平成10066日目
2016/07/30
この日のできごと(何の日)
【民進党・岡田克也代表】次期代表選不出馬を表明
民進党の岡田克也代表(63)は30日夕、党本部で記者会見し、9月の代表選に立候補せず退任する意向を表明した。参院選を踏まえ「一区切り付けて新しい人に担ってもらった方が党にとっても、政権交代可能な政治をつくるためにも望ましいと判断した」と理由を述べた。
代表選を巡っては、知名度の高い蓮舫代表代行(48)と、立候補へ強い意欲を示す前原誠司元外相(54)が軸となる見通し。長妻昭代表代行(56)と細野豪志元環境相(44)も出馬を模索している。《共同通信》
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【阪神・福留孝介外野手】2度目のサイクル安打達成
プロ野球・阪神の福留孝介外野手(39)が30日、阪神甲子園球場で行われた中日戦でサイクル安打を達成した。中日時代の2003年6月8日の広島戦以来2度目で、他にサイクル安打を複数回達成しているのは2度の藤村富美男(阪神)、松永浩美(阪急、オリックス)、3度のローズ(横浜)の3人。
今季は中日の大島洋平外野手(30)が今月20日の広島戦(マツダスタジアム)で達成しており、セ・リーグでは32人目(35回目)。福留は二回の第1打席で右越え本塁打、四回の第2打席で中前打、五回の第3打席で右越え三塁打、六回の第4打席で左越え二塁打を放った。《毎日新聞》
【近畿大学】直営店で「ナマズのかば焼き」販売
30日は「土用の丑(うし)の日」。稚魚の不漁でウナギの値段は高止まりし今年も”高根の花”だが、猛暑を乗り切ろうと、多くの人が夏のスタミナ食を味わった。絶滅が危ぶまれるウナギの代替品として、食感を似せたナマズのかば焼きも飲食店やスーパーの店頭に並んだ。今年注目されたのは、近畿大(大阪府)が開発したウナギに食感が似たナマズだ。昨年に続き、東京・銀座と大阪市の直営飲食店で各100食を提供した。《共同通信》
【菅義偉官房長官】都内で講演
菅義偉官房長官は30日、東京都内で講演し、安倍晋三首相が8月3日に行う内閣改造に関し「経済対策を実現するため、首相は適材適所の人員配置を行い、秋の臨時国会に臨む態勢をつくる」と述べた。環太平洋連携協定(TPP)の承認案と関連法案について「秋の臨時国会で何としても成立させたい」と訴えた。
事業規模28兆円超の経済対策を8月2日に閣議決定する方針を踏まえ、保育士や介護人材の処遇改善を含む1億総活躍社会の実現を目指す考えを強調。「待機児童解消や介護離職ゼロといった目標に向かって対応していきたい」と述べた。《共同通信》
【安倍晋三首相】橋下徹氏と会談
安倍晋三首相は30日、おおさか維新の会の橋下徹前代表と東京都内のホテルで会談した。衆参両院の憲法審査会で憲法改正に向けた論議を進めていきたいとの考えを示した。先の参院選を経て、改憲勢力が衆参両院で国会発議に必要な議席「3分の2」を超えたことが念頭にあるとみられる。関係者によると、橋下氏側は協力する姿勢を伝えた。
首相は会談で、9月召集が見込まれる秋の臨時国会をにらみ今後の政権運営への協力も求めたもようだ。英国の欧州連合(EU)からの離脱問題についても意見を交わした。
菅義偉官房長官や、おおさか維新の会代表の松井一郎大阪府知事、馬場伸幸幹事長も同席した。《共同通信》
【台湾・李登輝元総統】石垣島訪問
台湾の李登輝元総統(93)が30日、沖縄県・石垣島を訪れ、台湾からの入植者を記念する「台湾農業者入植顕頌碑」を前に、先人の労苦に敬意を表した。来日は昨年7月以来で、2000年の総統退任後8回目。
石垣島には、日本が台湾を統治していた1930年代、台湾の人たちが入植。パイナップル栽培や耕作用の水牛の導入で農業の発展に貢献した。
李氏は碑の前に立ち、日本語で「台湾と石垣島は非常に密接な関係を有してきたが、決して平たんな道のりではなかった」と振り返った上で「融和の象徴である碑が台湾と石垣島の友好の証しとして、歴史を伝えていくことを願う」とあいさつした。《共同通信》
【ブラジル・リオデジャネイロ】地下鉄がようやく開通
8月5日開幕のリオデジャネイロ五輪に向け、リオ市で工事が進められていた地下鉄4号線がようやく開通し、30日、完成式典が行われた。地元メディアは「五輪の遺産(レガシー)になる」と歓迎した。
4号線は、観光名所で宿泊施設が多い市南東部のコパカバーナ地区から、五輪の主会場がある市西部のバーラ地区までの約16キロを約13分で結び、大会期間中は観戦客らの主要な交通手段になる。
当初は7月上旬に開通予定だったが、リオ州の財政難などから工事が遅れ、五輪に間に合うか不安視されていた。開通式典はバーラ側の終着駅構内であり、リオ市のパエス市長は「来週にはこの駅舎は利用客でいっぱいになる」と笑顔。テメル大統領代行も「5日からリオは世界の中心。工事に携わった働き者のみんなに感謝したい」と述べた。《毎日新聞》