平成10791日目
2018/07/25
この日のできごと(何の日)
【中国・習近平国家主席】「一国主義に断固反対」
新興5カ国(BRICS)首脳会議のため南アフリカを訪問している中国の習近平国家主席が25日、最大都市ヨハネスブルクで講演した。ロイター通信によると、習氏は一国主義に断固反対すべきだと述べ、米国を暗に批判した。中国と米国が互いに制裁関税を発動する中、「貿易戦争」に勝者はないと訴えた。
習氏はトランプ米政権を念頭に保護主義に強い警戒感を示し「われわれは(自由貿易による)協力か(保護貿易による)対立の選択を迫られている」と述べた。
ブラジル、ロシア、インド、中国、南アで構成されるBRICSの首脳会議関連行事である商工フォーラムに参加した。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【名古屋刑務所】受刑者が熱射病で死亡
名古屋刑務所(愛知県みよし市)は25日、40歳代の男性受刑者が、熱中症のうち最も重い熱射病で24日に死亡したと発表した。
同刑務所によると、24日午前5時35分頃、単独室にいた受刑者が嘔吐おうとして布団に横たわっているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。同刑務所の居室に冷房はなく、廊下から扇風機で風を送ったり、スポーツ飲料を与えたりしていた。
同刑務所の景山城佳所長は「受刑者が死亡したことは誠に遺憾。今後、熱中症対策を含めた健康管理に万全を尽くす」とコメントした。《読売新聞》
【日本列島】猛烈な暑さ続く
日本列島は25日、高気圧に覆われ、山口市で38・8度を観測するなど西日本を中心に気温が上がった。群馬、愛知、島根、大分各県では熱中症とみられる症状で計5人が死亡した。26日も35度以上の猛暑日になる地点がある見込みで対策が必要だ。26日昼すぎから27日にかけ東日本と西日本の広い範囲で大気の状態が不安定になるとして、気象庁は落雷や竜巻、ひょうに注意を呼び掛けた。
群馬県みどり市の住宅で女性(98)が体調を崩し、家族が119番。女性は病院に搬送され、死亡が確認された。熱中症とみられ、数日前から具合が悪かったという。《共同通信》
【佳子内親王殿下】馬術競技ご観戦
秋篠宮ご夫妻の次女、佳子さまは25日、静岡県御殿場市で開かれた全日本高校馬術競技大会の開会式に出席し、冒頭のあいさつで広島、岡山、愛媛の3県を中心に大きな被害が出ている西日本豪雨に触れ「被災地の復旧が速やかに進むことを願っております」と気遣われた。
佳子さまは約9カ月間にわたる英国リーズ大での留学生活を終え、6月に帰国した後、地方でのご公務は初めて。大会には全国36校から約180人が出場しており、「今までの経験を糧に日ごろの練習の成果を存分に発揮してください」とエールを送られた。午後には競技を観戦された。
佳子さまは紺色のジャケット姿で会場にご到着。地元の保育園児から出迎えを受け、「待っていてくれてありがとうございます」「何歳ですか」と声をかけられていた。
【米・トランプ大統領】EU委員長と会談
トランプ米大統領は25日、ホワイトハウスで欧州連合(EU)のユンケル欧州委員長と会談し、自動車分野を除く工業製品の関税撤廃に向け協議することで合意した。米国産の大豆と液化天然ガス(LNG)のEUへの輸出拡大でも一致した。トランプ氏が要求していた車の関税撤廃では折り合えなかったが、米とEUの貿易摩擦が沈静化に向かう可能性が出てきた。
トランプ氏が会談後の共同記者会見で合意内容を発表した。米EU間の工業品の輸出入の障害となっている関税以外の障壁の撤廃や、輸出促進につながる補助金の廃止についても協議する。《共同通信》
【シリア】自爆、襲撃相次ぐ
シリア南部スワイダ県で25日、過激派組織「イスラム国」(IS)による自爆テロや襲撃が相次ぎ、シリア人権監視団(英国)によると、市民や兵士ら183人が死亡した。アサド政権軍は掃討作戦を展開し、IS戦闘員45人も死亡した。死者は計220人を超え、多数が負傷した。ISが犯行声明を発表した。
死者数はさらに増える恐れがあり、最近では異例の大規模衝突となった。
内戦が続くシリアで、ロシアの支援を受けて優勢な政権軍は南部3県の反体制派拠点をほぼ制圧し、反体制派主要勢力との戦闘は停止した。だが、ISなど過激派は抵抗をやめず、不安定な情勢が続いている。《共同通信》