平成10931日目

2018/12/12

この日のできごと(何の日)

【今年の漢字】「災」

今年1年の世相を漢字一字で表す「今年の漢字」が12日、京都市東山区の清水寺で「災」と発表された。森清範貫主が特大の和紙(縦1・5メートル、横1・3メートル)に豪快に揮毫した。

日本漢字能力検定協会(同区)が毎年公募。協会によると、応募総数19万3214票のうち、「災」が最も多い2万858票を集めた。6月の大阪北部地震や7月の西日本豪雨、9月の台風21号、24号など自然災害の多発が理由という。

「災」は新潟県中越地震の発生や子供が被害者となる殺人事件が多発した平成16年以来2回目。森貫主は「人災や自然災害のないような来年でありますように」と話した。《産経新聞》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

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【将棋・藤井聡太七段】最速、最年少で100勝達成

将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(16)は12日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で指された第27期銀河戦(囲碁・将棋チャンネル主催)本戦トーナメントEブロック5回戦に勝ち、6回戦で阿部健治郎七段(29)に勝利し、史上最速、最年少、最高勝率で公式戦通算100勝(18敗)を達成した。

日本将棋連盟によると、16歳4カ月、プロ入り2年2カ月での達成は、永世称号獲得者と中学生デビュー棋士の中で羽生善治竜王(48)の17歳6カ月、同2年3カ月を抜いて史上最速・最年少。勝率8割4分7厘も中原誠十六世名人(71)の8割2分6厘を上回る史上最高となった。《産経新聞》

【靖国神社】ぼや

12日午前7時ごろ、東京都千代田区九段北の靖国神社の神門付近で、紙のようなものが燃えるぼやがあった。火はすぐに消え、境内の建物などに被害はなく、けが人もいなかった。警視庁公安部は建造物侵入容疑でいずれも中国籍で自称公務員、郭紹傑容疑者(55)と、自称会社員の厳敏華容疑者(26)を逮捕した。

公安部などによると、郭容疑者は神門近くの石畳で「南京事件」に抗議する内容の横断幕を掲げたり、段ボールに火を付けるなどし、その様子を厳容疑者が動画で撮影していたという。騒ぎに気づいた神社関係者が取り押さえた。

2人は友人関係で香港在住とみられる。南京事件は13日で発生から81年となり、郭容疑者は調べに「(南京事件について)抗議するため火を放った」と供述している。

香港メディアは、郭容疑者が尖閣諸島の中国領有権を主張する香港の団体「保釣行動委員会」のメンバーと伝えた。《産経新聞》

【英・メイ首相】続投決定

英与党保守党は12日夜(日本時間13日未明)、党首のメイ首相の信任投票を行った。その結果、信任200票、不信任117票で、信任票が過半数を上回りメイ氏が続投を決めた。

党首信任投票は実施後1年間は再実施できないため、「メイ降ろし」は収束するとみられる。ただ、欧州連合(EU)からの離脱をめぐってEUと合意した離脱案に与野党からの反発は根強く、政権基盤が不安定な現状に変わりはない。年明けに持ち越すとみられる議会採決で承認を得るめどは立たず、来年3月29日に迫ったEU離脱の行方は依然不透明だ。

続投が決まったメイ氏は12日夜、首相官邸前で「英国のより良い将来のため、国民が求めたEUからの離脱を実現しなければならない」と離脱への決意を改めて表明。全ての議員に協力を呼び掛け、「反対票を投じた議員の懸念に耳を傾け、離脱案を修正できるようEUとの協議に臨む」と意気込みを述べた。《産経新聞》

【河野太郎外相】韓国・康京和外相と電話会談

河野太郎外相は12日、韓国の康京和外相と電話で会談し、いわゆる元徴用工らが韓国で起こした訴訟で日本企業に賠償を命じる確定判決が相次いだことをめぐって協議した。新日鉄住金を訴えた原告側は、同社から24日までに賠償対応の回答がなければ韓国内の資産の差し押さえ手続きに入る構えをみせており、河野氏は差し押さえを回避する方策を求めたとみられる。

日本側は、原告側が実際に資産差し押さえ手続きに着手した場合の対抗措置の検討に入っている。韓国外務省によると、康氏は会談で河野氏に対し慎重な対応を求めた。《産経新聞》



12月12日 その日のできごと(何の日)