平成10014日目
2016/06/08
この日のできごと(何の日)
【理研】新元素名は「ニホニウム」
国際学会「国際純正・応用化学連合(IUPAC)」は8日、理化学研究所の森田浩介グループディレクター(59)=九州大教授=らが合成した原子番号113番の新元素の名称案を「ニホニウム」と発表した。元素記号案は「Nh」。5カ月間の一般からの意見公募を経て正式決定する。教科書でおなじみの元素周期表に初めて日本生まれの元素が掲載される。
森田さんは「応援してくれた日本の皆さんのことを思い、命名した。人類の知的財産として継承される周期表に載ることは大変光栄だ」との談話を出した。
名前と記号は、森田さんらのチームがIUPACに提案していた。関係者によると、新元素の名称案は「日本生まれ」であることが明快に分かる点を重視したという。「ジャポニウム」が有力候補だったが、外国語より日本語がいいなどの理由で回避した。「ニッポニウム」は元東北帝国大学長の小川正孝博士が1908年に「発見した」と発表した43番元素(後に誤りと判明)に命名した経緯があり、IUPACのルールで使えなかった。《毎日新聞》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【スズキ・鈴木修会長】CEO職を辞任へ
スズキは8日、燃費不正問題の責任を取り、鈴木修会長兼最高経営責任者(CEO)が、CEO職を辞任し、技術担当の本田治副社長が退任する人事を発表した。いずれも29日付。 また、役員報酬については、鈴木会長が7月から6カ月間にわたり40%減額、鈴木俊宏社長が同期間に30%減額する。不正問題を起こした部署の管理職も処分する。《朝日新聞》
【サッカー・長谷部誠選手】南三陸の被災幼稚園を訪問
サッカー日本代表の長谷部誠選手(32)が8日、東日本大震災の津波で園舎が流失した宮城県南三陸町のあさひ幼稚園を訪問し、園児のサッカーチームの旗作りやミニサッカーを通じて交流を深めた。長谷部選手は2011年12月に初めて同園を訪れ、今回が6回目。「今後も支援を続けたい」と語った。
長谷部選手は園舎再建のため総額約1億2千万円を日本ユニセフ協会に寄付し、全額が新園舎1棟の建設費に充てられた。新園舎は全4棟の予定で、10月中の完成を見込んでいる。
日本ユニセフ協会のあさひ幼稚園への支援は終了したが、長谷部選手は「子どもたちの存在は自分にとっての活力。ここに来る意味に区切りはない」と語った。《スポニチ》
【自民党・きたしろ勝彦議員】「(舛添知事は)疑惑の総合商店だ」
東京都の舛添知事に対する都議会の追及は8日も続いており、午後1時から一般質問が始まった。 一般質問は、与党・都議会自民党の議員が「身を切る覚悟が必要だ」と述べ、知事への厳しい追及から始まった。舛添知事は7日と同じような答弁を繰り返すにとどまっている。
都議会自民党・きたしろ勝彦議員「疑惑の総合商店だと言わざるを得ません。しかるべき時に身を切る覚悟が必要だと思う。道義的責任をどう考えているのか、おうかがいします」
舛添知事「言葉を尽くせない政治家は身を切るべきというご指摘だとして、重く受け止めたい。強く自らを戒め、しっかりと問題に対応していきたいと思う。そのことが道義的責任を果たしていく第一歩でもあると考えております」《日テレNews》
【中部圏知事会議】防災対策支援を国に提言
中部圏9県と名古屋市で構成する中部圏知事会議が8日、長野県上田市で開かれ、火山噴火や地震など防災対策への財政支援などを国に求めることを決めた。2017年度予算の概算要求に反映されるよう、近く国に提言書を出す。
岐阜県の古田肇知事は14年の御嶽山(長野、岐阜)噴火に触れ「山小屋の機能を強化して避難施設として使えるよう、国は民営も含め整備に財政的な支援をしてほしい」と述べた。
ほかに地方大への支援や外国人児童に対する日本語教育の充実、交通網を整備する必要性なども議論され、計19項目を提言することで一致した。《共同通信》