平成10774日目

2018/07/08

この日のできごと(何の日)

【西日本豪雨】

活発な梅雨前線による西日本豪雨は8日、各地で被害が拡大し、死者は計88人に上った。安否不明者は50人以上。中国・四国地方を中心とした被災地では自衛隊などが救助活動や捜索を継続した。気象庁は、各地の大雨特別警報を全て解除したが、引き続き土砂災害や河川氾濫への警戒を呼び掛けた。総務省消防庁によると8日午後現在、20府県の避難所に計3万250人が身を寄せている。

政府は非常災害対策本部を設置。安倍晋三首相は「救命救助や避難の誘導に全力で当たってもらいたい」と指示した。

岡山県倉敷市真備町地区では、川の堤防が決壊し、地区の約3割が浸水した。《共同通信》

西日本を中心とした豪雨で、西日本高速道路の管内では8日午後5時現在で近畿、中四国、九州の47カ所でのり面や橋の崩落などの被害が確認された。うち7カ所は復旧までに相当な時間がかかるという。JR西日本と四国の管内では、橋脚の流出などで不通区間が発生している。

西日本高速によると、一時は最大2268キロ(速報値)の通行止めが発生し、2005年の民営化以降では最大規模という。

高知自動車道大豊インターチェンジ(IC)−新宮IC間の上り線にある立川トンネル南側付近(高知県大豊町)では道路脇の斜面が崩れ、路面が長さ約63.5メートル(約1200トン)にわたって崩落した。高知県によると、下を走る県道と林道が封鎖されたため4集落の49世帯72人の孤立状態が続いているという。高速道と県道は6日夜から通行止めで、けが人はいなかった。

中国道北房IC−新見IC間(岡山県)の上り線ではのり面が崩壊し、民家2軒に土砂が流入。広島呉道路坂南IC−天応西IC間(広島県)では道路脇の土砂が崩れて長さ約30メートルにわたり上下線が崩落し、JR呉線と国道31号を塞いだ。

JR西や四国によると、芸備線白木山−狩留家(かるが)の両駅間(広島市)で、第1三篠川橋梁(きょうりょう)(長さ約100メートル)がほとんど流された。予讃線本山−観音寺の両駅間(香川県)でも、財田川橋梁(長さ137メートル)の橋脚がゆがみ、線路が曲がった。《毎日新聞》

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【岐阜県】記録的大雨

前線の影響で大雨に見舞われた岐阜県内は8日、短時間に記録的な大雨が降り、各地で河川があふれて住宅の浸水や道路の冠水の被害が広がった。関市上之保の用水路では、横転した軽ワゴン車から住民の男性が死亡しているのが見つかった。また、飛騨市宮川町や下呂市焼石で土砂崩れによりJR高山線に土砂が流入し、運行に影響が出ている。

岐阜市や関市など16市町村に出ていた大雨の特別警報は、8日午後に解除された。平野部では天候も回復したが、岐阜地方気象台は「大雨で地盤が緩んでいるため土砂災害の危険性は依然高い」とし、引き続き厳重な警戒を呼び掛けている。《岐阜新聞》

【タイ・チェンライ県】洞窟から4人救出

タイ北部チェンライ県のタムルアン洞窟に取り残された地元サッカーチームの少年12人と男性コーチ計13人について、タイ当局は8日、救出作業に着手し、4人を洞窟の外に脱出させた。4人は県内の病院に搬送された。健康状態は不明。

行方不明から16日目。救出に地元はひとまず安堵した。ただ少年ら9人が洞窟の中に残されており、全員救出に成功できるかどうかはなお予断を許さない状況だ。タイ当局者は8日夜の記者会見で、健康状態の良い少年から優先的に脱出させたと述べ、洞窟内に酸素ボンベを補充するため、作業を一時停止したと発表した。《共同通信》

【バドミントン・インドネシアオープン】桃田賢斗選手が優勝

バドミントンのインドネシア・オープンは8日、ジャカルタで各種目の決勝が行われ、男子シングルスで桃田賢斗(NTT東日本)が世界ランキング1位のビクトル・アクセルセン(デンマーク)にストレート勝ちして優勝した。

女子ダブルスは福島由紀、広田彩花組(岐阜トリッキーパンダース)が松本麻佑、永原和可那組(北都銀行)との日本勢対決に2―1で競り勝った。

この大会は、今シーズンからスタートしたワールドツアーで、3月の全英オープン、9月の中国オープンと並んで格付けが高い。《共同通信》

【安倍晋三首相】米・ポンペオ国務長官と会談

米国のポンペオ国務長官は8日、安倍晋三首相と官邸で会談し、北朝鮮での米朝高官協議の際に日本人拉致問題を取り上げたと伝えた。米国としては6月12日の米朝首脳会談に続き、再び拉致問題解決をハイレベルで促した形だ。日本、米国、韓国は8日、東京都内で3カ国外相会談を開き、北朝鮮の完全非核化の実現に向けた結束と、国連安全保障理事会決議に基づく制裁を完全履行する方針を確認した。

ポンペオ氏は首相に、米朝高官協議の際に「拉致問題を含む広範な問題」を提起したと明らかにした。首相は「北朝鮮の核、ミサイル、拉致問題は重要な課題だ。日米が連携して解決に当たりたい」と強調した。《共同通信》



7月8日 その日のできごと(何の日)