平成10663日目

2018/03/19

この日のできごと(何の日)

【太陽の塔】内部公開開始

大阪府吹田市の万博記念公園にある「太陽の塔」内部の一般公開が19日、始まった。午前中には事前予約した約300人が入り、1970年の万博当時の姿に復元された内部を見学した。

塔は芸術家・岡本太郎の代表作。生物の進化を表現した「生命の樹き」(高さ41メートル)がある。万博閉幕後、耐震性などの問題から原則非公開だったが、塔を管理する大阪府が2016年秋から補強工事を進めていた。

生命の樹に取り付けられていた恐竜などの生物模型292体のうち183体も、修復するなどして展示される。閉幕後に行方不明になった地下展示室のオブジェ「地底の太陽」(高さ3メートル、幅11メートル)も復元された。

入館は事前予約制。高校生以上700円、小中学生300円(別途、万博記念公園自然文化園の入園料が必要)。予約は「太陽の塔公式サイト」で。《読売新聞》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【平昌パラリンピック】日本選手団解団式

平昌冬季パラリンピックでメダル10個を獲得した日本選手団が19日、チャーター機で帰国し、都内ホテルで解団式に臨んだ。開閉会式で旗手を務め、冬季大会で日本選手最多の5個のメダルを獲得した村岡桃佳選手が大日方邦子団長を介して鳥原光憲日本障がい者スポーツ協会会長に団旗を返還した。村岡選手は「大きな安堵感に包まれている。これを糧にさらに上を目指し、成長していきたい」と晴れ晴れしい表情を浮かべた。

スノーボードで2度表彰台に乗った成田緑夢選手は首に金と銅メダルを掛け「初出場で、そこまで上を目指せると思っていなかった。うれしい」とはにかんだ。《共同通信》

【星野仙一さん】お別れの会

プロ野球の中日、阪神、楽天で監督を務め、1月4日に70歳で死去した星野仙一氏の「お別れの会」が19日、東京都内のホテルで開かれた。プロ野球界や芸能界などから約1500人が「闘将」との別れを惜しんだ。

祭壇には3球団での監督時代の写真が飾られた。大学時代からの盟友で元広島監督の山本浩二氏は「寂しくて、悔しくて、今でも信じられません。野球に恋した星野仙一。友で良かった。ありがとう」と弔辞で感謝を伝えた。《スポニチ》

【韓国検察】李明博元大統領の逮捕状請求

韓国検察は19日、李明博元大統領が2008~13年の在任中に6件、計約110億ウォン(約11億円)の収賄行為を行ったなどとして、高額賄賂犯罪を裁く特定犯罪加重処罰法に基づく収賄容疑などで逮捕状を請求した。週内にソウル中央地裁が逮捕状発付の可否を決める。

逮捕状が発付されなくても、在宅起訴される見通し。李氏の後任の朴槿恵前大統領に続き、1年弱の間に2人の大統領経験者が汚職で刑事責任を追及されることになる。

検察関係者は、逮捕状請求書類で収賄のほか、総額約350億ウォンの横領や数十億ウォンの脱税、それに職権乱用罪の適用も求めたと明らかにした。《共同通信》

【函館地裁】大間原発建設中止を認めず

電源開発(Jパワー)が青森県大間町で建設中の大間原発を巡り、津軽海峡を挟む北海道函館市の市民団体が同社と国に建設差し止めや損害賠償を求めた訴訟の判決で、函館地裁は19日、請求を棄却した。浅岡千香子裁判長は、原子力規制委員会による新規制基準に基づいた適合審査を受けている途中だとして「重大事故が発生する具体的な危険性を直ちに認めるのは困難」と指摘した。

東京電力福島第1原発事故後、建設中の原発に対する司法判断は初。政府や電力業界は大間原発、東電東通原発(青森県)、中国電力島根原発3号機(島根県)の計3基の完成と運転開始を目指している。原告側は控訴の方針。《共同通信》

【安倍晋三首相】“森友文書”改竄を否定

学校法人「森友学園」の国有地売却に絡む決裁文書改(かい)竄(ざん)をめぐり、安倍晋三首相は19日の参院予算委員会の集中審議で「理財局内や(近畿)財務局内の決裁文書の存在すら知らない。指示のしようがない」と述べ、関与を明確に否定した。一方「行政府の長として責任を痛感している。最終的な責任は私にある」と陳謝した。

昨年2月の「私や妻(昭恵夫人)が(国有地売却に)関わっていれば首相も国会議員も辞める」とする自身の答弁が改竄に影響を与えたとする見方も否定した。改竄前の文書から削除された部分については「昨年2月の答弁をひっくり返すような記述はまったくない」と述べた。《産経新聞》



3月19日 その日のできごと(何の日)