平成10305日目
2017/03/26
この日のできごと(何の日)
【大相撲春場所千秋楽】稀勢の里関、逆転で2連覇
大相撲春場所千秋楽(26日・エディオンアリーナ大阪)新横綱稀勢の里が13勝2敗で並んだ優勝決定戦で大関照ノ富士を右小手投げで下し、2場所連続2度目の優勝を遂げた。新横綱の優勝は1995年初場所の貴乃花以来22年ぶりで8人目。照ノ富士は11場所ぶり2度目の優勝を逃した。
13日目に左肩付近を負傷し、けがを押して出場した稀勢の里は本割で、1敗の単独首位だった照ノ富士を突き落として追い付いた。直接対決で本割、決定戦とも勝って逆転優勝するのは2002年初場所の栃東以来。横綱鶴竜は横綱日馬富士を寄り切り、ともに10勝5敗。《共同通信》
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君が代の大合唱が響く館内。手負いの新横綱はこらえ切れずに涙を拭った。26日に行われた大相撲春場所の千秋楽で、新横綱稀勢の里が2場所連続で賜杯を抱いた。「何とも言えない。うれしい」。負傷を押しての栄冠に、惜しみない拍手がしばらく鳴りやまなかった。
優勝決定戦。稀勢の里は土俵際で、同じく2度目の優勝が懸かった大関照ノ富士をこん身の力で投げ倒した。本割に続く大逆転勝利に、館内は割れんばかりの大歓声。花道を引き揚げる前、連覇の味をかみしめるように頭を下げた横綱は「本当に支えてくれた人のおかげ。すいません。男が泣いたら……」と感極まった表情で語った。《共同通信》
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【千葉県知事選】森田健作氏が3選
任期満了に伴う千葉県知事選は26日投開票の結果、無所属の現職森田健作氏(67)が、前浦安市長松崎秀樹氏(67)、元県立高教諭角谷信一氏(62)ら無所属新人3人を大差で破り、3選を果たした。投票率は31・18%で、前回を0・78ポイント下回った。
森田氏は2020年東京五輪・パラリンピックで8競技を県内に誘致したことなど2期8年の実績をアピール。自民、公明両党の県組織の支持を受けた。高い知名度で他の候補に差をつけた。
森田氏は当選が決まった後「政治的見識や今までの積み上げを4年間で思いっきり燃焼してやろうとの思いで頑張りたい」と語った。《共同通信》
【自民党・下村博文幹事長代行】籠池氏の偽証罪告発は困難
自民党の下村博文幹事長代行は26日、学校法人「森友学園」の国有地払い下げ問題で、衆参両院の予算委員会で証人喚問された籠池泰典氏について、議院証言法に基づく偽証罪で告発するのは困難だとの見方を示した。東京都内で記者団に「(告発は)全会一致が慣例ということなので、(追及を強める)今の野党の状況を見ていると難しい」と述べた。
籠池氏の証言について「事実と違う偽証罪に問われるべき発言が多々あったと思う」と指摘。小学校の校舎建設費を巡り、異なる3通の工事請負契約書が存在することを念頭に「司直の手で対処するということも、懸案として出てくるのではないか」とも語った。《共同通信》
【香港】次期行政長官に林鄭月娥氏
香港政府の次期トップを決める行政長官選挙が26日投開票され、前政務官の林鄭月娥氏(59)が当選した。林鄭氏は親中国派の政財界人の支持を固め、民主派が支援した他の2候補を引き離した。中国政府による任命を経て、香港返還20周年を迎える7月1日に第4代長官に就任する。任期は5年。
香港行政長官に女性が就くのは初めて。林鄭氏は香港政府の官僚出身で、2012年から政府ナンバー2の政務官として現職の梁振英長官を補佐してきた。中国政府の干渉で香港に高度の自治を認める「一国二制度」が揺らぐなか、親中国派と民主派の分断が深まる社会の融和をどう図るかが課題となる。《日経新聞》