平成10439日目
2017/08/07
この日のできごと(何の日)
【若狭勝衆院議員】「日本ファーストの会」設立を発表
東京都の小池百合子知事に近い若狭勝衆院議員(無所属)は7日、国会内で記者会見し、自身が代表を務める政治団体「日本ファーストの会」の設立を発表した。
政治塾「輝照塾」の設立も表明し、小池氏が事実上率いる地域政党「都民ファーストの会」と連携した新党の年内結成を目指して、塾生から次期衆院選の候補者を擁立する考えも明らかにした。
小池氏と連携を図る新党結成の動きは、安倍首相の衆院解散戦略や、野党再編にも大きな影響を与える可能性がある。
日本ファーストの会は、政治塾の運営母体となるもので、7月13日に設立。9月16日に都内で開催する1回目の講義には、小池氏を講師に招く。講義は月1回のペースで、来年2月までに6回開催する予定だ。塾生は、書類、面接による選考で決定し、外交・安全保障や行財政改革など国政全般について学ぶ。《読売新聞》
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【台風5号】和歌山県に上陸
台風5号は7日、四国の太平洋岸を進み、午後3時半ごろ、和歌山県北部に上陸、太平洋側は広い範囲で大雨になった。8日にかけて北東に進んで日本海に抜ける見通しで、東日本や東北の南部でも大雨による河川の増水や土砂災害などに警戒が必要だ。
気象庁によると、7日は和歌山県湯浅町で1時間に80ミリの猛烈な雨が降り、高知県や徳島県では24時間雨量が300ミリを超えた。最大瞬間風速は高知県室戸市で40・0メートル、和歌山県日高川町で30・8メートルを記録した。
台風5号は上陸後も速度が遅いまま本州を北東に進むとみられ、各地で影響が長く続きそうだ。《共同通信》
【政府】副大臣、政務官を決定
政府は7日の臨時閣議で、内閣改造に伴う副大臣25人と政務官27人の人事を決めた。文部科学副大臣には自民党の丹羽秀樹衆院厚生労働委員長を再起用。加計学園問題を巡り混乱した文科省の立て直しに取り組む林芳正文科相を支える。法務副大臣は警察官僚出身で法務行政にも精通する葉梨康弘氏が再登板。外務副大臣には陸上自衛隊員としてイラク派遣を経験した佐藤正久氏を、復興副大臣に被災地・宮城県出身の土井亨氏をそれぞれ充てた。
菅義偉官房長官は会見で、「安倍晋三首相が適材適所の観点で人選した。『仕事人内閣』として安倍政権の政策課題をしっかり推進していける体制が整った」と述べた。《共同通信》
【河野太郎外相】米豪外相と会談
河野太郎外相は7日午前、フィリピンの首都マニラでティラーソン米国務長官、オーストラリアのビショップ外相による3カ国会談を行い、大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射した北朝鮮に関し「最も強い言葉で非難」した共同声明を発表した。中国が海洋進出を続ける南シナ海について深刻な懸念を示し「一方的な行動に強く反対する」と表明しけん制した。河野氏は日米外相会談も実施し、国連安全保障理事会による新たな北朝鮮制裁決議の実行に向け連携を図ることで一致した。
河野氏はこの後、ティラーソン氏、韓国の康京和外相による日米韓3カ国外相会談を開いた。《共同通信》
【河野太郎外相】中国・王毅外相と会談
河野太郎外相は7日、中国の王毅外相と訪問先のフィリピンで会談し、中国が南シナ海の軍事拠点化を進めている問題で応酬を繰り広げた。王氏は同日開かれた東アジアサミット外相会議での河野氏の姿勢に触れ「(南シナ海に関する)あなたの発言を聞いて率直に言って失望した」と言明した。河野氏は「中国に大国としての振る舞い方を身につけてもらう必要がある」と反論した。
外相に3日に就任した河野氏が王氏との会談に臨むのは初めて。南シナ海問題では「航行の自由」を守るべきだとする立場を伝達。王氏は「米国があなたに与えた任務のような感じがした」と指摘した。《共同通信》
【河野太郎外相】韓国・康京和外相と会談
河野太郎外相は7日、韓国の康京和外相とマニラで会談した。慰安婦問題の記念日制定や博物館建設を目指す韓国の文在寅政権に対し、朴槿恵政権時代に結んだ2015年末の日韓合意を履行するよう求めた。「合意の実施は大切だ」と伝えた。両氏は、未来志向の関係を築く必要があるとの認識で一致した。
韓国側によると、康氏は日韓合意について「韓国国民の大多数が受け入れられずにいるのが現実だ」と主張。日韓合意の成立経緯を検証する作業部会を発足させたことも強調した。慰安婦問題の議論は平行線をたどった形だ。河野氏としては韓国から歩み寄りを引き出せるかが今後の課題になる。《共同通信》
【民進党の細野豪志元環境相】地元で離党を説明
民進党の細野豪志元環境相=衆院静岡5区=は7日、静岡市で開かれた党県連の臨時の常任幹事会で、4日に表明した離党意向について説明した。「(民進党は)解党か再編せざるを得ない」などと述べたという。
会合を途中で退席した細野氏は記者団に「二大政党制という大きな目標は民進党と同じ。それがどういう姿なのかについての考え方(の違い)だ」と強調した。離党後も静岡5区で立候補することも明らかにした。
県連会長の榛葉賀津也参院国対委員長は会合後の記者会見で「出席者のほぼ全員が慰留したが意思は固いと思った。見守るしかない」と話した。《共同通信》
【民進党】前原誠司元外相、代表選立候補を正式表明
民進党の前原誠司元外相は7日、国会内で記者会見し、9月1日投開票の党代表選への立候補を正式に表明した。「自公に代わる受け皿をつくらないといけない。今の選択肢では、国民の不安を解消する政策を打ち出す政党がない」と抱負を述べた。共産党を含めた4野党の連携には政策ごとに是々非々で対応する考えも示した。4党などが4月にまとめた共通見解の見直しにも言及した。
前原氏は「これまでの議員生活の全てをなげうって民進党への信頼感を取り戻し、『この人たちに任せよう』と言ってもらえる党の再生のために努力したい」と強調した。《共同通信》
【北朝鮮】核・ミサイル開発継続を表明
東南アジア諸国連合(ASEAN)や日米中、北朝鮮などの外相が参加するASEAN地域フォーラム(ARF)閣僚会議が7日、マニラで開かれた。北朝鮮の李容浩外相は核・ミサイル開発の継続を表明、ティラーソン米国務長官は「あるのは圧力をかけるための時間だ」と応じ、他の多くの国も北朝鮮を脅威だと指摘した。北朝鮮の核問題を巡る6カ国協議の参加国が一堂に会する数少ない多国間協議は、応酬の場となった。
北朝鮮代表団の報道官によると、李氏は「米国の敵視政策が根本的に終わらない限り、核と弾道ミサイルは交渉のテーブルに載せない」と述べた。《共同通信》
【日、米、韓】北朝鮮制裁履行へ連携
日米韓3カ国は7日、フィリピンの首都マニラで外相会談を開き、国連安全保障理事会の新たな北朝鮮制裁決議の着実な履行を含め、圧力をかけることが重要だとの認識で一致した。「効果的な圧力」に向けて連携を図ることを確認した。中国やロシア、東南アジア諸国連合(ASEAN)各国に圧力措置への協力を働き掛けることも申し合わせた。
北朝鮮の核・ミサイル開発阻止のための結束を示し、新たな決議の厳格実施を国際社会にアピールした形。安保理決議には賛成したものの、対話重視の姿勢を示す中国側の動向が焦点になる。《共同通信》
【米・トランプ大統領】メディア非難の投稿連発
トランプ米大統領は7日、ツイッターでCNNテレビやワシントン・ポスト紙など米主要メディア6社を名指しして「24時間、偽ニュース」を流しているなどと非難する投稿を連発した。
ブルームバーグ通信は6日、ケリー大統領首席補佐官が物議を醸すトランプ氏のツイッターに介入する方針だと伝えたが、今回の投稿をケリー氏が事前にチェックしたのかは不明だ。
トランプ氏は「選挙も含め、私に関していつも間違った予測をしていた落ち目のニューヨーク・タイムズ紙は無能だ」とも投稿。ペンス副大統領が2020年の次期大統領選出馬をうかがっていると報じた同紙をこき下ろした。《共同通信》