2020 令和2年1月4日(土)

令和249日目

令和2年1月4日(土)

2020/01/04

【高野隆弁護士】ゴーン被告逃亡「全否定できない」

保釈中にレバノンへ逃亡した日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告(65)=会社法違反罪などで起訴=の弁護人だった高野隆弁護士が4日、自身のブログでゴーン被告が海外逃亡したことについて見解を明らかにした。高野氏は主な原因は保釈条件で妻、キャロルさんとの面会を原則禁止されたことにあるとし、「この密出国を全否定することはできない」と一定の理解を示した。

ブログによると、ゴーン被告は東京拘置所に身柄を拘束されていたときから、「そんなことで公正な裁判は期待できるんだろうか」との疑問を度々、口にしていたという。

高野氏はゴーン被告に「公正な裁判は期待できない。しかし、無罪判決の可能性は大いにある」と説明。しかし、「手続きが進むにつれて、彼の疑問や不安は膨らんでいったようだ」という。

東京地検はキャロルさんが事件関係者と接触していたことなどを理由に「証拠隠滅の恐れがある」と主張。東京地裁はゴーン被告の保釈に際し、キャロルさん自身も事件関係者であることから接触を制限した。

高野氏は「国際人権規約に違反することが明白な保釈条件が、どんなに手を尽くしても解除されないことに彼は絶望を感じていた」とし、ゴーン被告は「これは刑罰じゃないか。一体いつになったらノーマルな家族生活を送ることができるんだ」と不満を述べていたという。

弁護側はキャロルさんとの面会をこれまで数回申し入れ、昨年11月と12月の2回、テレビ会議システムによる面会が許可された。

高野氏は12月24日に1時間ほど許可された面談に立ち会ったといい、2人は子供たちや親族、友人、知人の近況や思い出話をし、最後にゴーン被告は「君はかけがえのない存在だ。愛してるよ」と言ったという。

高野氏は「日本の司法制度への絶望をこのときほど強く感じたことはない」とし、ゴーン被告に「一刻も早くこの状況を改善するために私は全力を尽くす」と述べたが、ゴーン被告から返事はなかった。

この5日後に、ゴーン被告は日本から無断で出国したとみられる。高野氏は報道で海外逃亡を知り、「まず激しい怒りの感情がこみ上げた。裏切られたという思いである。しかし、彼がこの国の司法によって扱われてきたことを思い返すと、怒りの感情は別の方向へ向かった」「彼がこの1年あまりの間に見てきた日本の司法とそれを取り巻く環境を考えると、この密出国を『暴挙』『裏切り』『犯罪』と言って全否定することはできない」とした。

最後に高野氏は「確かに私は裏切られた。しかし、裏切ったのはカルロス・ゴーンではない」と綴り、日本の司法制度の実態に原因があるとの見解を示した。

高野氏は昨年3月、ゴーン被告が保釈されて東京拘置所を出る際、作業員の姿に変装するよう計画したことをブログで明かし、「名声に泥を塗る結果となった。申し訳なく思っている」と謝罪していた。《産経新聞》



【東京地検】カルロス・ゴーン被告のPC提出求める

東京地検は、保釈中にレバノンに逃亡した前日産自動車会長カルロス・ゴーン被告(65)が使用していたパソコンや被告の面会記録の任意提出を弁護団に求めた。弁護団の弘中惇一郎弁護士が4日、明らかにした。検討して提出に問題ないと判断すれば応じる予定。地検から弁護人への事情聴取の要請はないという。

弁護団は同日、逃亡後初めて東京都内の弁護士事務所に集まって会議を開き、近くレバノンの弁護士を通じて、ゴーン被告本人への連絡を試みることを確認した。被告の意向を確認した上で弁護人を辞任する方針。《共同通信》

【立憲民主党・枝野幸男代表】伊勢神宮を参拝

立憲民主党の枝野幸男代表が4日、伊勢神宮(三重県伊勢市)を参拝した。昨年1月に参拝した際は党内外から「支持層に背中を向ける行為」などと批判が殺到していた。5日は出雲大社(島根県出雲市)を参拝する予定だ。

枝野氏は4日の参拝後、年頭の記者会見に臨み、国民民主党との合流協議に関し、早期決着へ意欲を示した。「幹事長間でかなり詰めてきているので、そう遠くない時期に結論を出したい」と述べた。

通常国会への対応をめぐっては、安倍晋三首相主催の「桜を見る会」や統合型リゾート施設(IR)事業に絡む汚職事件を追及する考えを重ねて表明。「2本柱だと思っていたが、中東情勢も懸念している」と述べ、自衛隊の中東派遣も問う方針を示した。《産経新聞》

【立憲民主党・枝野幸男代表】国民民主党との合流に意欲

立憲民主党の枝野幸男代表は4日、三重県伊勢市で年頭記者会見に臨み、国民民主党との合流協議に関し、早期決着へ意欲を示した。「幹事長間でかなり詰めてきているので、そう遠くない時期に結論を出したい」と述べた。

立民、国民の幹事長は昨年12月27日の会談で、両党が合流する方向で一致。党名や政策、人事など残った課題に関しては年明け早期に党首会談を開いて最終合意を図る方針だ。枝野氏は国民の玉木雄一郎代表との会談について「具体的に決まっていないが、そう遠くない時期に話をしたい」と語った。《共同通信》

【国民民主党・玉木雄一郎代表】吸収合併を否定

国民民主党の玉木雄一郎代表は4日、三重県伊勢市で記者会見し、立憲民主党との合流に関し「吸収合併はあり得ない。しっかり協議した上で、新党をつくっていく」と述べた。「どちらかの考え方に寄せていってはみんなが納得できる形にならない」とも指摘した。

立民の枝野幸男代表との会談については「党名、基本政策、理念、人事などの重要な問題は幹事長間で決まらず代表に委ねられた」と強調。「そう遠くないうちに枝野氏と会って残された重要課題について話し合いを重ねたい」と語った。《共同通信》

【IR汚職】岩屋毅前防衛相、現金受領を否定

日本でのカジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業を巡る汚職事件で、贈賄の疑いが持たれている中国企業「500ドットコム」側が現金各約100万円を渡したと供述した衆院議員5人のうち、自民党の岩屋毅前防衛相(62)=大分3区=が4日、大分県別府市で記者会見し「金銭を受け取った事実は断じてない。何かを頼まれたことも、便宜を図ったこともない」と話した。

中村裕之元文部科学政務官(58)=北海道4区=も同日、北海道余市町で報道陣の取材に「500」社側からの現金受領を否定。東京地検特捜部の任意聴取を受けたと明らかにした。《共同通信》

【全日空】CAから酒気、4便に遅れ

全日空は4日、福岡発成田行きの3日朝の2142便に乗務予定だった20代の女性客室乗務員(CA)から乗務前の呼気検査でアルコールを検出したと明らかにした。乗務員を交代させた影響で、この便と福岡発羽田行き3便の計4便に最大25分の遅れが出た。乗務員は社内規定に反し、前日夜に飲酒していた。

全日空によると、2142便は3日午前7時20分出発予定。CAからは午前6時半ごろの検査で、呼気1リットル当たり0.14ミリグラムのアルコールを検出し、出発が25分遅れた。

CAは社内調査に対し、「軽率な行為で反省している」と話しているという。《共同通信》

【イラン】各紙、殺害の司令官追悼一色

米軍によるイラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のソレイマニ司令官殺害を受け、4日付のイラン各紙は司令官の写真やイラストを1面トップに据えて「英雄」に追悼の意を表明した。「強力な報復が行われる」(保守系紙ケイハン)、「彼の死は信じられない」(改革派紙エテマド)といった大見出しが掲げられた。

首都テヘランでは、司令官の肖像画や写真が大通りの橋や政府関連施設など随所に掲げられ、「厳しい報復が待ち受けている」などのスローガンが大書された。

殺害が実行されたイラクの首都バグダッドでは4日、追悼式典が開かれた。《共同通信》

【イラク】米大使館近くにロケット弾

ロイター通信によると、イラクの首都バグダッド中心部の旧米軍管理区域(グリーンゾーン)にある米大使館近くに4日、ロケット弾1発が撃ち込まれた。負傷者は確認されていない。バグダッドでは3日、米軍がイラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のソレイマニ司令官らを殺害、イラン側が厳しい報復を警告し緊張が高まっている。

イラクでは、イランの影響を受けるイスラム教シーア派武装組織なども報復を示唆している。

グリーンゾーンには政府施設や大使館などが集中し、厳重な警備が敷かれている。《共同通信》

【イラク】3日間の服喪を宣言

イラクのアブドルマハディ暫定首相は、首都バグダッドの国際空港付近でイラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のソレイマニ司令官らが米軍に殺害されたことを受け、4日からの3日間、国を挙げて喪に服することを宣言した。ロイター通信が伝えた。

バグダッドや、イスラム教シーア派の聖地がある中部のカルバラとナジャフでは4日、ソレイマニ氏らを追悼する式典が開かれ、多数の市民が参加。バグダッドの式典にはアブドルマハディ氏も参加した。《共同通信》

【米・トランプ大統領】イランが報復に出れば「甚大な打撃」

トランプ米大統領は4日、イランが米軍による革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のソレイマニ司令官殺害の報復として米国民や米施設を攻撃した場合に備え、イランの重要施設など52カ所を攻撃目標に設定し、「迅速に甚大な打撃」を与える態勢を整えたとツイッターで明らかにした。

トランプ氏は「イランは、米国民を死傷させ、多数の人々を殺害したテロリストの親玉(であるソレイマニ氏を)殺されたことの仕返しに、特定の米施設を攻撃すると厚かましくも言い放っている」と非難。「これ以上、米国を脅すな」と警告した。

「イランは長年にわたり、問題以外の何者でもなかった」とも切り捨てた。

攻撃目標を52カ所にした理由については、テヘランで1979年11月に起きた米大使館人質事件で人質になった米国人らの人数に合わせたとしている。

ロイター通信によると、トランプ氏の発言に先立ち、イラン革命防衛隊のアブハムゼ幹部は、中東にある35カ所の米関連施設やイスラエルの商業都市テルアビブ、ホルムズ海峡を航行する船舶などを攻撃目標にすると表明していた。《産経新聞》

【カンボジア】北朝鮮人16人を国外退去処分

カンボジア捜査当局は4日、就労ビザなしにインターネット関連の事業を行っていたとして、北西部の観光地シエムレアプで北朝鮮人16人を拘束、国外退去処分にしたと明らかにした。事業の詳しい内容は明らかになっていないが、何らかの外貨稼ぎに関わっていた可能性がある。

国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会専門家パネルがまとめた報告書は、北朝鮮のIT専門家が欧州やアジアなどを拠点に業務を請け負い、外貨獲得の一翼を担っていると指摘している。

カンボジアの地元警察が「中国人がインターネット詐欺を行っているようだ」との情報を基に捜査、3日に16人を拘束した。《共同通信》

【ダンスインザダーク】老衰で死ぬ

日本中央競馬会は4日、1996年の菊花賞を制したダンスインザダークが2日に北海道安平町の牧場で死んだと発表した。27歳だった。牧場によると、老衰により起立不能となった。

同馬は父にサンデーサイレンスを持ち、同年の日本ダービーは2着。菊花賞の後に脚の故障が判明し、通算8戦5勝で引退した。種牡馬としても豪GIメルボルンCなどに勝ったデルタブルースを出すなど活躍。2004年には産駒が0歳馬の当時世界最高とされる4億9000万円で取引されたことも話題となった。《読売新聞》

【今宮純さん】死去

今宮純さん(モータースポーツジャーナリスト)が4日死去した。70歳だった。葬儀は近親者で営んだ。後日、お別れの会を開く。

1987年に本格的に日本で始まった自動車レースF1(フォーミュラワン)のテレビ中継で、長年解説者を務めた。大学時代に執筆活動を始め、フリーの先駆けとして活躍した。《朝日新聞》

1月4日のできごと

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