平成7336日目

2009/02/07

【この日の麻生総理】

北方領土返還要求全国大会

北方領土返還の実現を目指す「北方領土返還要求全国大会」が「北方領土の日」の7日午後、東京都千代田区の九段会館で開かれた。麻生太郎首相はあいさつで「(ロシアの)メドベージェフ大統領は領土問題解決にむけた強い意志を表明している」とした上で、「政府としては『北方四島の帰属の問題を解決し平和条約を締結する』との基本方針に従い、領土問題の最終解決にむけて進展が得られるよう、引き続き強い意思をもって交渉していく」と領土問題解決への決意を強調した。

麻生首相は今月中旬、日本企業が参画するロシア・サハリン沖の資源開発事業「サハリン2」の生産開始にあわせて招請を受けており、日露首脳会談で領土問題を取り上げることに意欲を示している。

択捉島、国後島、色丹島及び歯舞群島の北方四島は1855年2月7日に静岡県下田市で締結された日露通好条約によって日本領土と画定された。《産経新聞》

平成21年2月7日、麻生総理は東京都内で開催された北方領土返還要求全国大会に出席しました。

本大会は、2月7日が北方領土問題に対する国民の関心と理解を更に深め、北方領土返還運動の一層の推進を図るために制定された「北方領土の日」であること受けて、我が国固有の領土である択捉(えとろふ)島、国後(くなしり)島、色丹(しこたん)島、歯舞(はぼまい)群島の北方四島の早期返還実現を目指して開催されました。

麻生総理は挨拶で、「ロシアは、アジア太平洋地域の平和と安定を築いていく上で、重要な隣国でもあります。政府といたしましては、『北方四島の帰属の問題を解決して、平和条約を締結する』との基本方針に従い、領土問題の最終的解決に向けて、進展が得られるよう、引き続き、強い意思をもって交渉をしてまいりたいと存じます。」と述べました。《首相官邸》




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【ロシア当局】だ捕した鳥取県の漁船乗組員を解放

外務省に7日入った連絡によると、ロシア当局に拿捕されていた鳥取県境港市のカニかご漁船「第38吉丸」の船長を含む乗組員10人全員が7日午後、解放された。乗組員は7日夜、同船で日本に向けてロシア・ナホトカを出港した。

第38吉丸は1月27日、能登半島沖でロシアの警備艇に違法操業の疑いで拿捕され、ナホトカに連行された。

船を所有する日吉水産(境港市)が、裁判で違法操業が確定した場合の罰金の担保となる保証金を支払ったため、解放された。《読売新聞》

【この日の民主党】

岡田副代表ら、タイのアピシット首相と日タイ友好関係の強化を協議

岡田克也副代表は7日午前、タイのアピシット首相と会談した。

冒頭、岡田副代表は、アピシット首相との再会を喜ぶとともに来日に歓迎の意を表明。改めて首相就任に祝意を表した後、経済、政治情勢について、忌憚のない意見交換が行われた。

岡田副代表は「世界的な経済危機の中で、日本も厳しい状況にある。十年前のアジア経済危機の際には、日系企業は頑張って撤退しなかった。今回もタイとの関係を大切にして、歯を食いしばって頑張っている。アジアが世界の希望であるように、タイにおいても、政治の安定、経済・投資環境の整備に一層の努力をしていただきたい。また日本企業へのケアをお願いしたい」と呼びかけた。

これに対して、アピシット首相は「政治の正常化が喫緊の課題。今は着実に安定化に向けて進んでいる。日系企業の方とも話をしており、タイでの努力に感謝している。消費、需要の喚起が大切。ASEAN首脳会議、ASEANプラス3などでも他国と語りあい協力して進めていきたい」と応じた。

また政権交代について、前回岡田副代表と会談した際は、お互い野党の立場であったことを述懐。今回、タイのために他の党の議員たちも協力するなかで政権が発足したと述べた。岡田副代表は「今年は選挙の年。私たちも政権交代こそ日本に必要な最大の改革と思っている。必ず実現したい」と意欲を伝えた。

さらに、同席した鉢呂吉雄『次の内閣』ネクスト外務大臣は、韓国への日本人観光客が増えている例をあげて、日タイ間の観光政策の推進について提案したところ、同席した観光大臣より、観光客保護の新たな法律などの紹介があり、さらに進めていくとの意向が表明された。

最後に岡田副代表、アピシット首相両者で、さらなる日タイ関係の強化・発展への努力を誓いあった。鉢呂ネクスト外相のほか、白眞勲ネクスト外務副大臣・国際局副局長、犬塚直史参議院外務防衛委員会委員が同席した。《民主党ニュース》



2月7日 その日のできごと(何の日)