平成10297日目

2017/03/18

この日のできごと(何の日)

【鴻池祥肇・元防災担当相】「小池は東京で、籠池は大阪で、鴻池は甲府で」

「小池は東京で、籠池(かごいけ)は大阪で、鴻池は甲府で」――。国有地売却問題に揺れる学校法人「森友学園」(大阪市)をめぐって脚光を浴びた鴻池祥肇・元防災担当相(自民党参院議員)が18日、山梨県内のパーティーのあいさつで東西の「有名人」を引き合いに出し、会場の笑いを誘った。

与野党問わず広い人脈を誇る輿石東・元参院副議長の旭日大綬章受章を祝う会。鴻池氏は発起人の一人としてあいさつに立った。東京都の小池百合子知事と森友学園の籠池泰典氏と自身を、「池」つながりで紹介した格好だ。

鴻池氏は今月1日、籠池氏側から国との交渉の仲介を求められたことを公表。記者会見で、籠池氏夫妻から「紙に入ったもの」を渡されたと明かし、「カネかコンニャクかは知らん」と述べて物議を醸した。籠池氏側は、「商品券」だとしている。この日のあいさつでは「コンニャク」には触れなかった。《朝日新聞》

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【黒田博樹さん】始球式

昨季限りで現役を引退した日米通算203勝投手の黒田博樹さん(42)が18日、広島カープの本拠マツダスタジアムであった日本ハムとのオープン戦で始球式を行い、2万8千人超のファンの前でストライク投球を披露した。この日は黒田さんの功績をたたえる特別試合として行われ、広島の選手らは永久欠番となった黒田さんの背番号「15」の特別ユニホームを着た。

自身もネクタイ姿の上にユニホームを着用して始球式に臨んだ黒田さんは、「いいもんですね。気持ち良く投げられた。また(現役で)やりたいなと思いました」。《朝日新聞》

【南スーダン】政府軍が陸自隊員を誤って連行

防衛省は18日、南スーダンの首都ジュバに国連平和維持活動(PKO)で派遣中の陸上自衛隊員5人が、南スーダン政府軍の兵士に誤って連行されたと発表した。隊員は商店で物資の買い出し中で、現地の日本大使館が政府軍と協議し、約1時間後に解放されたという。けがなどはなかった。

防衛省によると、隊員5人が拘束されたのは18日午前10時(日本時間同午後4時)ごろ。戦闘服を着て銃器を持ち、宿営地の南1・5キロの商店で、部隊で使う衣類を買っていたところ、政府軍兵士2人から武器取り締まりに関する尋問を受け、銃器を没収された。その後、陸自の車両に兵士が同乗し、約4キロ離れた広場まで連行されたという。《朝日新聞》

【民進党・野田佳彦幹事長】籠池氏喚問で自民幹部を批判

民進党の野田佳彦幹事長は18日、大阪市の学校法人「森友学園」問題に関し、自民党の竹下亘国対委員長が「安倍晋三首相への侮辱」を理由に同学園の籠池泰典氏の証人喚問を決めた経緯を批判した。「そんな理由を公然と言うおごりや不見識は、厳しく指弾されねばならない」と山梨県昭和町で記者団に述べた。

南スーダン国連平和維持活動(PKO)部隊の日報を巡る問題では、稲田朋美防衛相の辞任を改めて要求。「自衛隊の最高指揮官である首相の責任も問われる」とも述べ、首相の任命責任を追及する考えを示した。《共同通信》

【萩生田光一官房副長官】中国高官と会談

萩生田光一官房副長官は18日夜、北京の中国外務省で孔鉉佑外務次官補と夕食を交えながら会談し、日中間の懸案を適切に処理しつつ、双方が関係改善に努力する方針で一致した。今年の日中国交正常化45周年や来年の日中平和友好条約締結40周年の機会を捉え、文化交流を深めることも確認した。孔氏は次期駐日大使への起用が有力との見方が出ている。

会談で両氏は、昨年9月と11月に安倍晋三首相と習近平国家主席が会談した意義を評価した。

これに先立ち萩生田氏は、北京大学外国語学院に設立されている明治大学の「漫画図書館閲覧室」を訪れ、中国人学生らと懇談した。《共同通信》

【ミャンマー】日本兵の遺骨収集で追悼式

第2次大戦中、日本軍がインド北東部の攻略を目指して惨敗したインパール作戦の攻略ルートの一つだったミャンマー北西部の町カレーミョで18日、厚生労働省の戦没者遺骨収集団による焼骨、追悼式が行われた。

ミャンマーでは大戦中、日本人約13万7千人が死亡したとされ、遺骨約4万5千柱が残されている。収集団の10人は17日まで5日間、カレーミョの西、チン州の山岳地帯で遺骨を集めた。集めた遺骨の数は帰国後に公表する。《共同通信》

【仏大統領選】11人立候補

4~5月のフランス大統領選(2回投票制)で、選挙の監視に当たる憲法会議は18日、立候補に必要な国会、地方議員らの推薦署名を点検した結果、11人の立候補を認可したと発表した。4月23日に第1回投票を実施し、上位2人が5月7日の決選投票に進出する。

11人は極右、国民戦線のマリーヌ・ルペン党首、超党派の市民運動「前進」を率いるエマニュエル・マクロン前経済相、中道・右派統一候補のフランソワ・フィヨン元首相、左派の社会党のブノワ・アモン前国民教育相のほか、中道や極左、極右の小政党代表者ら。《共同通信》



3月18日 その日のできごと(何の日)