平成10936日目
2018/12/17
この日のできごと(何の日)
【日産自動車】会長選出を見送り
日産自動車は17日、横浜市の本社で取締役会を開いた。当初予定していたカルロス・ゴーン被告の後任となる会長の選出は、筆頭株主の仏ルノーとの調整が難航したことなどから見送った。企業統治体制の強化を優先させるため、外部の有識者らでつくる第三者委員会の設置を決めた。
日産は11月下旬の臨時取締役会で、3人の社外取締役が現在の取締役の中から会長候補を提案することを決めた。西川広人社長兼最高経営責任者(CEO)を軸に選考を進めてきた。しかし、ゴーン被告の会長職解任で、影響力の低下を懸念するルノー側との調整が行き詰まっていた。このため、日産の取締役会は、まずは今後の企業統治体制の強化に向けて、外部の弁護士らで構成する第三者委の「ガバナンス改善特別委員会」を設置した上で、後任会長の人選に当たる方針だ。特別委は、元広島高裁長官で弁護士の西岡清一郎氏を委員長とし、前経団連会長の榊原定征氏や社外取締役ら計7人で構成する。《読売新聞》
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【アパマンショップ平岸駅前店爆発事故】消臭スプレー100缶超「室内噴射や穴開けた」
札幌市豊平区で16日夜に起きた爆発事故で、倒壊した建物を含む28棟、車両24台が破損していたことが17日、市消防局への取材で分かった。捜査関係者によると、現場の建物に入居する不動産仲介「アパマンショップ平岸駅前店」の男性従業員が店内に100本以上あった消臭剤のスプレー缶のガス抜き作業後、湯沸かし器をつけた際に爆発が起きたとみられ、北海道警は充満した多量のガスに引火し、爆風が広範囲に及んだ可能性もあるとみている。
従業員がスプレー缶に穴を開けたとの話があったが、否定情報もあり、道警は関係者から詳しく事情を聴くとともに、現場で押収したスプレー缶を調べている。《共同通信》
【巨人・菅野智之投手】契約更改
プロ野球巨人の菅野智之投手(29)が17日、東京・大手町の球団事務所で契約交渉に臨み、2億円増で日本選手では2004、05年の佐々木主浩投手(横浜=現DeNA)に並ぶ史上最高年俸となる6億5千万円で更改した。巨人でも02年の松井秀喜外野手の6億1千万円を超え、球団史上最高額となった。
今季は2年連続の最多勝、3年連続の最優秀防御率、2年ぶりの奪三振王と3冠に輝いた。投球回数が入団6年目で初めて200イニングを超え、10完投をマークするなど2年連続で沢村賞にも選ばれた。それでも「満足は何一つしていない。もっとできる自信もある」と貪欲に話した。(金額は推定)《共同通信》
【関西電力・大飯原発】鍵を不適切管理
原子力規制委員会は17日、関西電力が大飯原発(福井県)で核物質防護区域などの出入り口の鍵を、管理者以外の関電社員と下請け会社社員の計2人に、不適切に貸し出していたと明らかにした。「核物質防護規定」の順守義務違反に当たり、同委は関電を注意する方針を決定。不正使用などは確認されなかった。
原発などの原子力施設に保管される核物質が盗まれると、テロに悪用される懸念がある。核兵器転用を防ぐためにも、国は原子力事業者に厳重な管理を求めている。
規制委によると、関電は昨年9月以降、原子炉のある建屋などを含む防護区域と、それを囲む周辺防護区域の出入り口の鍵計14本を、本来は貸し出しが許されていない2人に渡していた。一部の鍵は今年8月まで貸したままだった。
貸し出しは業務目的で、鍵は社員らが自分の机に施錠するなどして保管していた。《産経新聞》
【安倍晋三首相】地方6団体と協議
安倍首相は17日、全国知事会など地方6団体の代表との協議で、「地方の声に徹底して耳を傾け、活力ある地方の創生に力強く政策を進めていく」と述べた。来年度の予算編成を巡る地方側からの要望に対し、地方の活性化を重視する考えを示したもの。
首相官邸で行われた協議には、地方側から全国知事会長の上田清司埼玉県知事らが出席した。上田氏らは、老朽化した社会資本(インフラ)の維持管理に関する費用の確保や、年末に発効する環太平洋経済連携協定(TPP)をにらんだ農林水産業への支援などを求めた。《読売新聞》