平成10046日目

2016/07/10

この日のできごと(何の日)

【第24回参院選】与党大勝

第24回参院選は10日、投開票が行われた。

自民、公明の与党は、安倍首相が勝敗ラインに掲げた改選定数の過半数(61)を確保し、大勝した。安定した政権基盤を得て、首相はデフレ脱却に向け、経済政策「アベノミクス」を一層加速させる方針だ。

民進党は振るわず、民主党時代の前回2013年参院選の獲得議席(17)は上回ったが、改選45議席を割り込んだ。民進、共産など野党4党による統一候補の擁立で注目された改選定数1の「1人区」(32選挙区)は自民党が21勝11敗で勝ち越した。《読売新聞》

今回の参院選で注目された候補では、女性ボーカルグループ「SPEED」の今井絵理子氏が自民党の比例代表で当選した。憲法学者で政治団体「国民怒りの声」を設立して比例候補となった慶応大名誉教授の小林節氏、おおさか維新の会から東京選挙区へ出馬した元職田中康夫氏は苦杯をなめた。

旧みんなの党元代表だった渡辺喜美氏は、おおさか維新から比例代表で国政復帰を果たした。自民党の片山さつき氏は比例代表で当選し、日本のこころを大切にする党の中山成彬・元国土交通相は比例で落選した。《共同通信》

社民党は比例代表の吉田忠智党首、福島瑞穂副党首の2人当選を最重点に位置付けて臨んだが、吉田氏が落選した。2013年の前回選と同じ比例の1議席に終わり、福島氏のみが当選した。吉田氏は11日未明の記者会見で「社民党の政策が国民に十分理解されなかった。責任はある」と述べた。今後の対応は、党内で協議する。

3年前の参院選では、当時の福島党首が引責辞任。党再生を託された吉田氏自身が今回、落選の憂き目に遭った。

参院選前に一時浮上した民進党との合流案に関し、福島氏はテレビ番組で「憲法9条を変えないと主張する社民党は国会に必要な存在だ」として否定的な考えを示した。《共同通信》

期日前投票者数は1598万6898人

総務省は10日、参院選の最終的な期日前投票者数(選挙区)が全国で1598万6898人だったと発表した。前回2013年参院選より303万7725人多く、23・46%の増加。全国規模の国政選挙で最も多かった09年衆院選の約1398万人を上回り、過去最多を更新した。

今回は公示日が通例より1日前倒しとなり、期日前投票ができる期間も1日長かった。新たに18、19歳の約240万人が有権者に加わったことや、期日前投票所の増加も押し上げの要因とみられる。全有権者の約15%が期日前投票をした。

全都道府県で前回の投票者数を上回った。《共同通信》

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【テニス・ウィンブルドン選手権】最終日

テニスの四大大会第3戦、ウィンブルドン選手権最終日は10日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、男子シングルス決勝で第2シードのアンディ・マリー(英国)が第6シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)に6―4、7―6、7―6で勝ち、3年ぶり2度目の優勝を果たした。《共同通信》

【プロ野球・日本ハム】14連勝

日本ハム6-5ロッテ◇10日◇札幌ドーム

ロッテは1回1死満塁、ナバーロの右犠飛で先制した。先発スタンリッジは1回を3者凡退で切り抜け、3回まで2安打無失点。

日本ハムは先発大谷が6回まで5安打1失点、8三振の力投。6回で球数111球ながら7回も続投した。打線は6回まで無得点。日本ハムは7回に4点を失うものの、その裏に岡の1号2ランなどで4点奪い、9回は田中賢の2号ソロで追い付き、延長戦に。

日本ハムは延長12回無死走者なしから、レアードの左越え25号ソロでサヨナラ勝ち。連勝は14に伸びた。8番手の白村が2勝目。《日刊スポーツ》

【鹿児島県知事選】三反園訓氏が初当選

任期満了に伴う鹿児島県知事選は10日投票、即日開票され、新人の三反園訓氏(58)=無所属=が現職の伊藤祐一郎氏(68)=同=を破り初当選を決めた。三反園氏は県民視点や民間感覚による県政刷新を強調。九州電力川内原子力発電所(同県薩摩川内市)を巡っては熊本地震を受け、川内原発を一時停止して施設の点検と避難計画の見直しを行うと公約に盛り込み、幅広い層を取り込んだ。

三反園氏は当選を決めたことを受け、記者団に「原発のない社会をめざす。鹿児島を自然再生エネルギー県に変身させたい。雇用も生まれるだろう」と話した。川内原発については「熊本地震後に不安を持つ県民もいる。一度停止して点検すべきだ」とした。《共同通信》

【東京都知事選】増田寛也氏が出馬表明

東京都知事選(14日告示-31日投開票)を巡り、前岩手県知事で元総務相の増田寛也氏(64)が10日、報道機関に宛てた文書で出馬を表明した。11日に都庁で記者会見を開き、正式に表明する。

同党は元防衛相の小池百合子衆院議員(63)=東京10区選出=との間で1999年以来の分裂選挙となる。都連は11日午前、増田氏の推薦を決める。

一方、小池氏は10日、党都連を訪れ、1日に提出した推薦依頼を取り下げる文書を提出した。

増田氏については、自民党都議団が党の候補者にするよう求めていたほか、都内の特別区長会や市長会、町村長会の大半の首長が出馬を要請している。《産経新聞》

【オーストラリア】政権与党の続投確定

大接戦で開票作業が続いているオーストラリア総選挙で最大野党労働党のショーテン党首は10日、敗北を認め、これを受け、与党保守連合(自由党、国民党)を率いるターンブル首相は「われわれが選挙に勝った」と勝利宣言した。政権与党は2日の投票から9日目でようやく続投を確定させた。

与党は下院で現有90から大幅に議席を減らしたものの辛うじて政権を維持。オーストラリア放送協会(ABC)の10日時点の判定では、下院(定数150)は保守連合74、労働党66、緑の党1、その他4。5議席が接戦のため未確定だが、与党は単独過半数(76)獲得に自信を示している。《共同通信》



7月10日 その日のできごと(何の日)