列車で車両トラブルが発生し、長野―富山間の上下線で一時運転を見合わせた。下りは約1時間後、上りは約2時間半後に再開した。

JR西日本金沢支社によると、列車は金沢発東京行きのはくたか572号。黒部宇奈月温泉駅に停車する際、運転席のモニターにブレーキの不具合を示す表示が出た。運転士が同駅で車両を点検し、異常は確認されなかったが、念のため運転を取りやめた。同支社が原因を調べている。

はくたか572号のほか、上下計4本が運休した。《共同通信》

【カルロス・ゴーン氏】会見は来週以降

会社法違反(特別背任)などの罪で起訴され、6日に保釈された日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(64)の弁護団は7日、記者会見の時期などについて話し合う会議を開いた。終了後、弁護団の弘中惇一郎弁護士は、体調が万全でないとして、開催は来週以降になるとの見方を示した。被告は全ての起訴内容を否認しており、公判対策も加速させる。

弘中弁護士は7日夜、保釈された際、作業着に変装した理由を「保釈後の住居をマスコミに知られたくなかったから」と明かした。保釈に立ち会った弁護人が提案し、ゴーン被告が面白がって応じたという。弘中弁護士は「うまくいかなかった」と振り返った。《共同通信》

【ローソン・竹増貞信社長】24時間営業「時短要望あれば対応」

ローソンの竹増貞信社長は7日、コンビニの24時間営業について「時短営業の要望があれば対応する」と話し、フランチャイズ(FC)加盟店の個別の要望によって、営業時間の短縮を認める方針を示した。東京都内で開いたメディア懇親会で語った。

全国に約1万5千店あるローソンでは店ごとの事情に応じ、現在40店舗で営業時間を短縮している。一方、竹増氏は「24時間営業は基本。(見直しを)決断するタイミングではない」と話し、終日オープンの原則は変えない意向も示した。

業界ではファミリーマートが既に時短営業の実験を進めている。《共同通信》

【東名あおり運転事故】「ネットにデマ流され苦痛」賠償提訴

神奈川県の東名高速道で2017年6月、「あおり運転」で一家4人が死傷した事故を巡り、インターネット上に虚偽情報を流され、精神的な苦痛を受けたなどとして、「石橋建設工業」(北九州市八幡西区)と石橋秀文社長(48)が7日、男性8人を相手取り、計880万円の損害賠償を求める訴訟を福岡地裁直方支部に起こした。

代理人弁護士によると、福岡県警が名誉毀損(きそん)容疑で書類送検した男性11人(いずれも不起訴)のうち、示談が成立するなどした3人を除く8人を被告とし、1人当たり110万円を請求した。8人は、あおり運転事故で逮捕された男について、同社に勤務しているなどの虚偽情報をSNSに投稿したり、同社の住所や電話番号を転載したりしたとしている。《読売新聞》

【福井県警】僧衣運転で“反則切符”服装規定撤廃へ

福井県の40歳代の男性僧侶が僧衣での運転を理由に交通反則切符を切られた問題で、県警は7日、県道路交通法施行細則を改正し、運転時の服装に関する規定を撤廃すると発表した。県警は「対象の服装がわかりにくく、違反の立証も困難と判断した」としている。4月4日から適用される。

現行の規定は、「運転操作に支障のある衣服」での運転を禁じており、男性は昨年9月、福井市内で僧衣を着て軽乗用車を運転し、交通反則切符(青切符)を切られた。県警は「袖がシフトレバーにひっかかる恐れがあった」などと説明していたが、1月、「証拠が不十分」などとして違反を取り消した。

問題が発覚した昨年末以降、全国の僧侶から「摘発の基準があいまい」などの批判が上がり、県警や県公安委員会が対応を協議、規定を撤廃することにした。男性は「疑問の声が上がったおかげで、実態に合わない規定が撤廃されたと思う」と話した。《読売新聞》

【東日本大震災】死者1万5897人

警察庁は7日、3月1日現在の東日本大震災の被害状況を発表した。死者は12都道県で1万5897人、行方不明者は2533人。この1年間で2人増えた死者は、いずれも宮城県で発見された。行方不明者は生存確認ができるなどしたため6人減った。

依然として身元不明の遺体は岩手50体、宮城10体の計60体。DNA型鑑定などによって1年間で、4人の身元が確認されたという。《読売新聞》

【仏・裁判所】神父の性的虐待を隠蔽、枢機卿に有罪判決

フランス南東部リヨンの裁判所は7日、仏カトリック教会の最高位の枢機卿フィリップ・バルバラン被告について、神父による少年への性的虐待の事実を隠蔽(いんぺい)したとして、執行猶予の付いた禁錮6月の判決を言い渡した。

判決などによると、バルバラン被告は、自身が管轄するリヨン大司教区の神父が1980年代から90年代にかけて、複数の少年に性的虐待を加えた事実を知りながら、捜査当局に通報しなかった。バルバラン被告は判決を受け、控訴の意向を示す一方、枢機卿を辞職する考えも表明した。《読売新聞》

【ザ・デストロイヤー】死去

覆面レスラー「ザ・デストロイヤー」として日米で活躍したリチャード・ベイヤーさんが7日、米ニューヨーク州の自宅で死去した。88歳だった。ベイヤーさんの長男がソーシャルメディアを通じて公表した。

ベイヤーさんは1930年、米東部ニューヨーク州バファロー生まれ。シラキュース大大学院(教育学)を修了し、54年にプロレスデビュー。後に覆面レスラー「ザ・デストロイヤー」となり、覆面レスラー初の世界王者となった。

63年に初来日し、力道山との対戦で必殺技の「4の字固め」を披露し、空前のプロレスブームを起こした。その後、日本プロレスと全日本プロレスで活躍。日本ではバラエティー番組にも出演し、テレビタレントとしても人気を集めた。《産経新聞》



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