平成10784日目

2018/07/18

この日のできごと(何の日)

【岐阜県多治見市】40.7度を記録

日本列島は18日も高気圧に覆われ、東北南部から東日本、西日本にかけての広い範囲で気温が上昇した。午後には岐阜県多治見市で40・7度を記録し、今年の全国最高気温になった。同県美濃市でも40・6度になった。熱中症とみられる症状で救急搬送された人は共同通信の集計で全国2392人に上り、8府県で8人が死亡した。

酷暑は19日も続く見通しで、気象庁は高温注意情報を出し、水分や塩分の補給、室温の適切な管理など熱中症を予防する対策を呼び掛けている。

気象庁によると、国内で40度を超えたのは、高知県四万十市で41・0度を記録した2013年8月以来。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【石垣市・中山義隆市長】陸自配備受け入れを表明

石垣市平得大俣への陸上自衛隊配備計画を巡り、中山義隆市長は18日、「石垣島への部隊配備の必要性を理解した上でそれを了解し、市として協力体制を構築する」と述べ、事実上の配備受け入れを表明した。市役所で発表した。

同日午後に臨時庁議を開き、用地取得や施設建設などについて国や防衛省からの要請や申請などが提出された場合、関係法令や条例などに照らし合わせて「適切に行政事務を進める」ことを確認したという。

発表は報道機関への事前連絡などは無く、同日の定例記者懇談会後に急きょ行われた。国や防衛省などには会見後に伝達するとした。《沖縄タイムス》

【サッカー・長友佑都選手】被災地でエール

サッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会で16強入りした日本代表の長友佑都選手(31)=愛媛県西条市出身=が18日、豪雨で被災した大洲市菅田地区を訪れ、菅田小学校の児童や住民ら約350人にエールを送った。

14日から前倒しで夏休み中の同校グラウンドには、世界で活躍を続ける姿を一目見ようと、到着予定時刻の1時間以上前から大勢の人が集まった。

長友選手が現れると子どもたちの歓声が一斉に上がった。長友選手は「苦しいこと、つらいことはたくさんある。強い気持ちで努力して夢をかなえて」と優しく語り掛けた。W杯の感想などを尋ねる子どもたちを見て「ベスト8にいけるよう4年後も目指す」と自らも意気込みを新たにしていた。

菅田小3年の児童(8)は「将来の夢はカメラマン。もっとカメラのことを学びたい」と、サインを書いてもらったノートを大切そうに見つめた。

長友選手は県庁も訪れ、握手で出迎えた中村時広知事に、今回の豪雨災害に対し「自分にできることをやりたい」と話した。《愛媛新聞》

【JR山陽線】全線復旧は11月予定

西日本を中心とした豪雨災害で、JR西日本は18日、山陽線の全線復旧見込みを11月中と発表した。中国山地の山間部を走る芸備線、福塩線、木次線の3路線は全線復旧に1年以上かかるとし、具体的な時期を示さなかった。

来島達夫社長は会見で、山陽線は「早く復旧が必要」とし、11月中の全線復旧方針を示した。芸備線など山間部の区間については「復旧を念頭に置く」と述べる一方、「今後も激甚化する災害の脅威を受けるエリア。協議は必要」として、存廃は地元との協議次第との認識を示した。

被災したのは岡山、広島、山口3県を中心に14路線計279カ所。芸備線は信号などを動かすケーブルごと橋桁が流失。同じケーブルを使う福塩線、木次線も復旧が見通せないという。

山陽線は18日現在、大阪方面からは三原(広島県)まで、九州方面からは徳山(山口県)まで通じ、柳井(山口県)―海田市(広島県)間も運行。JR貨物は不通区間をトラックや船で代替輸送している。《朝日新聞》

【第159回芥川賞、直木賞】選考会

第159回芥川賞、直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が18日開かれ、芥川賞は高橋弘希さん(38)の「送り火」(文学界5月号)に決まった。直木賞は島本理生さん(35)の「ファーストラヴ」(文芸春秋)。芥川賞候補で、参考文献との類似表現があるなどして問題となった北条裕子さん(32)の「美しい顔」は選ばれなかった。

記者会見した高橋さんは「うれしいっちゃうれしいけど、賞が欲しくて書いている人はいない。結果として取れて、ああ良かったなって…」と述べた。島本さんは「自分が納得できる小説で受賞できることが一番大きい。この小説で良かった」と喜びを語った。《共同通信》

【改正健康増進法】成立

受動喫煙対策を強化する改正健康増進法が18日、参院本会議で与党などの賛成多数で可決、成立した。多くの人が集まる建物内を罰則付きで原則禁煙とする初の法律で、飲食店や職場などさまざまな組織で対応が迫られる。東京五輪・パラリンピック開催前の2020年4月に全面施行する。

例外規定によって、飲食店の55%で喫煙が認められるとの試算があるなど「規制は骨抜き」との批判も根強い。国民の健康を守るため、法に実効性を持たせていくことが課題となる。

計画では、まず来年夏をめどに病院、学校、行政機関、保育園が屋内完全禁煙となる。《共同通信》

【改正公職選挙法】成立

参院定数を6増する改正公職選挙法が18日、衆院本会議で与党の賛成多数で可決、成立した。比例選で他候補に優先して当選する「特定枠」の創設が柱で、来年夏の参院選から適用される。

改正公選法は記名採決が行われ、賛成304、反対147で可決された。賛成は自民、公明両党のみで、立憲民主、国民民主、共産、日本維新の会、自由、社民、希望の野党各党や無所属議員は反対した。自民党の船田元氏は採決時に退席した。

定数は、埼玉選挙区が2増、比例選が4増となる。参院の総定数は242(選挙区146、比例96)から248(選挙区148、比例100)に増え、3年ごとに半数が改選される参院選は、124議席を争うことになる。参院の定数増は、沖縄返還を2年後に控えた1970年に沖縄県選出議員2人分を増やして以来だ。《読売新聞》

【自民党・柴山昌彦筆頭副幹事長】特定枠「党利党略ではない」

自民党の柴山昌彦筆頭副幹事長、立憲民主党の福山幹事長、東大の牧原出教授は18日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、参院定数を6増する改正公職選挙法を議論した。

柴山氏は参院選比例選で創設する「特定枠」について、合区により比例選に回った候補を救済する狙いがあると認めた上で、野党にも利点はあるため「党利党略ではない」と主張した。福山氏は「消費税率を上げる前の参院選で定数を6増することが国民の理解を得られるか」と批判。牧原氏は「(国会での)議論が足りなかった」と指摘した。《読売新聞》

【タイ】洞窟から救出された少年らが会見

タイ北部チェンライ郊外の洞窟から救出されたサッカー少年12人とコーチが18日、入院していた市内の病院を退院し、初めて記者会見に臨んだ。少年らは、救助隊の潜水士に発見されたのは「奇跡だった」などと語った。 会見場にはユニホームを着て登場。元気にボールを蹴ってみせ、回復ぶりをアピールした。医師は「全員、体重が約3キロ戻り、通常の健康状態だ」と説明した。

コーチのエカポンさん(25)は洞窟内の水位が上がる中、脱出を目指して交代で穴を掘り続けたことを明らかにした。「何もせずに待っていることはできなかった」という。一方、アドゥン君(14)は発見された時、「人の声がして、聞き間違いかもしれないと思ったら潜水士が水から出てきた」と語った。

最年少のチャニン君(11)は「とてもおなかがすいていたので、食べ物のことは一切考えないようにした」と飢えの苦しみを振り返る一方、「貴重な教訓を得た。忍耐強くなった」と述べた。

救助活動に当たった元海軍特殊部隊員が死亡したことに関し、エカポンさんは「犠牲のおかげで私たちは普通に生活できる。私たちが死の原因をもたらし、遺族に重い負担をかけた」とうなだれた。

少年らは洞窟に行くことを家族に事前に伝えておらず、「謝りたい」と口々に語った。エカポンさんは「今後は洞窟には入らない。ガイドを頼まれても洞窟の外から案内する」と述べ、少年らも「二度と入らない」と誓った。《時事通信》

【常田富士男さん】死去

テレビ番組「まんが日本昔ばなし」で長年、語り手を務めた俳優の常田富士男(ときた・ふじお)さんが18日、脳内出血のため東京都内の病院で死去した。81歳。長野県生まれ。葬儀・告別式は近親者で行う。

熊本県で育ち高校卒業後、上京して劇団民芸の養成所に入所した。TBS系のアニメ番組「まんが日本昔ばなし」で1975~94年、俳優の市原悦子さんと語り手を務め、「むかーし、むかしのことじゃったぁ」の温かな語り口で親しまれた。

ほかに、黒沢明監督の「赤ひげ」、今村昌平監督の「楢山節考」「うなぎ」などの映画に出演した。《共同通信》



7月18日 その日のできごと(何の日)