平成10965日目

2019/01/15

この日のできごと(何の日)

【英下院】EU離脱案を否決

英下院(定数650)は15日夜(日本時間16日未明)、欧州連合(EU)との離脱合意案を採決し、賛成202票、反対432票の大差で否決した。支持を訴えてきたメイ首相は「壊滅的敗北」により、さらなる窮地に陥った。3月29日の離脱を控え、英国は重大局面を迎えた。

否決により、経済や社会に大混乱が生じる恐れがある「合意なき離脱」が現実味を増した。今後、代替案の提示を含めメイ氏が新たな対応策を示せるかどうかが焦点。EUとの再交渉や、その交渉結果を踏まえて改めて採決を求めるなどした場合、手続きの遅れなどによって離脱期日を延期せざるを得なくなるとの見方も強まっている。

メイ氏は採決を前に「否決は合意なき離脱に突き進むリスクを選ぶことにほかならない」と下院で演説、国益のため合意案への支持を訴えた。総選挙の実施を求める最大野党労働党のコービン党首は合意案の否決を受け、内閣不信任投票を要求すると明らかにした。《共同通信》

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【韓国国防省】日本が無礼な要求

韓国国防省報道官は15日の定例記者会見で、日韓防衛当局間で14日に行った火器管制レーダー照射問題の協議では、日本側から照射を裏付ける決定的な証拠は示されなかったと明らかにした。また、日本が一部の情報を開示する代わりに駆逐艦のレーダーに関する全体的な情報を求める「非常に無礼な要求」をしたと批判した。

一方、菅義偉官房長官は15日の記者会見で「協議では日本側から改めて遺憾の意を伝え、再発防止を強く求め、主要な論点について議論したが、認識の隔たりを解消するには至らなかった」と述べた。《共同通信》

【JOC・竹田恒和会長】疑惑を全面否定

2020年東京五輪招致をめぐる贈賄容疑者としてフランス当局の捜査を受けている日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長は15日、記者会見で「潔白を証明すべく全力を尽くす」と疑惑を全面否定した。竹田会長が理事長を務めていた東京五輪招致委員会が支払った現金が賄賂に当たるかどうかが捜査の焦点とみられるが、竹田会長は用意した文書を読み上げただけで報道陣の質問に答えず退出。説明責任の果たし方として疑問を残す形となった。

招致委員会は13年、シンガポールのコンサルタント会社「ブラックタイディングス(BT)社」と契約を締結。報酬などの名目で計280万シンガポールドル(約2億3千万円)を支払った。

BT社は、開催都市決定の投票権を持つ国際オリンピック委員会(IOC)の委員だった国際陸上競技連盟のラミン・ディアク前会長の息子と近いとされる人物が経営しており、招致委員会が支払った現金がディアク氏側に流れた疑惑が浮上していた。

竹田会長は、BT社との契約について「担当者が稟議書を起案し、上司が順次承認して最終的に私が承認を求められる」と説明し、「適切な承認手続きを経て締結された」と述べた。

また、「稟議書に署名したが、契約に関していかなる意思決定プロセスにも関与してない」と自身の関与を否定した。

疑惑の核心となるBT社とディアク氏親子との関係については「私は(両者が)がいかなる関係にあったか知らなかった」と強調。16年9月にJOCの調査チームが公表した報告書で、契約は日本の法律では、民事上・刑事上のいずれも違法と解される余地はなく、適法としたことを受け、「契約締結に違法性はないと結論づけた」と主張した。

BT社に支払った現金についても報告書に基づき、「支払いはコンサルタント業務に対する適切な対価であったと結論づけている」と重ねて否定した。

竹田氏は昨年12月10日にパリで受けたフランス当局の事情聴取に言及、「すべての質疑に応答し、自らの潔白を説明した」と強調した。そのうえで、今後もフランス当局の捜査に協力し、「自らの潔白を証明すべく全力を尽くしたい」と締めくくり、疑惑が最初に浮上した3年前と変わらぬ説明に終始した。《産経新聞》

【経団連・中西宏明会長】原発「再稼働をどんどんやるべきだ」

経団連の中西宏明会長は15日の定例記者会見で、東京電力福島第1原発事故後に停止している原発について「再稼働をどんどんやるべきだ」と述べた。エネルギー政策のあり方をめぐり国民的な議論が必要だとの認識も示した。

中西氏は「(立地、周辺)自治体が(再稼働に)イエスといわない。これで動かせない」と強調。こうした状況の打開に向けて「電力会社の責任では片付かない。だから(公開で)討論しないといけない」と語った。

中西氏は日立製作所の会長。日立は福島第1原発と同じ沸騰水型軽水炉の機器や設備を主に手掛けている。《産経新聞》

【神戸市長田区】銭湯で防災訓練

「おけで頭を守って!」。銭湯で入浴中の地震を想定した防災訓練が15日、神戸市長田区の銭湯「萬歳湯」で行われた。常連客ら約60人の参加者は、非常ベルが鳴ると風呂おけで頭を守りながら、足下を守るために敷かれたタオルの上を歩いて避難した。

萬歳湯は昨年、台風21号が上陸した際、営業中に停電が発生。経営者の綿貫功一さん(59)は従業員が対応に戸惑う姿を見て「阪神大震災で全壊も経験しているのに、24年たつと意識が薄くなっていた」と思い、訓練を行うことを決めたという。

綿貫さんは訓練後「誘導や伝え方など課題が見えた。年に一度は実施していきたい」と思いを新たにしていた。《産経新聞》

【野球殿堂入り】立浪和義氏、権藤博氏、脇村春夫氏

野球殿堂博物館は15日、今年の殿堂入りのメンバーを発表し、競技者表彰のプレーヤー表彰は通算2480安打を放った元中日の立浪和義氏(49)、エキスパート表彰は、中日で1年目から2年連続で最多勝を獲得し、元横浜(現DeNA)監督として1998年にチームを38年ぶりの日本一に導いた権藤博氏(80)が選ばれた。

アマ球界などが対象の特別表彰では、現役プロ野球選手による高校野球部員らを対象にしたシンポジウム「夢の向こうに」を開催するなど、プロアマの雪解けに尽力した元日本高校野球連盟会長の脇村春夫氏(87)が選出された。《産経新聞》

【大相撲初場所】3日目

大相撲初場所3日目は15日、東京都墨田区の両国国技館で行われ、進退の懸かる横綱稀勢の里関(32)=茨城県出身、田子ノ浦部屋=が平幕栃煌山関に寄り切られ、初日から3連敗と極めて厳しい状況へ追い込まれた。

稀勢の里関は昨年9月の秋場所千秋楽から8連敗(不戦敗を除く)を喫し、1場所15日制が定着した1949年夏場所以降の横綱では貴乃花を抜いて単独ワースト記録となった。昨年11月の九州場所では初日から4連敗した後で途中休場した。《産経新聞》

【雅子妃殿下】風邪で歌会始ご欠席へ

宮内庁東宮職は15日、皇太子妃雅子さまに風邪の症状が続いており、16日の歌会始への陪席を見送られると発表した。雅子さまは8日から微熱を伴う風邪の症状があり、15日現在もせきなどがおありという。《産経新聞》

【安倍晋三首相】「政権も大輪の花を」

安倍晋三首相は15日、島根県の観光PRを担う「しまね観光大使」の粟井理菜さんや松浦正敬・松江市長と首相官邸で会い、松江市大根島産のボタンの花束や紅白の鉢植えを贈られた。首相は特徴の一つでもある大ぶりの花をみて「安倍政権も大輪の花を咲かせたい」と語った。大根島は全国有数のボタンの産地で海外にも輸出している。《産経新聞》



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