令和250日目

令和2年1月5日(日)

2020/01/05

【豊洲・初競り】大間産クロマグロが1億9320万円

東京・豊洲市場(江東区)で5日、令和初となる新年恒例の「初競り」が行われた。最高値は青森県大間産の276キロの本マグロで、1億9320万円(1キロ当たり70万円)だった。

水産卸売場棟にはこの日、昨年より22本多い1317本の生や冷凍のマグロが並んだ。午前5時過ぎ、鐘の合図で競りが始まり、威勢の良いかけ声が響いた。

最高値で競り落としたのは、すしチェーン運営会社「喜代村」(中央区)。記録の残る1999年以降では、昨年(3億3360万円)に次ぐ高値となった。マグロは解体され、すし店で一貫198~398円(税別)で客に提供された。

このマグロを釣り上げた青森県大間町の山本昌彦さん(57)は漁師歴40年超のベテランで、「これまで頑張ってきたご褒美をもらえた」と笑顔だった。《読売新聞》



【カルロス・ゴーン被告逃亡事件】東京地検、旅券を差し押さえ

東京地検は5日、令状に基づいて、東京都内の弁護士事務所で保管されていた前日産自動車会長カルロス・ゴーン被告(65)の旅券(パスポート)3通を差し押さえた。関係者が明らかにした。

ゴーン被告はフランス2通、レバノン、ブラジル各1通のパスポート計4通を所持。このうち、フランスのパスポート1通を鍵付きのケースに入れて携帯しており、所持したまま逃亡したとみられる。残る3通は弁護団が保管していた。

弁護団の弘中惇一郎弁護士は4日の報道陣の取材に対し、ゴーン被告が使用していたパソコンなどの提出を東京地検から要請されたと明らかにしていた。《共同通信》

前日産自動車会長カルロス・ゴーン被告(65)がレバノンに逃亡した事件で、被告が出国に使った可能性があるプライベートジェット機に持ち込まれた荷物が、関西空港でエックス線検査を受けていないことが5日、関係者への取材で分かった。

プライベートジェットの保安検査の要否は運航会社や機長の判断に委ねられており、関空関係者は「利用者の多くは搭乗実績が豊富なため保安チェックは甘くなる」と指摘。荷物のエックス線検査はしないケースが大半だといい、手薄な検査態勢の隙を狙った可能性がある。

航空法では保安検査は運航する航空会社の責任で行い、エックス線検査は義務化されていない。《共同通信》

前日産自動車会長カルロス・ゴーン被告がレバノンに逃亡した事件で、レバノン検察当局者は5日「正式な捜査協力要請は届いていない」と明らかにした。国際刑事警察機構(ICPO)から被告の身柄拘束を求める「国際逮捕手配書」が届いたとされていたが「手続き上の不備」があり受け取っていないと述べた。不備の詳細は説明しなかった。共同通信の取材に答えた。

現地紙はレバノン当局が7~8日ごろゴーン被告から事情を聴く方針と伝えていた。検察当局者は否定し「正式な要請が届いていない以上、聴取できない」と語った。聴取が遅れれば逃亡経緯の解明に支障が出る可能性がある。《共同通信》

【森雅子法相】出国手続き厳格化を指示

保釈中の前日産自動車会長カルロス・ゴーン被告(65)がレバノンに逃亡した事件を受け、森雅子法相は5日、出入国在留管理庁に対し出国手続きを一層厳格化するよう指示したと明らかにし「同様の事態を招かないよう、今後とも必要な対応を行いたい」とのコメントを出した。東京地検の斎藤隆博次席検事も同日、「迅速かつ適正な捜査で逃亡の経緯を明らかにし、適切に対処する」とコメントを発表した。

森氏は、ゴーン被告の出国記録はなく「何らかの不正な手段を用いて不法に出国したものと考えられ、誠に遺憾だ」と強調。関係国や国際機関とも連携し、できる限りの措置を講じるとしている。《共同通信》

【南極観測船しらせ】昭和基地沖に接岸

第61次南極観測隊や活動に使用する物資を乗せた観測船「しらせ」が5日午後2時50分(日本時間午後8時50分)ごろ、昭和基地へホースによって燃料輸送が可能になる地点の海氷に「接岸」した。

しらせは昨年12月29日、海岸から海氷がつながる定着氷海域に到着。その後、氷を砕きながら進み、海岸からもオレンジ色の大きな船体がはっきりと見える距離に到着した。今後は物資輸送を本格化させる。観測隊の大部分は既に、ヘリコプターで基地に入っている。《共同通信》

【中国】原因不明の肺炎、59人に

中国湖北省武漢市当局は5日、原因不明のウイルス性肺炎の発症者が59人になったと発表した。ウイルスは特定されていないが、2003年に大流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)や中東呼吸器症候群(MERS)の可能性は「排除した」としている。

59人は昨年12月12日から同29日にかけて発症。全ての患者は隔離され、治療を受けている。

中国では原因不明の肺炎を巡り、SARSが発生したとの情報が出回った。地元の公安当局はデマを流したとして8人を処罰した。《共同通信》

【立憲民主党・枝野幸男代表】国民・玉木代表に不信感

立憲民主党の枝野幸男代表は5日、国民民主党の玉木雄一郎代表が両党の合流に関し「吸収合併はあり得ない。しっかり協議した上で、新党をつくっていく」と表明したことに強い不快感を示した。島根県出雲市で記者団に「私は新党をつくるつもりは100パーセントない。何か勘違いしているのではないか」と語った。事実上の吸収合併を求めた形だ。

合流を巡っては、党名や基本政策、合併方式などの重要課題の決着が、党首会談に委ねられた。玉木氏は新党結成による対等合併を主張しており、立民との主導権争いが激しくなっている。

枝野氏は「新党をつくろうと呼び掛けたことは一切ない」と強調した。《共同通信》

【台湾総督選挙】ラストサンデー

11日の台湾総統選に向けた選挙戦が5日、終盤の「ラストサンデー」を迎えた。台湾独立志向の与党、民主進歩党(民進党)の蔡英文総統は南部・台南市で集会を開き、台湾の「主権と民主を守る」と演説し、中国が掲げる台湾統一を拒否する姿勢を改めて強調した。

台湾では2日に軍用ヘリコプター「ブラックホーク」が山中に墜落して軍制服組トップの沈一鳴・参謀総長らが死亡。蔡氏は3、4日の選挙活動を自粛していた。

中国の習近平指導部が台湾統一への圧力を強める中、蔡氏は反中国の立場を鮮明に掲げて選挙戦で優位に立っている。演説では台湾経済が安定しているとも主張した。《共同通信》

【サッカー・南野拓実選手】リバプールでデビュー

サッカーのイングランド・プレミアリーグのリバプールに加入した日本代表の南野拓実が5日、ホームで行われたエバートンとのイングランド協会(FA)カップ3回戦にFWで先発し、新天地でのデビューを果たした。0―0の後半25分までプレーし、チームは1―0で競り勝った。

リバプールは主力の大半を温存し、若手中心のメンバーで臨んだ。オーストリア1部のザルツブルクから移籍した南野は3トップの中央で起用され、攻守に精力的に動き回ったが、得点には絡めなかった。《共同通信》

【ヤクルト・奥川恭伸投手】入寮

プロ野球ヤクルトにドラフト1位で入団した奥川恭伸投手(星稜高3年)は5日、埼玉県戸田市のヤクルト戸田寮に入寮した。初めて親元を離れ、新生活をスタートさせる奥川投手は、星稜高野球部の山下智茂名誉監督からもらった本などを持ち込み、「いよいよという楽しみな気持ちと、分からないことがたくさんある気持ちと半々。環境に慣れ、充実した一年を送りたい」と抱負を語った。

学生服姿で寮に入った奥川投手は父隆さん、母真由美さんとともに自室へ荷物を運び入れた。「石川を出てくる時は、これまで何げなく見ていた景色が違って見えてさみしかった」と感傷に浸ったものの、戸田市の環境について「すごく暮らしやすそう。自分の好きな雰囲気です」と笑顔を見せた。

出発前に山下名誉監督から受け取ったのは、星稜高と和歌山・箕島高が甲子園で延長18回を戦った試合の本や、ヤクルト、楽天などで監督を務めた野村克也氏の著書など3冊。「山下さんには『厳しい世界だぞ。耐えて頑張れ』と言葉を頂いた」と表情を引き締めた。 さらに「つらくなった時に見て頑張りたい」との気持ちから、巨人にドラフト5位で入団した山瀬慎之助捕手と一緒に描かれた似顔絵や、クラスメートとの集合写真なども持参した。

年末年始はキャッチボールなどで体を動かし、2、3日には星稜高の室内練習場で汗を流した。初詣でけがをしないように願ったという奥川投手は、「正月はすごくどきどきしながら過ごした。トレーニングについていけるよう頑張りたい」と前を向いた。

この日、ヤクルトの新人全6選手が入寮した。新人合同自主トレーニングは7日から戸田市の2軍施設で行われる。奥川投手は3月、星稜高の卒業式に出席するため、石川に戻る予定だ。《北國新聞》

1月5日のできごと