平成10913日目
2018/11/24
この日のできごと(何の日)
【安倍晋三首相】福島県を視察
安倍晋三首相は24日、東日本大震災からの復興状況を視察するため、福島県を訪問した。首相の被災地訪問は、8月2日の宮城県石巻市と東松島市以来。
首相は地域住民や復興に関わる職員の医療を担う富岡町のふたば医療センター付属病院を訪れ、救命救急用ヘリコプターを見学後、地元の医師や看護師不足など医療体制の確保が難しい現状について説明を受けた。「帰還する上で医療はなくてはならない重要なインフラだ」と述べ、全力で支援していく考えを示した。
東京電力福島第1原発事故の影響で住民の全町避難が続く双葉町の産業集積地区も見て回り、進出企業を激励した。震災被害に遭ったJR双葉駅では「2020(平成32)年度(までの)復興・創生期間にとどまらず、福島の復興が成し遂げられる日まで国が前面に出て全力を尽くす」と記者団に語った。《共同通信》
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【西武・炭谷銀仁朗捕手】巨人入りを表明
西武から海外フリーエージェント(FA)権を行使した炭谷銀仁朗捕手(31)が24日、巨人入りを表明した。東京都内で「もう一度、勝負したい。新たな環境で野球人として、大きくなりたいと思った」と語った。同日朝に巨人に入団の意志を伝えたという。前日23日には西武に他球団への移籍を報告していた。
16日に巨人と初めて入団交渉を行った。球団から原辰徳監督の「優勝するために力を貸してほしい」とのメッセージを伝えられ「熱い気持ちを感じた」と好印象を語っていた。巨人からは3年総額6億円程度の条件提示を受けたとみられる。《産経新聞》
【IOC・バッハ会長】五輪野球会場を視察
国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が24日、安倍晋三首相らと2020年東京五輪の野球・ソフトボール会場となる県営あづま球場(福島市)を視察した。
あづま球場では「復興五輪」の象徴として、野球とソフトボールで計7試合が実施される予定。首相とバッハ氏の16年の会談が決め手となったこともあり、首相は「希望をかなえていただいたことを国民を代表して御礼したい」と謝辞を述べた。
地元の野球少年らから歓待を受けたバッハ氏は「心の復興にはスポーツが大切な役割を果たす。あの時考えたことは正しかった」と強調。首相は「スポーツの力を示す場所として、福島県はふさわしい。子供たちに夢や希望や勇気を与える五輪にしたい」と応じた。《産経新聞》
【台湾・統一地方選挙】与党民進党が大敗
2020年の台湾次期総統選の前哨戦となる統一地方選は24日投開票され、与党の民主進歩党(民進党)は同党の牙城である高雄や、台中の2直轄市などで敗れ、22県・市の首長ポストを13から6ポストに減らし、大敗した。最大野党、国民党は大勝し、次期総統選での政権奪還へ向けて大きな足掛かりを築いた。
年金制度改革などに対する有権者の不満から蔡英文総統の支持率が低迷したことが響いた。蔡氏は「支持者の皆さんに心からおわびする」と述べ、大敗の責任を取って兼務する民進党主席(党首)を辞任すると表明した。《共同通信》
台湾の蔡英文総統は24日夜、この日投開票の統一地方選で与党・民主進歩党が大敗した責任を取り、同党主席から辞任すると表明した。民進党は2020年の総統選で政権を失う可能性も出てきた。
民進党は直轄市で現有する中部・台中と牙城の南部・高雄で最大野党、中国国民党に敗れた。国民党は中南部や離島の県・市を奪還し現有6から倍増以上の15まで躍進した。台北でも無所属現職と競っている。
地方選は総統任期4年間の中間選挙の位置付け。蔡氏は16年5月の就任後、中台関係の「現状維持」を掲げ、内政では年金制度改革やインフラ整備、脱原発などに取り組んできた。《産経新聞》