平成10210日目
2016/12/21
この日のできごと(何の日)
【沖縄・北部訓練場】日本返還へ
安倍晋三首相とケネディ駐日米大使は21日、沖縄県にある国内最大規模の米軍専用施設「北部訓練場」(東村、国頭村)の半分超に当たる約4千ヘクタールの返還を発表した。1996年の日米合意に基づく対応で、22日午前0時に引き渡された。72年の沖縄の本土復帰後、最大規模の返還となり、日本政府は沖縄の負担軽減をアピールする。沖縄に集中する米軍専用施設の割合は約74%から約70%となるが、なお重い負担が続く。
日米両政府は21日午後、官邸で共同発表を開催。首相は「今回の返還は基地負担軽減にとどまらず、跡地利用を通じて地域振興に大きく寄与する」と意義を訴えた。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【高速増殖原型炉もんじゅ】廃炉決定
政府は21日午後、日本原子力研究開発機構の高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)について原子力関係閣僚会議を開き再稼働せず廃炉にすることを正式に決定した。これに先立つ午前中のもんじゅ関連協議会で福井県の西川一誠知事は「地元の理解なしに廃炉は容認できない」と主張。地元了承は得られていないままの決定となった。《共同通信》
【スピードスケート・全日本選手権】高木美帆選手、初の総合優勝
スピードスケートの全日本選手権は21日、北海道帯広市の明治北海道十勝オーバルで後半2種目が行われ、女子は初日総合首位の高木美帆(日体大)が1500メートルで1分57秒49、5000メートルで7分11秒58をマークしてともに1位となり、大会記録を更新する162.431点で初の総合優勝を果たした。
初日の500メートル、3000メートルと合わせた全4種目を制する完全優勝は、2002年の田畑真紀以来。押切美沙紀(富士急)が総合2位となった。
男子は21歳のウィリアムソン師円(日本電産サンキョー)が1500メートル3位、1万メートル2位となって153.379点で逃げ切り、08年の平子裕基以来、史上5度目の総合3連覇を達成。1万メートルで1位だった土屋良輔(専大)が総合2位、一戸誠太郎(信州大)が3位だった。《共同通信》
【ヤクルト・山田哲人内野手】契約更改
打率3割、30本塁打、30盗塁の「トリプルスリー」を史上初めて2年連続で達成したヤクルトの山田哲人内野手が21日、東京都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1億3千万円増の年俸3億5千万円でサインした。球団の日本選手では青木宣親外野手(現アストロズ)を抜く史上最高額で、野手の高校出7年目での3億円突破はオリックスのイチロー外野手(現マーリンズ)以来。
今季は負傷離脱もあり、盗塁は30ちょうどで何とか目標をクリアした。「盗塁が一番きつかった。一番(印象に)残っているのは30個目の盗塁」と振り返り、3年連続の偉業へ「結果を貪欲に求めないと達成できない」と気を引き締めた。
来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも主力として期待される。「まずはWBCで世界一に貢献し、シーズンでは優勝と3年連続のトリプルスリーを達成できるように頑張る」と大車輪の活躍を期した。ヤクルトは全選手の契約更改を終了した。(金額は推定)《共同通信》
【SMAP】ベスト盤「SMAP 25 YEARS」発売
「世界に一つだけの花」や「夜空ノムコウ」など数多くのヒット曲で人気を集めながら、年内で解散する国民的人気グループSMAPのベスト盤「SMAP 25 YEARS」が21日、全国で発売された。発売元のビクターエンタテインメントによると、初回出荷枚数は80万枚。
インターネットの特設サイトで400以上の楽曲を対象にリクエストを募り、1位になった「STAY」など上位50曲を収めた。リクエストは9月21日から2週間で約200万件が寄せられた。《毎日新聞》
【日本維新の会・松井一郎代表】「自公維連立」を否定
日本維新の会代表の松井一郎大阪府知事は21日、自民、公明両党の連立政権に加わる可能性を否定した。「税に対する考え方が全く違う。あり得ない」と大阪市内で記者団に語った。
日本維新は先の臨時国会で年金制度改革法やカジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)整備推進法に賛成。松井氏と橋下徹前大阪市長は24日、安倍晋三首相、菅義偉官房長官と東京都内で会談する予定で、政府与党との距離を縮めているとの見方がある。
松井氏は、日本維新が消費税増税を先送りする改正消費税法採決で反対したことなどを挙げ「政府与党ということにはならない」と強調した。《共同通信》