平成10236日目
2017/01/16
この日のできごと(何の日)
【野球殿堂入り】星野仙一氏ら5氏
野球殿堂博物館(東京都文京区)は16日、今年の野球殿堂入りを発表し、現ロッテ監督の伊東勤氏(54)、元楽天監督の星野仙一氏(69)、元大洋(現DeNA)投手の平松政次氏(69)ら5氏が選ばれた。伊東氏は競技者表彰のプレーヤー部門、星野氏と平松氏は同エキスパート部門での選出。
特別表彰で、審判員としてアマチュア球界の発展に貢献した郷司裕氏(故人)、プロ・アマ統一の公認野球規則の制定で中心的な役割を担った鈴木美嶺氏(故人)が選ばれた。昨年に続いて5人の選出で、これで野球殿堂入りは計197人になった。《朝日新聞》
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【大相撲初場所】9日目
大相撲初場所9日目(16日・両国国技館)2横綱が敗れる波乱。白鵬は小結高安に押し出されて2連敗で7勝2敗となり、鶴竜は平幕の勢に押し出されて4敗目を喫した。勢は2個目の金星。
稀勢の里は琴奨菊との大関対決で寄り切られ、初黒星を喫した。かど番の琴奨菊は3勝6敗。大関豪栄道は隠岐の海を下して6勝目を挙げ、大関照ノ富士は荒鷲に敗れて5敗目となった。
トップの1敗は稀勢の里と平幕貴ノ岩の2人で、2敗は白鵬や勢、北勝富士ら5人。十両は宇良ら3人が2敗で首位。《共同通信》
【東京都】私立高無償化で給付金
東京都の小池百合子知事は16日、私立高校授業料の実質無償化に向け、年収760万円未満の世帯を対象に、平均授業料(都内)の44万2千円を国と都で給付する方針を明らかにした。2017年度予算案に新制度による上乗せ分の75億円を盛り込む。
都によると、現在は年収910万円未満の世帯に対し、国と都が11万8800~44万円を段階的に支給している。都が独自に制度を拡充することで、私立高に通う都内在住の生徒16万7千人のうち、5万1千人の授業料が実質無償化される。《共同通信》
【東京都・小池百合子知事】「森さんは文句ばっかり」
東京都の小池百合子知事は16日夜、都内で開かれた日本記者クラブの懇親会に出席し、2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長を皮肉った。
大会エンブレムの「組市松紋」の模様をあしらった風呂敷を首に巻いた小池氏は「これ風呂敷で作ったんですけどね。森さんは文句ばっかり言っているが、私はちゃんと組織委が稼げることを考えている。この器の違いを感じていただきたい」などと述べた。《共同通信》
【この日の安倍総理】
ベトナム・フック首相と会談
安倍晋三首相は16日午後(日本時間同)、ベトナムのグエン・スアン・フック首相とハノイで会談し、新造巡視船6隻を供与する方針を伝達した。南シナ海で軍事拠点化を進める中国をにらんだ対応で、海洋安全保障分野での協力を強化する。アジア太平洋地域の平和と安定には米国の関与が必要だとの認識でも一致した。
安倍首相は巡視船を含め、円借款1174億円を供与する考えも伝えた。新造船はベトナム側が求めた。2016年度の円借款は、調印済みの1300億円と合わせ、総額で2500億円近い規模となる。インフラ整備にも充てる方向だ。《共同通信》
「早期の日米首脳会談目指す」
安倍晋三首相は16日夜(日本時間同)、ベトナムのハノイで記者会見し、20日に就任するトランプ次期米大統領との首脳会談の早期実現を目指す考えを示した。「就任後、できるだけ早い時期に会談したい」と述べた。環太平洋連携協定(TPP)については、今回訪れたオーストラリアやベトナムと早期発効に努めることを確認したと表明。「航行の自由」の重要性でも一致したと強調した。
日米首脳会談を巡っては、今月27日を軸に会談を調整するが、トランプ氏の大統領就任直後は日程が立て込むことから、安倍政権内では困難との見方が出ている。《共同通信》
【韓国】島根県竹島に慰安婦像設置計画
韓国・京畿道の議員団が竹島(島根県隠岐の島町)に慰安婦像を年内に設置しようと、16日から募金活動を始めた。韓国ではソウルの日本大使館前に続き、昨年12月末に釜山の日本総領事館前にも慰安婦像が違法に設置されたばかりで、日韓の新たな外交問題に発展する恐れがある。
聯合ニュースによると、議員ら34人が加入している「独島(竹島の韓国での呼称)愛・国土愛の会」が同日、ソウル南方の水原市にある道議会のロビーに募金箱を設けた。同会は、京畿道内の市・郡庁や地域相談所にも募金箱の設置を検討。街頭での募金活動も計画しているという。
同会は昨年10月に発足し、12月に道議会で竹島への慰安婦像の設置を提案した。今年上半期に像1体を議会に設置し、さらに、日本大使館に6年前、慰安婦像が設置された日に合わせ、12月14日に1体を竹島に設置する方針。募金の目標金額は7000万ウォン(約680万円)で、他の地方議会や政界にも協力を呼びかけていくとしている。
竹島は韓国で「天然保護区域」に指定されており、開発行為には国の許可が必要なため、像の設置が実現するかどうかは不明だ。
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竹島のある島根県隠岐の島町の久見地区で漁業を営み、「久見竹島対策協議会」の会長を務める前田芳樹町議(65)は「竹島に慰安婦像を設置することなど、到底承知できない。竹島問題と慰安婦問題を混同させるやり方はまったく理解できず、きわめて非常識。憤りを感じる」と語った。《産経新聞》