平成10785日目
2018/07/19
この日のできごと(何の日)
【日本列島】各地で猛暑日
日本列島は19日も高気圧に覆われて気温が上がり、京都市で39・8度の最高気温を記録するなど各地で35度以上の猛暑日になった。熱中症とみられる症状で救急搬送された人は共同通信の全国集計で2605人に上り、7県で10人が死亡した。厳しい暑さは20日も続く見通しで、気象庁は水分補給といった熱中症の対策を呼び掛けている。
気象庁によると、京都市の気温は1880年に統計を取り始めて以来の観測記録1位(1994年8月)と並び、初めて6日連続で38度を超えた。
他に滋賀県東近江市、大阪府枚方市、山口市、佐賀市、熊本県菊池市、大分県日田市などで38度を超えた。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【長崎新幹線】「フル規格」「ミニ」結論を先送り
九州新幹線長崎(西九州)ルート・新鳥栖―武雄温泉間(約50キロ)の整備方式を検討する与党検討委員会(委員長・山本幸三衆院議員)は19日、東京都内で会合を開き、採用する方式の結論を先送りする内容の中間取りまとめを行った。費用負担を巡って、沿線自治体の合意を得る見通しが立たないためで、検討委は今後、負担のあり方などを協議する。
中間取りまとめでは、車輪の間隔を変えて新幹線と在来線を走る「フリーゲージトレイン(FGT)」について、開発の大幅な遅れなどの問題を抱えることから、導入断念を明記。一般の新幹線と同じ「フル規格」と、既存の在来線を活用する「ミニ新幹線」のいずれかを採用するとしたが、優劣は明確にせず、議論を継続するとした。
同ルートは、武雄温泉―長崎間(66キロ)をフル規格で整備し、2022年度に武雄温泉駅で新幹線と在来線を乗り換える方式で暫定開業する予定。ただ、時間短縮効果が限られることから、中間取りまとめでは、「乗り換え方式の恒久化はあってはならない」として、整備方式の結論を急ぐ姿勢も示した。《読売新聞》
【日本会議国会議員懇PT】新元号の事前公表に反対
超党派の日本会議国会議員懇談会の皇室制度プロジェクトチーム(座長・衛藤晟一参院議員)は19日、国会内で勉強会を開き、新元号は来年5月1日の皇太子さまの即位後に発表すべきだとの見解で一致した。
政府は新元号の公表時期を改元1カ月前の平成31年4月1日と想定し、省庁の情報システムの改修を進めている。
こうした動きに対し、講師の百地章国士舘大学特任教授(憲法学)は勉強会で、元号法の条文を解説した上で「事前公表は元号法の趣旨に合致しない」と指摘。「元号の本来の意味や皇室の伝統を無視した『便宜主義』に陥っていないか」と疑問を呈した。
勉強会には13人が出席した。議員からの質問に対し、内閣府側は「新元号の公表が即位日1カ月前と政府で決めているわけではない」と説明した。《産経新聞》
【最高裁】君が代不起立で再雇用拒否、元教職員側が逆転敗訴
卒業式や入学式で君が代斉唱時に起立しなかったことを理由に定年後などの再雇用をしなかったのは違法として、東京都立高校の元教職員22人が都に損害賠償を求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第1小法廷(山口厚裁判長)は19日、都に賠償を命じた二審・東京高裁判決を破棄して一審判決の都の敗訴部分を取り消し、元教職員側の請求を棄却した。元教職員側の逆転敗訴が確定した。
訴えていたのは、2006~08年度の再雇用の選考などで不合格や合格取り消しとされた元教職員。一審・東京地裁判決は都に計約5370万円の賠償を命じ、二審も支持して都の控訴を棄却した。
同小法廷は判決理由で、当時の再雇用の合否判断は「任命権者の裁量に委ねられていた」とし、当時は再雇用希望者全員を採用する運用も確立していなかったと指摘。起立しないことを重視して不合格とした都教委の判断は「著しく合理性を欠くものだったとはいえない」と結論づけた。《日経新聞》
【デニス・テンさん】死去
中央アジア・カザフスタンの国営通信社によると、2014年ソチ冬季五輪のフィギュアスケート男子銅メダリストのデニス・テンさん(25)が19日、カザフスタン南東部で最大都市のアルマトイで、暴漢に襲われて死亡した。
カザフスタン警察当局によると、19日午後3時頃、テンさんの車のミラーを奪おうとした2人の暴漢が、ナイフでテンさんの足を切りつけた。テンさんは病院に運ばれたが、大量に出血しており死亡が確認された。
テンさんは、今年2月の平昌冬季五輪にも出場していた。《読売新聞》
【橋本忍さん】死去
「羅生門」「七人の侍」「日本沈没」「砂の器」など、映画史に残る名作、ヒット作を数多く手がけた脚本家の橋本忍さんが19日午前9時26分、肺炎のため東京都世田谷区の自宅で死去した。100歳だった。
兵庫県生まれ。会社勤めをしながら伊丹万作監督に学ぶ。1950年、芥川龍之介の小説を脚色した「羅生門」が黒澤明監督の手で映画化され、脚本家デビュー。この作品がベネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を取り、注目を集めた。黒澤監督の脚本チームの一員となり、「生きる」「七人の侍」「蜘蛛(くもの)巣城(すじょう)」「隠し砦(とりで)の三悪人」など計8本の黒澤作品に参加した。《朝日新聞》