平成10519日目
2017/10/26
この日のできごと(何の日)
【プロ野球・ドラフト会議】
プロ野球のドラフト(新人選手選択)会議は26日、東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪で行われ、歴代最多とされる高校通算111本塁打を放った清宮幸太郎内野手(18)(東京・早稲田実高)はロッテ、ヤクルト、日本ハム、巨人、楽天、阪神、ソフトバンクの7球団から1位指名を受け、抽選の結果、日本ハムが交渉権を獲得した。
今夏の甲子園で史上最多の6本塁打をマークした中村奨成捕手(18)(広島・広陵高)は中日、広島の2球団による競合の末、広島が交渉権を得た。
「アマチュアナンバーワン左腕」と評価される田嶋大樹投手(21)(JR東日本)はオリックスが引き当てた。
巨人は抽選を2度外した後、鍬原拓也投手(21)(中大)を1位指名した。福井・北陸高出身の鍬原投手は150キロ超の直球を誇る右腕で、今春の東都リーグでは2完封と活躍した。《読売新聞》
甲子園を沸かせた広陵・中村奨成捕手(3年)に、広島と中日がドラフト1位で入札した。抽選の結果、広島が交渉権を得た。
地元広島の指名に「地元のチームに選んでいただいて幸せな気持ちでいっぱいです」と喜びを語った。
中村は今夏の甲子園で1大会の個人新記録となる6本塁打を記録。強打に加え、俊足強肩も併せ持つ捕手としてU18日本代表にも選出された。《日刊スポーツ》
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【岡田克也氏】新会派を届け出
衆院選に無所属で当選した岡田克也元副総理ら民進党系の衆院議員13人が26日午後、衆院の新会派「無所属の会」を衆院事務局に届け出た。
届け出に当たった福田昭夫氏は記者団に「(会派をつくらず)無所属のままでは、きちんとした国会活動ができず、政府をチェックする役目を果たせない」と記者団に説明。立憲民主党や希望の党との統一会派については「特別国会は無理だが、いずれ検討せざるを得ない」と述べた。
岡田氏や野田佳彦前首相らは25日、国会内で会合を開き、新会派を結成することで一致。岡田、野田両氏を含め衆院議員10人が賛同したほか、菊田真紀子ら3氏が加わった。《共同通信》
【希望の党・若狭勝元衆院議員】政界引退を表明
希望の党の小池百合子代表の側近、若狭勝元衆院議員(60)は26日のBSフジの番組で、先の衆院選での落選を受け「自分の政治活動はいったんここで退く」と述べ、政界引退を表明した。「若い人、女性を擁立すべきだと考えてきた。年齢的なこともある」とも語った。
自身が主宰する政治塾「輝照塾」については「これからも続ける」とした。若狭氏は検事出身で衆院当選2回。希望の結党メンバーの一人だった。《共同通信》
【麻生太郎副総理】自民大勝「北朝鮮のおかげ」
麻生太郎副総理兼財務相は26日、東京都内の会合であいさつし、自民党が大勝した先の衆院選結果について「明らかに北朝鮮のおかげもある」と述べた。政府、与党の北朝鮮対応が有権者に評価されたとの趣旨とみられるが、北朝鮮による挑発が続く中で、不適切な発言だとの指摘を受ける可能性もありそうだ。
選挙結果に関し、北朝鮮情勢の緊迫化を受けて「誰をリーダーにするかを有権者が真剣に考えた結果だ」と強調した。「立憲民主党を左翼として計算すると、共産、社民両党と合わせても全議席の2割を切った」とも語った。
【安倍晋三首相】「3%の賃上げ実現に期待する」
政府は26日、経済財政諮問会議を開き、教育無償化など与党が衆院選で訴えた経済政策の議論に着手した。安倍晋三首相はデフレ脱却に向け「3%の賃上げ実現に期待する」と述べ、来年の春闘での思い切った賃上げを産業界に要請した。賃上げ企業を後押しする減税措置を年末取りまとめる。経団連の榊原定征会長は会議に出席後、記者団に「賃上げのモメンタム(勢い)は続けていく必要がある」と述べ、要請に一定の理解を示した。
首相の賃上げ要請は5年連続。労使交渉で本来決まる賃金に首相が口を挟む「官製春闘」が続く。ただ今年の賃上げ率は連合の集計で1.98%と伸び悩んだ。《共同通信》
【立憲民主党】青山氏を党員資格停止へ
立憲民主党は26日の執行役員会で、青山雅幸衆院議員(比例東海)の法律事務所の秘書が今週発売の「週刊文春」でセクハラを告発したことに関連し、青山氏を無期限の党員資格停止処分と特別国会で会派入りを認めない方針を固めた。弁解を聞いた上で、31日の役員会で正式処分を決める。福山哲郎幹事長が、国会内で記者団に明らかにした。
福山氏は「性暴力の根絶を求めているわが党で、セクハラで女性を傷つけるような状況が発生していることは、甚だ遺憾だ」と語った。
青山氏は「私の認識とは異なる部分もあるが、傷つけたとすれば申し訳なかった。おわび申し上げたい」とのコメントを出した。《共同通信》
【米・トランプ大統領】「ケネディ暗殺文書」全面公開せず
トランプ米大統領は26日、1963年のジョン・F・ケネディ大統領暗殺に関して最後まで非公開だった機密文書の全面公開を断念、半年間の先送りを決定した。25日のツイッターでは全ての機密を解除する方針を表明したが、土壇場で情報機関の延期要請を受け入れた。現職大統領の衝撃の死から半世紀余り。謎は深まるばかりで、陰謀説がくすぶり続けることになりそうだ。
「国家の安全に取り返しが付かない被害を与える可能性を避けるには、今日の段階では選択の余地がない」。トランプ氏は26日、約2900件の文書公開を許可した一方、一部文書の機密を維持する理由を説明した。《共同通信》
【篠沢秀夫さん】死去
テレビ番組「クイズダービー」でも活躍したフランス文学研究者で学習院大名誉教授の篠沢秀夫さんが26日未明、東京都文京区の病院で死去した。84歳。東京都出身。葬儀・告別式の日程は未定。
学習院大から東大大学院に進学し、19世紀以降のフランス文学の文体を研究。パリ留学などを経て明治大や学習院大で教授を務めた。著書に「文体学の基礎」「日本国家論」、訳書にモーリス・ブランショ著「謎のトマ」などがある。
人気番組「クイズダービー」に女優の竹下景子さんらと共にレギュラー出演。保守派の論客としても知られた。《共同通信》